最近、いわゆる「レギュラー化」しているオカルト番組はいったい何?
最近、ゴールデンタイムと呼ばれる時間帯に占い師や前世を予言する霊能力者が出演しています
前者の占い師に関しては1週間に複数の局で複数の番組がレギュラー化しており
さらには大晦日等の特別な日にも長時間特番が放送されています
後者の霊能力者も同じように長時間特番が頻繁に放送されています。
私は別にオカルト番組が嫌いという訳ではありません。
胡散臭さを楽しむものとして、例えば夏によく放送される稲川淳二さんの霊体験を語る特別番組はむしろ好きな部類に入ります
しかしそれはあくまで一年に一度の特番です。毎週は見ません。
しかし最近は毎週のように・・というか毎日のようにオカルト番組がゴールデンタイムで放送されています
もちろん今に始まったことではなく少し前も霊能力者が出演する番組はレギュラー化していました。
ですが最近はそれが毎日のように放送され、しかも出演するゲストが号泣したりと
演技かもしれませんが、見ている側は本当に泣いているようにしか見えず
まるで「この人の占いは信じて当たり前」のような雰囲気が伝わってきます。
もちろん「いったい何?」と聞かれれば「視聴率が良いからでしょ」と返されると思います。
しかしそれとは別にこのある意味宗教とも言える様なオカルト番組の「繁栄」は何が原因なのでしょうか?
テレビはよく世相を反映すると聞きます。これも世相を反映しているのでしょうか?
今年初めには「いざなぎ景気越え」と言われ(儲かっているのは大企業だけかも知れませんが)
去年、今年は90年代と違い、非常に勢いが戻ってきていると思います。
宗教にすがりつくようなほど視聴者は弱っているとは思えず
なぜ公共の電波でここまで異常な宗教紛いの番組が増えているのでしょうか