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安全日って?
妊娠しにくいといわれている安全日って、どれくらいの期間なんですか?
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- misa-on28
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質問者さんは「安全日」という表現を使っていますから いわゆるリズム法あるいは周期的禁欲法の「避妊法」としての応用を考えているという前提で改めて書き込ませていただきたいと思います。 まず,妊娠を希望されている方は当然妊娠確率を上げるために排卵日をなるべく正確に把握する必要があることはいうまでもありません。またこの場合は男性女性の生殖細胞の受精可能期間は短めに見積もるべきでしょう。 男性の精子は通常2日程度で受精能力を失うといわれていますが 医学書院の「標準生理学」(第5版)という教科書では但し書きとして 6日間受精能力を保つという報告もある と書いてあります。 このばあい妊娠希望ではたまたま6日間も受精能力を保つ精子を頼るわけにはいきませんから 2日以内で精子は能力を失うと考えて計画を立てたほうがいいでしょう。 逆に避妊希望の場合は2日で受精能力を失うと考えて安全日を計算し、 たまたま6日も受精能力を持った精子がいたりすれば妊娠の危険が高くなりますから、これは6日間は危険だな、と考えなければなりません。 また産婦人科の河野美代子先生は著作の中で精子は最大7日程度は生きると書いておられます。 (ごくまれに10日生きるケースもあった、とある本で読んだのですがこれはどの本だったか現在確認できませんでした。まあごくまれ、ということではあったと思いますからそれをリスクと考えるかどうかはそれぞれのカップルが判断すればいいことです。) ただ避妊を確実にしようと考えれば精子の寿命が6から7日程度保つものもいる,ということは完全に無視することはできない要素であるとはいえます。 質問者様の年齢がおいくつであるかがわからないのでこれも一般論でいうと、日本での妊娠中絶は確かに減少を続けています。 しかし20未満についていえば、厚生労働省のHPでみれば > 平成16年度の実施率を指数(平成元年=100)でみると、「総数」では71.5、「20歳未満」では173.6となっている。(表6) http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei/04-2/kekka5.html そしてこれも医学書院の「標準産科婦人科学」によると、はじめての月経から3年経過してもやっと50%の女性がいわゆる正常な月経リズムに移行するにすぎません。 妊娠中絶の減少していない年齢層がまた月経の順調でない年齢層とも一致するということは無視できないリスクです。 もしも質問者様が10代で「安全日は安心してセックスできるのかな?」とお考えならば、最低でも月経周期が確立してからではないとお話しになりませんよといわざるを得ません。 また前出の河野美代子先生はこのように書いておられます。 >卵子や精子の寿命からいえば、理論的には「高温期になって4日目くらいから月経までの間は妊娠しない期間」ということになります。しかし、女性ホルモンの分泌は微妙なので、体調やストレスなどによって排卵日は変わるもの。基礎体温で妊娠しにくい時期がわかっても、「安全日」などというものはないと心得ましょう。妊娠したくないのであれば、常に避妊することが必要です。 以上のようなことから、「安全日」は女性の性周期の中で存在することは確かですが、それを確実な避妊法として、確実な避妊が必要なティーンズカップルや女性側の性周期の不安定なカップルに単独の避妊法として応用することは難しいということがいえます。 また避妊法にはそれぞれパール指数という効果の目安があります。 これは100人の女性が1年間その避妊法を用いて性生活を持った場合、何人の女性が妊娠するか、という数字です。当然数字が小さい方が優れた避妊法と言うことになります。 これも面白いことに理想的なばあいと一般的な場合に分かれます。 たとえばコンドームは一般的使用で14、理想的使用で3という数字が 一般的に言われています。 つまり100人の女性がコンドームでの避妊を一年間続け、とりあえず使った場合14人が、パッケージの説明書を二人でよく読んで正しく使ったとしても3人が妊娠すると言うわけです。 (コンドームを下げるときに毛を巻き込んでそこから破れたり、射精してすぐに抜去しなかったために漏れたり、と言うエラーが起こったり、不適格な使い方としては生で入れて行きそうになったらコンドームをつけてフィニッシュしますなんていう例もありますから、説明書通りの使用が重要なんですね) ちなみに周期的禁欲法(オギノ式や基礎体温法)は一般的で25、理想的で1から9あたりの数字が一般的に紹介されているようです。(文献により多少の変動はあるようですが) ここまでは科学的な数字ですが、この数字に示されるリスクをどう判断するかはそれぞれのカップルの事情、価値観、判断にゆだねられるべきことで、私を含め他者がどうこう言うことではありません。 たとえば質問者様に子供がもう既に1人か2人いて、もう1人は頑張れば育てられるけど、しんどいかもしれない。避妊はするけどできてしまえば頑張って育てるよ、というカップルならば コンドームのパール指数3は受け入れられるリスクと思うかも知れません。 また、10代で未婚、結婚はすぐにはできない、事情があって妊娠は即中絶につながると言うカップルでしたら パール指数3は無視できないリスクと判断されるかも知れませんね。 どの避妊法にもそれぞれのパール指数があります。これを自分たちの性生活にどのように受け入れるかと言うことは女だけでなくカップルとして話し合って決めることが大切です。 また、避妊法として「安全日」をもとめる方法には全く無視できない問題があります。 それはこの方法の科学的な根拠に関わるものではないのですが、それを人間に応用する場合に現れる問題です。 つまりこの方法は男性側の自己抑制に満ちた協力と男女両性に強い意志の力を求められると言うことです。 避妊法はその目的の一つに女性の保護があることからもわかるように,男性の協力が無くても行えることが理想です。 コンドーム法ですら めんどくさい 快感が少なくなる などと協力しないバカ男がいたりするわけですから 危険な周期に原則禁欲をしてもらうこの方法は男性側の協力を得ると言うことが結構な問題となってしまいます。 また女性も男性もムードに流されやすい(性欲に負けるともいう)ものですから「今日はどうだったっけ?危ない日だったかも?」と思いながらも情熱の赴くままやってしまった、なんてことも起こりがちです。(特に若いうちは) 生理学的に正しい知識、理論も、実際のカップルに運用する場合は男性側の非協力やムード(強い性欲)と言う要素が存在すると実行が困難になってしまうと言うことですね。 またもう一つの理想的な避妊法の条件に「簡単である」ことがあげられます。 理想的な避妊法であるとされるピルですら「薬ののみ忘れ」というヒューマンエラーが起こりえますが、安全日を正確に知るためには当然毎朝基礎体温を測ることが必要です。 これが案外つまらない理由でうっかり忘れてしまったり、 子育て中の主婦であれば子供が待ったなし、目が覚めたら即活動開始しなければ,,なんて場合は大変に難しくなります。 これは突き詰めれば子供に対する性教育、あるいは家庭における女性の地位、など日本の文化的なものまで視野に入れなければ解決しにくい社会状況といえるでしょうね。器具も薬品もいらない避妊ではありますが、これを生身の日本人女性に適応する場合の難しさは確実にあります。 以上は 安全日って?と言う質問に対して、それだけで避妊に応用するつもりなら他の方法を考えた方がいいんじゃないか、特に妊娠を望めない状態での単独使用ではちょっと危ないよ、というお答えをする理由です。 もし、質問者様が ・性的に成熟した女性でリズム法を用いた時のパール指数のリスクも受け入れる用意がある(妊娠確率を下げられれば確実な避妊でなくてもよい) ・他の避妊法と組み合わせてリスクを下げるために知りたい(こういう使い方ならば有益でしょう) ・カトリックの敬虔な信者 ・じつは妊娠希望でやっても無駄になる日という意味で安全日を知りたい などの理由で「安全日」を知りたいと思われるのならまず 月経の記録をとり 基礎体温を測り続けて ある程度使えるデータを蓄積する。 その上で本やサイトで勉強する。 基礎体温表の変化がわかりにくかったり疑問があればそれを持って 信頼できる産婦人科のドクターに相談する ということをお勧めします。
- northshore2
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本当に真意はこの場で議論する気はありませんが、 あまりにも不本意な回答をされる方が多いので… 現在、日本の総人口は約1億2000万人です。 その内、もっともsexをするであろう15歳~49歳までの女性の数は、おおよそ2600万人です! 厚生労働省のデータベースで皆さん調べてください。 http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/index.html 2007年度に人口避妊中絶手術をされた方は30万人弱です。 http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/s_db_13/s_db_13.html 要するに、女性のうち望まない妊娠をされて、子供を降ろすのは約10%です。 (ただし、同じ女人が繰り返して中絶している可能性が高く、この比率はもっと下がります。 しかし、最近はアフターピルで子供を堕ので、比率は上がるかもしれませんが…) また先進国において日本の中絶手術を受ける率が高いと言う、文献や情報は見受けられません。 >100%信用する事はやめてくださいね。 という根拠の無い脅しの様な回答は止めましょう。 100%でないのなら9?%まで大丈夫なのか科学的に提示しましょう。 只でさえ、sexは人間の感情が絡み精神的に混乱をきたす可能性があります。正しい性の知識を有する方が回答すべきです。 PS;ちなみに私が最初に提示した「花王のロリエ」のH.Pに掲載されているデータはかなり信憑性が高いです。サンプル数、有効回答数がダントツです。 その中で、女性の35%は基礎体温を測った事もない! 女性の70%は自身の基礎体温や生理サイクルを把握していない! sexにおける避妊は85%近くコンドームを使用している。 (ただし、男性の回答は96%と言うデータもあります) 結婚されて赤ちゃんが欲しくなったが恵まれなくて、不妊治療を受け始めてから基礎体温を測る方が大半です。(同じく不妊治療を受けられる方も約30万人/年です。) 不妊治療を受けられると先ず最初に、基礎体温+タイミング法を先生から進められます。 そして、その内の70%の方が3年以内に子供を授かっています。 http://akanbou.com/ninshin/main.html 本当に生理不順、妊娠・出産に問題のある女性は、全女性の数%しかおりません。 これが事実です!事実を提示できない方は回答すべきではないと思います。
- misa-on28
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No2です。 たしかに書き方があまりよくなかったですね。 卵子の寿命と書いてしまいましたが、これはいけませんでしたね。 実際卵子の受精可能期間は当然もっと短いわけです。その点は3番さんのおっしゃるとおりです。 ただし、外から排卵の正確な瞬間を認知することは事実上難しく、排卵のタイミングは低温期から高温期に移行する3日間の中のどこかで起こるとしかいえないとかんがえれば、排卵されている可能性のある期間が一周期中最大3日あると見積もった方がよいのではないかということです。 精子の寿命もとりあえずはいわれている最大値で考えてみるほうが 安全では?とおもいます。 妊娠しちゃまずいカップルというとやはり10代 あるいはもう育てることが大変になる40代以降(この際不倫はおいておくとします)が主流ではないかと思います。 この二つのグループはどちらも月経周期が不安定になりやすい、という 共通点があるように見受けられます。 こうなるとリズム法はだいぶ危険がましてくる避妊法といえるのではないかと思います。 で日本の妊娠中絶が多いのも実際この10代と中年過ぎの40代以降の妊娠なんですね。 また性的に成熟している安定しているはずの年代の女性でも、イレギュラーなストレスなどで周期が乱れることはありますし、いつも通り次回も完全に予測通り動いてくれるかは不確定な部分が残ります。 まあ妊娠ってある意味命のかかるイベントですから、 安全日はどれくらいの期間ですか?と質問するのならば むしろいろんなファクターにかく乱されにくい安定した避妊法を 考える方がいいのではないかと思いますね。
参考までに。 100%信用する事はやめてくださいね。
- northshore2
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この場で議論するつもりはありませんが、No2さんの回答で気になったので! 良くネット上や、一般的な風潮で間違っている内容なので指摘します。 >いわゆる安全期は理論上のことです。 理論上ではありません、正しくデータを取って統計的にも検証されています。 >排卵後、卵子の寿命が最大限見積もって3日程度。 卵子の寿命は数~十数時間です。24時間生きていたと言う書込みが随所に見られますが、文献や資料、データを確認できません。 >事実上安全日は無いと思った方が身のためです。 大多数の女性で、安全日は間違いなくあります。 ※.安全期間中のsexによる避妊率は、低容量ピルと同じ程度の確立です。 学問・教育の分野で私の名まで質問していますが、ドイツの大学で実証実験とレポートが出ています。 また男性の精子は場合によって一週間 まれには10日以上 >精子の寿命は3~4日です。1週間生きていたと言う書込みが随所に見られますが、文献や資料、データを確認できません。 もし、お疑いなら実証データやレポートが載っているURL等を紹介してください。
- misa-on28
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いわゆる安全期は理論上のことです。 排卵後、卵子の寿命が最大限見積もって3日程度。その間に精子と出会わなければ妊娠は発生しません。 若い人や月経周期が乱れがちな人の場合(更年期もね) 思わぬときに排卵があったり性交刺激で誘発されることもあり得ますから 事実上安全日は無いと思った方が身のためです。 また男性の精子は場合によって一週間 まれには10日以上 女性の体内で生存していることもあるとのことですから 男性側パートナーが元気な精子の持ち主なら なおのこと安全日は無いです。 月経周期が鉄板的に安定していて精子の寿命も想定内の場合は理論値に近い数字になるでしょう。 でもストレスなんかで動くこともあるし、 確実に避妊なら、若い人はピル、経産婦の方でしたらIUDなんかが よろしいかと思います。 基礎体温測定は必須ですね。 いわゆる安全期とは理論上はともかく生身の女性の上には無い、と 比較的妊娠確率が低い程度のものと考えるのが吉です。
- northshore2
- ベストアンサー率41% (802/1934)
人によって違いますが、一般的には 排卵期間の終わった12日~16日間です。 健康で規則正しい生理サイクルな方なら、 それ以上ホルモン分泌がされません。