「…を隠しきれない」

質問

残虐な事件等に対する付近住民の感想を報じる際、
「…と驚きを隠しきれない様子で語りました」等と
よくアナウンサーは言います。

私は「隠しきれない」って言葉を
必死で平静を装ってるけど表情や言葉尻から
その驚きがにじみでてて分かっちゃう感じ、
と理解してるんですが、

その付近住民に対するインタビュー映像を見てると
「いやぁ驚きました」と非常にストレートに言ってます。
つまり、そもそも隠す意図などないっぽいのです。

でも決まり文句のようにメディアはこの言い回しを
多用します。皆さんは別に「変だな」とは感じません？

あと、この表現の人気の秘密は何なのでしょう。

回答No.1

macbain · ベストアンサー

＞でも決まり文句のようにメディアはこの言い回しを
＞多用します。皆さんは別に「変だな」とは感じません？

　感じます感じます、大いに感じます^^)。

　この言葉は実際の現場とか当事者が事実（真実）としてどうだったかを伝えるための言葉ではなく、単に記事として文章の形を整えるだけの紋切り型だと思います。他にも「期待に胸を膨らませていました」とか「決意を新たにしていました」、「青ざめた表情で話していました」とか「真剣な表情で（興味深そうに）聞き入っていました」など。これらの言葉を使えば、内容は茶濁しに過ぎないものであっても一応記事風の文章になるので便利なんじゃないでしょうか。

　「隠しきれない様子で語りました」という表現は臨場感を出す意図があるようにも思います。全くの私見ですけれど。

お礼

本来は「事実はどうなのか」を伝えるだけで良いハズなんですけどねぇ。
臨場感とか、記事としての体裁とか、なるほど納得する部分が多くあります。

回答No.4

noname#118466

UTAさんが全く正しいと思います。私もこのような表現に出会うと驚きを隠しきれません。

隠すとは人に物事を知られないようにする動作。
きれないは動詞切れるの否定形。切れるとは物事を最後までやりぬくことだと理解します。こらえきれずに泣いちゃった、死んでも死にきれないによく現れています。

現在のようにテレビカメラに向かって堂々と意見を述べる庶民にはふさわしくない表現の筈ですが、言葉の意味さえ考えず、機関銃のように喋り捲る事件現場の若いアナウンサーが間違って使い始め、今や定着しつつある表現ではないでしょうか。
「情けは人のためならず」という同類の間違った理解に基づく誤用の例があります。しかし、我々もあまり大きなことは言えない気もします。このような誰にでも分かる便利な表現はつい知らずに使いがちです。正月は常に晴れやかなものであり、連休は楽しむものであり、人の別れは悲しいと決め付けています。実際は各人各様であり生活スタイルも勤務形態もバラエティに富む現代社会では、江戸時代と同じような表現でいいのかどうか考えさせられます。

お礼

先入観というか、#1の方の言う「臨場感」に近いモノでしょうか。
この言い回しによって視聴者が容易にイメージできる、
という意味では、確かに“便利な表現”ですね。なるほど。

回答No.3

taknt

過去に同じような質問がありました。

人気というか、定番なんでしょう。
だいたいこういうという決まり文句だと思います。

参考URL：

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=400143

お礼

なぜこうした表現が人気(定番)なのか…、という質問なんですが。

回答No.2

nika

驚きを隠しきれない様子で語るというのは、隠さず語るということですからそのままストレートに語るということです。
隠しきれないからといって、別に隠そうとしているわけではありません。ですからそのままストレートになるわけです。
たとえば、驚きを隠せないのは私だけでしょうか。という表現もみんな驚いているという意味ですから、やっぱり人気のある表現だという気がします。

人間びっくりするようなことがあると、やはり隠せないのが人気の秘密じゃないでしょうか。

私もこの人気の秘密を隠しきれませんでした。？？？？

お礼

何をおっしゃりたいのか、実はよく分かりません。
ごめんなさい。