わたしの周りにも、ディーラーから転職した人間が、数人いますが、
大切なのは、車が好きかどうかではなくて、知り合いがどれだけいるかみたいです。保険の外交員と一緒ですね。お友達たくさんいますか?
買う側も、専門的な知識を求める車好きは、全体のごく少数で、どれだけ感じのいい人かとか人付き合いが上手かというのが、求められるのでしょう。
なので、結局は、知り合いに売ってノルマをこなし、一通り売っちゃうとこなせなくなって転職、新しい人が入って、その人が知り合いに売って・・・を販売店の中で繰り返してるのが実情ではないでしょうか。
もちろん人付き合いに長けてる方は、営業しながら人脈を作っていってずっと現職でいられるのでしょうが。
ですから、現在、販売の仕事でお得意さんがたくさんいるという方でしたら、転職しても充分やっていけると思いますが、そうでなければ、整備とかそちらの職種のほうがよいのでは?車が好きなだけであれば。
また、車が好きなのであれば、業界のおかれている状況をご存知かと思いますが、現在、すでに厳しいですし、今後もっと厳しくなると思われます。
トヨタやホンダがかろうじて現在の業績を維持しているのは、北米を中心とした海外市場に負うところが大きいです。国内市場は、少子化でパイが少なくなっていながら、更に原油高騰の逆風、深刻で、想定外だったと思うのは、若者の自動車離れです。ただでさえ、少なくなっている若年層が自動車を購入しないのですから大きな痛手です。
自動車メーカーや関連工場は、海外に買い手をシフトすることで収益を上げることが出来ますが、ディーラーは、国内のお客さんを相手にするしかありません。これからどんどん、65歳以上の人口が増える中、ドライバーの人口が減ることは避けられず、営業マンは、今まで以上に、スキルが高くないとノルマを達成できないと予測されます。なかなか厳しい業界かもしれません。
ただ、好きな仕事が出来る人というのは少数派なわけですから、やりがいのある仕事だとお考えでしたら、チャレンジする価値はあるのではないでしょうか。どうぞ、自分の資質、特性、スキルを冷静に分析して頑張ってみてください。
お礼
色々ありがとうございました。
補足
丁寧に回答してくださり本当にありがとうございます。車が好きというだけで転職を考えていたわけではないのですが、文面からするとそれだけで転職を希望しているような安易な表現に見えますよね。すみませんでした。おっしゃるとおり自動車業界は今後、厳しくなる一方でしょうからなかなか難しいですよね。