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正しいhtmlというのは専門職の自己満足でしょうか?
私はコーディングを仕事にしていますが、現在企業サイト(ポータル・ターゲットは20代~30代の女性)をほぼコーディングではない部分で手伝っています。 そのサイトが、私個人から見ると全くありえないのです。 ・バリバリテーブルレイアウト。ネストに次ぐネスト。xhtmlやcssについての知識は5年前で止まっている模様。 ・doctypeとか多分知らない。bodyが2つあったりする。 ・画像は大抵1枚画像でpositionで背景に指定、画像置換でテキストを画面外へ飛ばす ・あるいは前面にspacer.gifを置き、そのaltに背景画像の文言を指定など意味がわからない。(ホームページビルダーで作ったようなソースです) ・SEO対策はウン百万お金をかけないといけないと言いながら、METAタグやtitle、hタグなどは総スルー(SEOについては、小手先では上位に来ることが難しいジャンルのサイトなので、実際はどうでもいいと思っているのかも) ・文字はもちろんpx指定。 ・altも入れてないところがほとんど。 ・IE6最適化。(ただユーザーの9割はIE6なので、この辺りは問題なし) ・デザインは非常に素人くさく古いイメージ。 と例をあげるときりがないのですが…ただ、デザインは置いておくとして、このサイト、目で見る分には問題ありません。 一般ユーザー(この場合、視覚障害者や特殊な環境での閲覧等は含まない)が見て問題なければそれで良いのか?最近わからなくなってきました。 最低限のSEO対策をやることにどれほど意味があるのか、特殊な閲覧者を考慮する必要がそもそもそれほどないのか、わからないことばかりです。 私は今まで時間やコストを考えた上で、できうる限り正しいhtmlをきちんと書き、普通のユーザー・特殊なユーザー・ロボットの誰が見ても内容を理解することができるサイトを作ることが良かれと思い、制作をしてきましたが、それは制作者としての自己満足なのでしょうか。 誰にとってもそうであるのなら自信を持って上司に進言したいのですが、私がそう感じるだけなら意味のないことなので…。 専門的な話ができる相手が身近にいないのもあり、毎日いら立ちが募り非常に悩んでいます。 様々な立場の方からご意見をいただきたいです。 よろしくお願いします。
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はははは。笑うしかないな。いや、いずこも同じだな、と思わず笑いが込み上げてね。こっちもデザイン会社からプログラム部分だけ外部発注で請け負ったりしているけど、まぁデザイナが書くコードなんて似たようなもの。(そもそもコードなんて見たこと人間がデザインしているかも) 確かに、無駄に複雑で冗長なコードは、廃したほうが後々のメリットは大きい。よく、デザイナーさんから届くファイルなんかをチェックすると、無駄に<div>タグが何重にもかけられてたりして、「これ、整理すれば半分の長さにならない?」とかいうことは多々ある。そうしたときは、極力無駄な部分を取り除くようにしている。これは、後々細かなデザイン修正などを行ったとき、無意味なトラブルを回避することにもつながる。最終的には、時間と労力の節約になるはずだから。 ただし、それは「完璧なHTML」を目指す、というわけじゃない。例えば、HTMLTidyやSGML Parserなどでページの文法チェックをすれば、GoogleやYahoo!のようなサイトでさえエラーの嵐になる。おそらく、これらの文法チェックをクリアしているページなどまずない、ってのが現状じゃないか。例えば、自分で書いたコードをこれらで文法チェックしてノーエラーになるまで修正している? としたら、それは「やりすぎ」だと思う。正しいHTMLは悪くはないが、そのためには逆に諦めなければならないテクニックもたくさん出てきてしまう。 従って、自分の中で「これは最低限守りたい」というラインを引いて、そのへんで折り合いをつけるしかないんでないか。「完璧」よりも「現実的なライン」のほうが大事だ。だから、まずは「現実的な落としどころ」を考えて、それをベースに「せめて、最低限このラインはクリアできるようにしませんか?」と進言してみる、というのはどうだろうか。無駄と誤りの多いコードをそのままにしておくことは、未来へツケを先送りすることになる。ブラウザがバージョンアップした途端、ページが正しく表示されなくなった、なんてリスクは未然に防いだほうが、最終的には手間も時間もかからないはず。こうした「今は問題ないが、将来、いつ爆発するかわからない時限爆弾みたいなコード」がどれだけやっかいか、うまく説明することができれば、ある程度の社内的なガイドラインを作ることはできないこともないように思うが。 ただし、それがあまり複雑になると、誰も守らなくなる。文句はたくさんあるだろうが、「最低限、これだけでも」ということに絞って、現実的な妥協点を探っていくのが一番妥当な道じゃないだろうか。
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- galluda
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がると申します。 んと…色々あろうかと思いますが、とりあえず経験上一言。 「目先しか見えない場当たりなものは、後でもの凄く強烈に反撃してきます」 作りっぱなしで更新なしメンテナンス無しのPageなら別によろしいのかもしれませんが。 そうでないのであれば、まぁLintで100点取れるところまで、とは言いませんが、明らかにW3Cに非準拠なものは避けられた方が、無難だと思われます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね、もう既に反撃されているような気もします… 自分の責任(というか何か問題が起こったときにうだうだ言われたくないので)を果たす意味でも、やはり進言はしていきたいと思います。
- pick52
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結局はHTMLなんて、ちゃんと見られることが大前提なので 文法的には正しくても正常に表示できないなら意味がないですよね。 勿論、なるべく正しいHTMLを書こうとする努力は必要だと思いますが そこまで根気詰めて完全なものを書く必要もないと思います。 要所要所で使い分けることが大切。 例えば、音声ブラウザ対策だって実際の所、そういうのを想定していない サイトで対策をしても意味がないですし。 ただ、無駄な記述があるならそれは削除した方がいいですね。 (bodyが2つあるとか) 文法を見直しただけでブラウザの表示速度(パース速度?)が改善 されたりすることもあるようなのでその辺りは考慮すべきですね。 (ファイルサイズが小さければその分、ダウンロードにかかる時間も 減るし)
お礼
ご回答ありがとうございます。 頭では99%は問題ないとわかっていても、余りに汚いコードにイライラしてしまっています。私が仕切れる仕事ではないので、アドバイスはしつつ、あまり気にしないようにしようかと思います… コードを直すことで読み込みが早くなる、見出しタグをきちんとつければSEOに効果的、など言われていますが、あまり劇的に変化が現れる部分ではないので強く言えないでいます。
- adaga2324
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難しい問題を抱えておられると思います。 あえて言葉を変えさせていただきますが、「美しいhtml」であることは、作り手の自己満足ではなく、ブラウザによる差異を少なくする、SEOに役立つ、情報更新のときにわかりやすい、などなど、メリットは多くあるはず。ただし、特殊な場合かもしれませんが、テーブル、ピクセル指定を行ったほうが、見栄えがよくなるかもしれませんので、どちらを取るかの選択もあるでしょう。また、改修の費用のことも。 まあ、サイトの目的は、情報を正しく伝えることですので、多くの場合、「ちゃんと見えれば問題なし」でしょう。ならば、ユーザの視点・会社側の視点の双方から、今の作り方の問題点を挙げて、将来、それがトラブルにつながるかどうかを考えてから、上司の方に進言しないと、制作者の自己満足と取られてしまいます。「美しいhtml」はそれなりの理由があるのですから、それを説明してください。そうすれば、いつするか、なども含めて、前向きな進言になりますよ。 なお、必要最低限のSEOの方は、やらないよりやったほうがいいに決まっています。こちらは、がんばってください、と応援させていただきます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 正直なところ今の状態から変えるのは難しそうですが、SEOも含めアドバイスはしていきたいと思います。 それを聞き入れてくれるかは別の話ですが…
お礼
ご回答ありがとうございます。 私もW3C Validatorやlintでの点数にこだわりすぎることは本末転倒だと考えていますので、それはあまり気にしていません。 ガイドラインなど作れたらいいですね。主にページを制作している社員が不勉強なのが一番の原因なのですが、その方がいる限りは現在の環境は変えられそうにありません…。 一応私は助言しましたよ、という意味でSEOも含めアドバイスはしていきたいと思います。