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「( )」を使うときの「。」の付け方について教えてください。

「( )」を使うときの「。」の付け方について教えてください。 私は  (1)「今日は雨でした。(昨日は晴れでした。)明日も雨です。」 という使い方だと思っていたのですが、 知人にそれは文法的におかしくて  (2)「今日は雨でした。(昨日は晴れでした)明日も雨です」 でないかと言われました。 (2)は2文目が後の文と繋がっているようで変な感じがします。 私は文章を書くときは(1)の書き方を使っています。 また以下のような使い方をすることもあります。  (3)「今日は雨でした(昨日は晴れでした)。明日も雨です。」) 文法的にどうなのか、おわかりになる方よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.8

> 文法的にどうなのか、おわかりになる方よろしくお願いします。 先ず初めに、これは文法とは関係ありません。 マル、テン、カッコなどのいわゆる「くぎり符号」の使い方については、昭和21年に文部省(現文部科学省)において策定された『くぎり符号の使ひ方〔句読法〕(案)』が基本ルールとなりますが、その前書きには次のように書かれています。 「くぎり符号は、文脈をあきらかにして文の読解を正しくかつ容易ならしめようとするものである」 つまり、くぎり符号というものは文そのものではなく、文の区切りをはっきりさせて文意を読み誤らせないために使う記号に過ぎません。したがって、いわゆる文法(語法)の範疇外になります。 また、その種類や使用方法も厳格に規定されているわけではなく、上記の目的に適っていさえすれば使い方は自由とされています。 「くぎり符号の適用は一種の修辞でもあるから、文の論理的なすぢみちを乱さない範囲内で自由に加減し、あるひはこの案を参考として更に他の符号を使つてもよい」 『くぎり符号の使ひ方〔句読法〕(案)』 http://homepage3.nifty.com/recipe_okiba/nifongo/kugiri.html 要するにルールは “あってない” ようなものですが、間違いなく言えることは、「。」を打った場合には、その前の言葉はすべて前の文に、後の言葉は後の文に属するということです。 ご質問の例文は基本的に「今日は雨でした。明日も雨です」という2文からなり、() 内の「昨日は晴れでした」は前の文の補足書きと考えられます。つまりこの補足書きまでが前の文に属するので、次のように () の直後に句点を打つ必要があります。 「今日は雨でした(昨日は晴れでした)。明日も雨です」 これが正しい‥と言うより、文脈を正しく伝えるための最適な句点の打ち方です。 (1)「今日は雨でした。(昨日は晴れでした。)明日も雨です。」 (2)「今日は雨でした。(昨日は晴れでした)明日も雨です」 これらは () の直前に句点が打たれているため、客観的に見て「昨日は晴れでした」が後の文の補足であるとの誤解を与え、いずれも適切とは言えません(ただし、後の文を補足するのならば話は別ですが‥)。 なお、「」、()内の一番最後の文については、句点がなくてもそこで文が終わることは一目瞭然ですから、敢えて打つ必要はありません(完全に蛇足です)。もちろん打っても間違いではありませんが、ない方が見た目がすっきりして読みやすくなるので、新聞・雑誌、小説などの図書においても、多くの場合は打っていません。

harp-seal
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 「ルールは “あってない”」というのに安心しました。 そのほかの部分も一番わかりやすく感じたので ベストアンサーに選ばせていただきます。

その他の回答 (7)

  • ParisKing
  • ベストアンサー率15% (11/69)
回答No.7

知人が正しい。 「」の仲の最後の 。は省略 ()には。はできるだけ書かない

harp-seal
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 例文が適当ですみませんでしたが、(2)の閉じ括弧の前の句点は入れ忘れです。 いろいろなご意見があり、とりあえず(1)(2)(3)のどれかが 決定的に間違っていると言うことはないのかなと思いました。

  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.6

はじめまして。 既に回答は出ていますが、少し補足します。 ご質問: <「( )」を使うときの「。」の付け方について教えてください。> 1.( )は付加的に説明を加える、一種の挿入句です。この場合は、引用句の最後に「。」をつける前に( )を挿入する形で結構です。 2.ご質問にある例文なら(3)の 「今日は雨でした(昨日は晴れでした)。明日も雨です。」 が正しい語法になります。 3.例文(1)の 「今日は雨でした。(昨日は晴れでした。)明日も雨です。」 も間違いとは言えませんが、次の文の文頭へかかっているような視覚的な字感を受けますので、個人的には違和感があります。 4.ちなみに英語などでは、( )は必ずピリオドの前に置きます。ピリオドも( )の後に最後に文をまとめる意味で1度打つだけです。 例: It was rainy today (Yesterday was fine). 「今日は雨でした(昨日は晴れでした)。」 ここでのyesterdayは名詞として使っており主語にすることができます。 5.なお、ご質問文の場合なら、「でした」が重複しているので、反復を避けた以下のような表現もすっきりします。 例: 「今日は雨(昨日は晴れ)でした。明日も雨です。」 6.まあ、これくらいの文であれば、( )を使わず等位に並列して 「昨日は晴れでしたが、今日は雨でした。明日も雨です。」 と文頭に挿入するような重文にしても差し支えないでしょう。 前後文脈や語感で( )の使用は区別されるといいでしょう。 以上ご参考までに。

harp-seal
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ( )が挿入句というのは考えたことがありませんでした。 そう考えると(3)が正しいというご意見にもすごく納得です。

  • yambejp
  • ベストアンサー率51% (3827/7415)
回答No.5

「今日は雨(注記:昨日は晴れ)でした。明日も雨です。」 「今日は雨でした。明日も雨です。(注記:昨日は晴れでした。)」 のいずれかがよろしいのではないでしょうか?

harp-seal
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 だいたいくだけた文で使っているので、 「注記:」という書き方にすると逆にちょっとくどいかなという気がします。

  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.4

会話文の「」内では、()の挿入は不自然です。実際に言わないのに、「」内に入っていることに違和感を感じます。会話文の「」ではなく、引用文の「」である場合、注釈として()を入れることは可能です。但し、引用の厳密性を保つために、注釈は「」の後に表記するのがマナーかとは思います。 「」の中に、()を入れて表記することが妥当かどうかという問題は以上のようにありますが、純粋に質問の趣旨のみに対して回答するならば、()内が完結した文である限り、(1)または(3)でなければなりません。(2)は不適切です。閉じ」の前に句点がないのは単なる書き間違いだと理解しましたが・・・。(2)を修正して、   (4)「今日は雨でした。(昨日は晴れでしたが)明日も雨です。」 というようにすれば、まだわかります。但し、これも前後のつながりからすれば変です。つながりが不自然にならないようにするなら、   (5)「今日は雨でした(、昨日は晴れでしたが)。明日も雨です。」 のようになりますが、句読点の使い方としてはまだ不自然です。自然な形としては、   (6)「昨日は晴れでしたが、今日は雨でした。明日も雨です。」 ということになるかと思います。つまり、()を使わない形にしないと不自然だということです。

harp-seal
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 例文が適当ですみませんでしたが 「」内は会話文でなく強調のためにつけただけのつもりでした。 また(2)の閉じ括弧の前の句点はご指摘の通り入れ忘れです。 ( )と「。」の使い方については、確かに使わないのが一番確実かもしれませんね。

  • sames
  • ベストアンサー率31% (7/22)
回答No.3

文科省は、 ( )や「 」にかかわらず、文の終わりに「。」をつける、としています。 これに従えば、「今日は雨でした。(昨日は晴れでした。)明日も雨です。」となります。 ところが、これは学校の中だけで通用する表記法で、世間の新聞や雑誌はこの方法を採りません。 ( )や「 」の外に「。」をつけることはあっても中につけることはありません。( )や「 」があれば、そこで文が終わっていることが明らかだからです。 ですから、一般には、 「今日は雨でした(昨日は晴れでした)。明日も雨です」となります。 有名作家で文科省方式を採るのは、吉本ばななさんなど2・3人しか私は知りません。

harp-seal
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なんだかいろんな使い方をみる気がしていましたが 文科省式と一般式では微妙に違うんですね。 納得しました。

  • dxdydzdw
  • ベストアンサー率43% (85/197)
回答No.2

括弧内の 【昨日は晴れでした】を、文と捉えるか、それとも挿入された句と捉えるかで異なってきます。 これを文と捉え、前の文章に補足すると考えると、文章に対する句読点が打てます。つまりご質問の例の (1)「今日は雨でした。(昨日は晴れでした。)明日も雨です。」 が成り立ちます。この場合文は三つです。 一方、これはあくまでも前の文章に対して補助的なもので、それに従属する句を形成するという考えにたてば、句読点は必要ではありません。つまり例の中では (3)「今日は雨でした(昨日は晴れでした)。明日も雨です。」 となります。この場合、文は二つだけと考えるわけです。(1)と(3)はこのように考えると二つとも文法的に成り立ち得ます。 どう考えても(2)は抵抗があります。今日は雨、という叙述に対して、【昨日は晴れでした】があるのであって、明日も雨という文の文頭に先立って括弧のある文は文法的にも馴染みにくいと思います。

harp-seal
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 例文が適当ですみませんでしたが文は3つのつもりでした。 そうすると一番適切なのは(1)ということになるんですね。

  • mukaiyama
  • ベストアンサー率47% (10402/21783)
回答No.1

>(1)「今日は雨でした。(昨日は晴れでした。)明日も雨です。」… ご質問文に掲げられた例文に関する限り、(1) が正解です。 かっこ (かぎでも同じ) の中が独立した文を構成していますから、句読点が必要です。 かっこの中が引用語だと打たなかったり、文をなしていても簡単なものには打たないこともあります。 http://www.bunka.go.jp/kokugo/frame.asp?tm=20080814100033 日本語について詳しくは、主務官庁である文化庁の『国語施策情報システム』をどうぞ。 http://www.bunka.go.jp/kokugo/ [参考資料]→[区切り符号の使い (ひ) 方]→[2/8 ページ]

harp-seal
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 また参考URLの方もどうもありがとうございました。 こんなものがあったんですね。 今度時間のあるときにみてみます。

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