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最高音がGのチェンバロ曲の演奏方法及び曲と楽器

 チェンバロ曲で、D.スカルラッティやソレールなどの作品には最高音が「G」の曲がありますが、R社の電子チェンバロ、本物のチェンバロでは、最高音が「F」までであり、これらの曲を弾けません(泣)。  一方、スコット・ロスを始めとして他のプロの演奏CDを聴くと、ちゃんとGの音まで出ています(驚!)。  プロの方は、最高音が「G」のチェンバロ曲(例えばスカルラッティの有名なホ長調のソナタ、上はF♯、Gとも使う曲)をどのようにして演奏しているのでしょうか?  また、最高音が「G」のチェンバロ曲につき、上記作曲家の他にもありましたら教えてください。  さらには、(低音側はFからあって、かつ)最高音がGまであるチェンバロ情報につき教えてください(当方が知る限り、現在ではz社のスピネットだけかと把握しております。)。          以上、宜しくお願い致します。

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noname#192232
noname#192232
回答No.1

スカルラッティのソナタは, 大型のイタリアンチェンバロ(最低音G~最高音G 5オクターヴ)という 現存数が極めて少ない珍しいチェンバロではないでしょうか。 >低音側はFからあって、かつ最高音がGまであるチェンバロ 最高音を拡張したものではなく,G~Gのようです。

kotegiob
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。  確かにスカルラッティのソナタでのチェンバロは現存数が極めて少ない珍しいチェンバロだったのではないかと私も思いますね。  (手元に資料がないのでウロ覚えですが、)ロスの34枚組CDの解説か何かに、スペインのチェンバロがG~Gの5オクターヴだった旨が記載されていたように記憶してます。 イタリアンタイプのG~Gの5オクターヴの楽器も、日本の製作者のサイトで見たことがあります。  ただ、スカルラッティのソナタでは、Gまで使う曲が可成り多いので、これを何とかして弾きたい、という思いが強くなっていくので困りものです(汗)。  プロのCDも「Gまであるチェンバロ」ではないはず、と思うのですが、いずれも何故か高い方の(F♯及び)G音が出ているので不思議でしょうがないと感じます。裏技として、「2段鍵盤の上鍵盤の上のE、FをそれぞれF♯、Gにまで上げる」ということをやっているのか?(でもそれだと、その2音だけ音質が全く変わってしまうのでは?)などと勝手に想像(妄想)する今日この頃です。  F-Gのチェンバロにつき、歴史的な楽器(オリジナル楽器)としては未だ発見されていないのかもしれませんね。(なお、スカルラッティのソナタでF-Gの音域を使う曲がありますが、それは、G~Gの5オクターブの楽器の低音側を1音下げれば対応できるようです。)  ただ、先ほど調べてみたところ、音域がE1~G5(64鍵!!!)というチェンバロを見つけました(驚!)。これはおそらく特注ではないかと思われますが、でも、スカルラッティファンとしては、こういう楽器が欲しいんですよね(笑)、トランスポーズも2段階付いてますし。(一体いくらするのやら) http://www.aoi.shizuoka-city.or.jp/3c_cembalo.htm

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