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羽生4冠は強くなったのか、弱くなったのか。
羽生4冠のファンです。 永世名人になり、棋聖を逆転で奪取し、4冠達成。 勝数、勝率、タイトル数などなど。 比肩しうる棋士はいない。 ダントツの最強棋士と思いたいが、最近他の棋士も結構タイトルを取っており、森内、佐藤は、最近では羽生と互角の力量を備えるようになった。 現在進行中の王位戦では、深浦王位が王手をかけている。 以前は、深浦は羽生の敵ではないかの印象を持っていたのだが、ここにきての戦績は羽生より勝っているのでは。 羽生4冠が弱くなったのか、それとも他の棋士が強くなって羽生と並ぶようになったのか。 羽生ファンとしては、羽生独走を期待したいので、ちょっと気がかりです。 質問というほどの質問ではないと思いますが、よければご回答をお願いします。
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こんにちは。 数字的に見れば、近年は強くも弱くもなっていないですね。 2008 0.679(20位) 19勝(1位) (8/2現在) 2007 0.710 44勝 2006 0.667 34勝 2005 0.645? 40勝 2004 0.769 60勝 2003 0.635? 33勝 2002 0.676 50勝 2001 0.687 46勝 2000 0.764 68勝 ・・・ 1995 0.836 46勝 (七冠制覇の年度) ・・・ 1988 0.800 64勝 (NHK杯で歴代名人4人を破って優勝、史上唯一人の記録4部門独占、無冠・最年少で初の最優秀棋士) 1987 0.8197 50勝 賞金・対局料ランキングでも、谷川さんに竜王、名人を取られた年以外は、ずーっとトップですよね。 七冠制覇のときは、神がかっていました。番勝負の相手が詰みを逃すなど、勝手に転んでくれたり。 2003~2004年に、森内さんが羽生さんから3つタイトルを奪って、あっという間に三冠王になり、羽生さんは1冠になりました。あの時の森内さんは、本当に強かったです。 しかし、羽生さんは、すぐ4冠に復帰しました。 今年は、すでに奪取2(名人・棋聖)、挑戦1(王位)。 2つの防衛戦(王座、王将)のうちの1つを制するか、あるいは、2つともライバルに取られさえしなければ、最優秀棋士は当確だと思います。 NHKの番組(プロフェッショナル・仕事の流儀だったと思いますが)で、 羽生さんは、手を深く読むことができていた若い頃とは同じことはできない、という意味で、 「あえて読まない」 という言葉を言っていました。 直感的に浮かんだ手を重んじるということでしょう。 これは、大山十五世の将棋に通ずるところがあります。 大山先生には、深く読まないのに急所に手が行く、という特徴があったらしいです。 だから、タイトル独占を何年も続けることができたのかもしれません。 そういう意味では、羽生さんは、これからだんだん強くなる可能性さえあるかも。
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- hisya
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羽生さんの終盤力は衰えてると思います。 正確度で言えば、10年くらい前のほうが上だった気がします。 あのころは、秒読みにも強く、終盤のミスがほとんどなかった。 しかし、それで弱くなってるかと言えば、そうとは言い切れない。 勝率が昨年は7割ですからね。タイトルでは今年は名人を取った。 おそらく、終盤の競り合いにせず勝つ将棋が増えてるだと思う。 大局観の重視など将棋の方向性が変わってきてるんでしょう。
お礼
有難うございます。
- moritan2
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全体として羽生名人が最強であることは間違いないと思います。しかし人間ですから、棋士を志した時からの目標である永世名人を達成したのですから、一息入れることになるのは仕方がないのでは。 若い時と比べるとコンピュータに例えればクロックスピードとメモリ容量は当然落ちているでしょう。その代りソフトがバージョンアップしているはずです。もし、2度目の7冠を達成するとしたら、大山十五世名人のように深く読まなくても最善手を指せるようなソフトを持つことが重要でしょう。
お礼
有難うございます。
お礼
有難うございます。 先が楽しみです。