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限りなくゼロに近い?名人交代劇のニュースバリュー (プロ棋界の存在意義は?)

予想通りの展開で羽生名人が失冠、森内三冠の誕生となりましたが、各マスコミのそっけない取り上げ方を 見ると、今回の名人交代劇は、地方競馬の万馬券かプロ野球二軍戦の完封試合と同程度、またはそれ以下の ニュースバリューしかないように思えます。 やはり囲碁や将棋は文化に値しない分野なのでしょうか。その程度のインパクトしかないマイナーな分野に スポンサーの新聞各紙が巨額の契約金を投資し続けるのが不思議でなりません。 紙面に占める比重から見て、プロ棋士の組織も、契約金も、現在の1/10~1/20程度の規模でじゅうぶんだと 思いますが、どうでしょうか。 棋院や連盟が経営に行き詰まって解散しても、アマチュアの囲碁、将棋ファンは困らないと思います。 プロ棋界の存在意義はどこにあるのでしょう? 昔からある議論ではありますが、識者のご高見を賜りたく、お尋ねする次第です。

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  • nozomi500
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回答No.2

>プロ棋士の組織も、契約金も、現在の1/10~1/20程度の規模でじゅうぶんだと思いますが、どうでしょうか。 >昔からある議論ではありますが、識者のご高見を賜りたく、お尋ねする次第です。 議論やご意見募集は、ここの削除の対象ですので、その点はご確認していただいて。(削除の経験者・自信あり) ニュースの扱いが小さいことについて。 たとえば、プロボクシングのタイトルが、WBAとWBCだとチャンピオンの交代はニュースですが、プロレスのタイトルっていくつあるかわからないような団体では、力道山の時代ではひとつタイトルとればニュースだったけど、今じゃ一部のファンしか関心がない。 将棋でいえば、谷川がジャイアント馬場、羽生がアントニオ猪木ぐらいに匹敵する(中原・大山あたりが力道山)のだと思いますが、それ以後は、スーパースターじゃない(大仁田とか天龍とかのレベル) 野球でも「巨人大鵬卵焼き」の時代の(全国TVはジャイアンツだけ)王・長島などのスーパースターにくらべたら、いまは、パリーグでもそこそこのスター選手の活躍を知ってる人は知っています。 森内が7冠達成すればともかく、個々のタイトルで騒がないのが情報社会では普通なんじゃないでしょうか。

noname#7749
質問者

お礼

下らん疑問にお付き合いくださり、ありがとうございます。 > ニュースの扱いが小さいことについて。 「扱いが小さいこと」そのものより、契約金相応な扱いでないことに疑問を感じているのが正直なところです。 巨額の契約金を投じているなら、相応の扱いをすべきであるし、ニュースバリューがないと判断するなら、規模を縮小するなり、他のスポンサーに権利を譲る (かつて朝日から毎日に移ったように) なりすべきではないかと。(プロ野球近鉄の例を見ても、今の時代に買い手が付くとは思えませんが) 毎日のホンネは「やる気はすでになくなっているが、連盟との長年の付き合いを簡単には切れないので仕方なく惰性でズルズル続けている」といったあたりではないかと想像しています。 > 7冠達成すればともかく、個々のタイトルで騒がないのが情報社会では普通なんじゃないでしょうか。 これは一理も二理もありますね。 七冠独占という極限の記録が8年も前に実現されてしまった以上、他のニュースのインパクトが薄れるのは致し方ないことでしょうか。木村、大山両名人の時代は名人の失冠だけでもちょっとした事件だったと思いますが。 詰将棋の世界で『ミクロコスモス』以降の長篇作品に驚きが感じられなくなったこととある意味で似ていますね。

noname#7749
質問者

補足

コメントありがとうございます。 > 議論やご意見募集は、ここの削除の対象です 大変失礼致しました。 文言を一部訂正致します。 > 昔からある議論ではありますが、識者のご高見を賜りたく、お尋ねする次第です。 昔からある疑問に感じておりますが、未だに結論を出しかねております。 識者諸賢のご教示を頂ければ幸甚に存じます。

その他の回答 (1)

  • aminouchi
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回答No.1

将棋の名人戦の棋譜掲載権は主催新聞社である毎日新聞が持っていることはご存知だと思います。一般に新聞は自社以外の他の新聞社が主催の囲碁や将棋のタイトル戦については結果のみを報じるベタ記事扱いにするのが普通です。逆に主催紙は大きく取り上げて報道します。 その事を踏まえて今日の各新聞(と言っても2紙だけしか見られませんでしたが)の扱いを見るとサンケイ新聞は5段に渡る記事となっていました。また竜王戦を主催し毎日とはライバルにあたる読売新聞も3段の記事にしていました。つまり、一般の将棋タイトル戦にくらべて大きな扱いをしています。これは「そっけない取り上げ方」とは言えないと思います。 TVではもともとあまり将棋や囲碁のタイトル戦は取り上げないですし、羽生七冠の時のフィーバーぶりの方が異常です。言い換えればこの扱いは「地方競馬の万馬券かプロ野球二軍戦の完封試合と同程度、またはそれ以下」とはとても言えないと思うのですが・・ それと、プロ野球がなかったり、サッカーのプロリーグが無かったと仮定したとき、今と同じように野球やサッカーが繁栄しているでしょうか。 ある競技(ここでは便宜的にまとめて競技としておきます)に技量の優れたプロ集団があり、そのことで金を稼げるプロの存在がアマチュアの底辺を広げアマチュアの繁栄をもたらすのです。囲碁や将棋に限らずそうしたプロの存在しない競技は結局のところ繁栄しないし、もし繁栄したとしてもそれは長続きしません。これだけで充分な存在意義を示しています。

noname#7749
質問者

補足

コメントありがとうございます。 > 一般に新聞は自社以外の他の新聞社が主催の囲碁や将棋のタイトル戦については結果のみを報じるベタ記事扱いにするのが普通です。 無論、それは認知した上での投稿です。 > 逆に主催紙は大きく取り上げて報道します。 これはかなり疑問です。 確かに、朝刊ではトップでしたが、MSN-毎日のオンラインニュースでは、昨日、本日とも、一度もトップラインで取り上げられることはありませんでした。 昨夜などは、(MSN-毎日オンラインで)結果を確認するのに一苦労したほどです。 WEB上で騒がれたのは2ちゃんねるぐらいではないでしょうか。 正直、今朝の朝刊を見るまでは、主催紙にやる気がないのではないかと感じました。 (まともに取り組む気がないなら、契約金のムダ) > つまり、一般の将棋タイトル戦にくらべて大きな扱いをしています。 産経と読売は未確認です。 > 金を稼げるプロの存在がアマチュアの底辺を広げアマチュアの繁栄をもたらすのです。 スポーツや芸能など、他分野のプロに比して認知度、知名度が極度に低い囲碁、将棋のプロがアマチュアの繁栄にどの程度貢献しているか、疑問です。 羽生、谷川クラスのトップ棋士でさえ、「将棋の名人ですか。で、ご職業は?」とか「食っていけるんですか?」と訊かれたことがあるそうです。 食うに困らない高収入があっても、「高収入であることが社会的に認知されていない」状況では意味がないように思えます。 > プロの存在しない競技は結局のところ繁栄しない 逆説的に言うと、「(日本には) 囲碁や将棋のプロは存在するが、野球やサッカーのプロほど認知されていないから、(日本では) 囲碁も将棋も結局のところ繁栄しない」(→ だから囲碁の国際戦で韓国や中国にまったく歯が立たない) というところでしょうか。