#2です。
幸福の木は表面的に見える樹形に比べて根はとても貧弱です。
一般的にお店で買う幸福の木は挿し木の状態で植えられており、地表に近い部分には根はなく鉢底にかけて張根を伸ばしています。
このことから、いかに底部の根に水を与えることかが重要で鉢から水がこぼれる状態でそれを確認します。
ただ、土がいつも湿っていると根腐れやカビの原因になりますので地表から2,3センチのところまで乾いた状態なら鉢の底部から水がこぼれるくらい与えてください。
潅水の目安として水位計を利用する方法もあります。
http://dictionary.bloom-s.co.jp/kanri/massan.htm
日照はどうでしょうか。
幸福の木は耐陰性は高い樹種ですが、やはり薄暗い状態では
いずれ弱ってきてしまいます。
できれば、薄いカーテン越しに明かりが入る状態がベストかと思います。
施肥の状態はどうでしょうか。
個体の状態にもよりますが、ある程度の施肥は行った方がいいと思います
夏の間はプロミックの大粒のようなやや大型の固形肥料をいくつか鉢土
の上に置いてあげると良いでしょう。
また、鉢の大きさによる根づまりも注意した方がいいでしょう。
一般的にお店で売られている幸福の木は木の容量に対して鉢の大きさは必ずしも足りているとは思いません。
販売時の樹形のバランスを考えていますが、相手は生き物ですから成長します。
茎も太くなるし、根も生えてきます。
植物が全体的に元気がないという状態であれば、大半は地表より下が原因と考えられます。
どうしても元気が回復しない場合だったら、植え替えも視野に入れておいたほうがいいかもしれません。
植え替えのときに木を抜くと、鉢の形のまま土が抜けてきますが表面をよく見てください。
白い根がうじゃうじゃ生えていたら根づまりです。
要は鉢が小さすぎて収まりきれない状態なのです。
一回り大きな鉢を用意して、根の周りの固まった土を取り除いてください。
根が露出した状態で新しい土の中に植えてやると、なじんできて元気を取り戻すこともあります。
幸福の木は冬場に枯らしてしまう人が多いのも事実です。
夏はなんとか乗り切っても、冬の寒さが問題で最低でも10度、どんなにさむくても7,8度はないと弱ってしまい、枯れることもあります。
この時期は冬眠期に入りますので水遣りは1週間に一度程度、屋外などの環境なら1ヶ月以上潅水しなくてもOKです。
個体の状況を見て判断してください。
私も幸福の木を記念樹としてさしあげましたが、たいてい水遣りと温度管理で弱ってしまって・・・
今、家で療養中の木も何本かあります。
重要なのは土の状態を指で確認することですよ。
ご自分の子供さんが熱を出したらオデコで熱を測るでしょ。
それと同じです。
気持ちの問題もあると思います。
葉っぱを水で拭いてやると、元気になったように感じませんか?
人間と植物は気が繋がっているような気がしています。
お互い、勉強していきましょうよ♪
お礼
大変ご丁寧に誠にありがとうございました! 本当に初心者なので、色々知識を探すと、基礎をふまえた上での記事しか見つける事が出来ず。。。チンプンカンプンな事が多すぎて困っておりましたが、ご回答下さった文章にそって初めからやり直してみます♪ お水を沢山あげたらクタクタだった葉に少し張りが出てきました。やはり足りていなかったんですね^^ 植物には本当に癒されます。2歳の子供もお水をあげながら「ゴクゴクしてねー」と話しかけてました。 ご回答大事にさせて頂きます☆=ありがとうございました。