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ユダヤ教って??

ユダヤ教って一体どんな宗教なんでしょう?特色を教えてください。 また、離散(ディアスポラ)の始まりについても教えていただけないでしょうか? お願いします

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回答No.3

ユダヤ教といえば、モーセが有名でしょうか。 モーセの十戒や紅海を渡る話しはお聞きになった事もあるのでは? 聖書に拠れば、イスラエルの民がYHWH(ヤーウェ)によって導かれ エジプトの支配から逃れたことから、この神のみを信仰するようになった ということになっています。 ただ、史実としては、遊牧民族であった諸部族(12部族)が、 ひとつの神を信仰するようになり、イスラエル民族を形成して行ったと言う 見方が有力だったように思います。 聖典は、キリスト教でいう所の旧約聖書ですが、 この『旧約』というのは、キリスト教の『新約』に対してつけられたもので ユダヤ教の立場から見れば、新約も旧約もなく、 いわゆる『旧約聖書』のみが聖典です。 このほかに『トーラー』と呼ばれる、モーセ五書の註解書も大切にされています。 (モーセ五書とは『創世記』『出エジプト記』『レビ記』『民数記』『申命記』の5つです) 特色と言えば、選民思想と一神教ということだと思いますが、 現在のユダヤ教については詳しくないので、なんとも言えません(^^;) ディアスポラとは、バビロニア捕囚によって多くののユダヤ人が バビロニアに連れて行かれるという出来事がありました。(BC586) これがディアスポラの始まりです。 この事により、バビロニアと言う異郷での生活を余儀なくされた捕囚民は その信仰の中心にあった神殿を失う事となりました。 そのため、神殿祭儀中心の信仰ではなく、 シナゴーグと呼ばれる会堂での、律法中心の信仰形態へと移行していきました。 やがて捕囚期が終わり、エルサレムに戻る事をゆるされましたが、 バビロニアから戻ってきたユダヤ人を、その信仰形態の違いから ディアスポラのユダヤ人と区別して呼ぶようになりました。 元々、捕囚民となったのは、優秀なユダヤ人が多かったようで バビロニアの文明に慣れた彼らと、エルサレムに残ったユダヤ人の間に 生活習慣等の隔たりが生じた事も、 『ディアスポラのユダヤ人』という区別を生んだ一因のようです。 もしかしたら、記憶違いのことがあるかもしれませんが 参考にしていただければ幸いです。

momo1003
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございました。 自分で本を読めばいい事なのですが、少し知ったうえで読もうと思い質問をしてみました。本当にありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • yaima
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回答No.2

まず、ユダヤ教は一神教です。 絶対神(唯一神)ヤハウエを信仰しています。 排他的な選民思想がある。 辞書的に言うと、こんなものでしょうか。 ちなみに、拝んでいる神様は、キリスト教とイスラム教と同じ神様です。 ただ解釈が違うだけです。 最大の聖典は旧約聖書です。ただ、ユダヤ教では単に聖書といいます。 戒律に厳しい点もあり、今でもシャバット(安息日)は守られていますね。 ディアスポラは、ローマ帝国の侵攻がきっかけです。 首都エルサレムが陥落して、各地は散り散りになり、 マサダの砦(今は観光地でロープウエイもあります)が陥落し、 イスラエル(当時の名前は?ですが)が完全に滅亡しました。

momo1003
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 ユダヤ教は、一神教ということと選民思想という2つの基本概念に基づいているということなのでしょうか・・・。

noname#5645
noname#5645
回答No.1

ちょっと記憶が曖昧で、断片的ですが。 最大の特色としては一神教であるということでしょうか。 ユダヤ教では、ラビとよばれる人が律法について解説したりするのであったと思います。例えばラバン・ヨナハン・ベンザッカイとか。たしかこういう呼称はそのラビの階級のようなものを表していたような気がしました。 教義は、トーラーというような書物に書いてあり、それを読むには特殊な読み方があったようなことを聞いた覚えがあります。あと色々書物があり、トーセフタといわれるものとか、色々です。 旧約聖書をよむとユダヤ教についてなども少しはわかるかと思います。 ディアスポラの始まりまではちょっと覚えてないです。

momo1003
質問者

お礼

ユダヤ教について調べようと思ったのですが、何一つ分からないことに気付き質問をさせていただきました。 高校がカトリックスクールだったので、宗教の時間があり聖書を使っていました。それを探し出して呼んでみたいと思います。 回答いただき、ありがとうございました。