- ベストアンサー
鉄骨基礎の柱却部の柱主筋について
RC造の柱主筋の最上部にはフックをつけるように標準仕様書にありますが、基礎柱却部分については記載がありません。 しかし設計図書にはよく書き込みが有り、監理者よりフックをつけるように指示があります。 構造計算上(確認申請等)必要な部分でしょうか???? ベースパック等の場合必要でないとも聞いたことが有ります。何方か分かりやすく教えてください。お願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
建築構造屋です RC柱の最上部の鉄筋(4隅部)の主筋にフックを設ける理由は、 火災時に柱角4隅の鉄筋は最も熱を受ける部分であるため、鉄筋の熱膨張により柱頭部から抜け出し柱梁接合部のパネルゾーンが破壊される場合があります。これを防ぐ為のフックです したがって、基礎柱の場合も、基礎柱の周りが居室など火災の危険があるのであればフックは必要ですし、単に地下ピットであるならフックは不要です。 フックの有無は構造計算には考慮されませんが、構造図面にフックの記述があるのであれば、確認申請上は図面どおりフック付で施工しなければなりません。 フックがあるとどうしても配筋が納まらないのであれば、設計者または監理者に相談です。
その他の回答 (1)
- ys528
- ベストアンサー率52% (58/111)
回答No.2
柱頭部から抜け出すとは倒壊時の事ではなく「火災時」です。 Hoopがダブルなのはベースプレート支圧によるせん断補強のためですが、主筋のフックは前述のように抜け出し防止の為です。
質問者
お礼
回答ありがとうございました。NO.1、NO.2共に非常に参考になりました。今後ともよろしくお願いします。
補足
回答ありがとうございます。 基本的には抜け出し防止の為ということですね。ありがとうございました。柱頭部から抜け出すとは倒壊時の事でしょうか? また、鉄骨基礎の場合、柱型に鉄骨が乗る為、補強の意味で4隅フックと天端のHOOPがダブルになっている訳ではないのですか?柱却部だと曲げやら圧縮の力がかかってくると思うのですが・・・。 回答よろしくお願いします。