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肺線がんの母への治療方針についての相談
- 母が肺の線がんと診断されましたが、CTではほとんど映らず、3ヵ月の経過観察を勧められました。
- 既に手術済みのため再発ではなく新たにできた線がんであると考えられます。
- 医師の判断によれば、転移しにくいがんであり、3ヵ月の経過観察でも問題はないとしています。しかし、不安もあるため、専門的な意見を求めたいと思っています。
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内科医です。 実際にそのCTなどを見ていないし、お母様を診察させていただいているわけでもないので、あくまでも一般的な参考意見としてお聞きください。 1)お母様の胸部CTで、何とか写る程度の腺癌(線癌は誤りです)が見つかった。 2)お母様はすでに13年前に腺癌の手術をしている。今回の癌はその再発ではないだろうと説明された。 3)特にとりたてての検査もなく、3ヶ月後にフォローアップすると言われた。 この3点についてのおたずねと思います。まず1)についてですが、肺の中に腫瘍性の病変があるのは事実でしょう。それが「腺癌」と断定できるのか、というと、肺生検で細胞でもとってきて調べない限り本当は断定できません。ただ、その形やできる位置、またかつて腺癌であったことから推定されたのでしょう。2)については、既に十三年もたっておれば再発ではありえないと考えるのが普通です。3)ですが、これは考えようです。CTで他に異常がないのであれば、肺内の転移は考えにくいですし、3ヶ月後のフォローアップというのは特に常軌を逸している処置とはいえないと思います。勿論やろうと思えばPETなどの検査もやれるのですが、その大きさではおそらく意味のある結果は得られないでしょう。つまり3ヶ月待って、大きさの変化があるかどうか見るのが実際にはもっとも現実的な選択だと思います。ただお母様の現状、たとえば血液検査の結果や症状については私はわかりませんし、どだい今回なぜCTをとるに至ったのか(定期的にとっているのか、もしそうであれば前回の結果はどうだったのか、など)その経緯についてもわかりません。(補足説明を求めているわけではありません、念のため)お母様のことについて納得がいかなければやはり主治医の方とお話になるしかないと思います。どうしても納得しがたい場合には、そのCTを貸してもらって他の病院にセカンドオピニオンを求めにゆくという手もあります。
お礼
回答ありがとうございました。少なくとも3ヵ月の経過観察というのは妙ではないということがわかっただけで安心しました。母は会社の集団検診で「右上肺無気肺?ナントカ」と再検が出たので病院へ行きました。が、無気肺というのは前回の手術痕らしく、それとは別に偶然右中肺に見つかったわけです。医師を疑うわけではなかったのですが、ガンは早期発見というのに3ヵ月も放置していいのか?と疑問に思ったのです。でも先生の回答を読んで、なるほどと思いました。来週、私も直接主治医から説明を受けに行ってみるつもりです。不安な気持ちを少しでも軽くしていただいて本当に感謝してます。ありがとうございました。