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古典派の交響曲でイ短調が少ないのはなぜ?
タイトルのまんまです(笑) 協奏曲やピアノ曲では若干ありますが交響曲では滅多に見かけませんね。なぜでしょう?
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- ADEMU
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回答No.2
あくまでも私の意見ですが、古典音楽の場合は、単独の楽章でなく、複数の楽章で1つの曲をなす、交響曲や協奏曲、ソナタの場合、曲の軸となる調を短調にすると、どうしても全体のバランスからすると短調ばかりになってしまいます。 これを長調を主体とすると第2楽章を短調として曲のバランスもよくなります。 当時の聴衆も暗い曲より明るい曲を好む風潮があったものと考えればロマン派以前の音楽は主流が長調とするのは不思議なことではないと思われます。 当時の作曲家はやはり生活のために作曲しています。売れない曲は書かないと思います。ということで、聴衆受けする長調の曲を多く書いたのではないかと思います。華やかな場面(王宮とか)で短調のオンパレードは好まれるとは思えません。
- 丸井 ふたば(@baieru)
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回答No.1
古典時代の音楽の常識では複雑に難しい曲ほど音楽として価値があると思われてきたという説があります。 なので古典派を問わずにクラシックと呼ばれるものはフラットやシャープがついているものが多いそうですよ。 モーツァルトはどちらかというとイ短調も好きみたいですけれども、ベートーヴェンとかショパンはどちらかというとイ短調を避けているような気がします・・・。
質問者
補足
ご回答ありがとうございます。しかしなぜか平行調のハ長調やニ短調は多いですね。不思議です。
お礼
>華やかな場面で短調のオンパレードは好まれるとは思えません やはり長調偏愛の時代では短調もの自体が葬送ものでもないかぎり特殊だったのですね。