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編曲者の印税について
昔は編曲者には印税が入らないと聞いていましたが、 いま、ネット検索しますと、 音楽出版社によっては、契約で編曲者にも印税が入る場合があるとか、 ここOKWAVEの回答欄でも >昔はアレンジャーつまり編曲家には印税が無かった >のですが森岡先生が編曲家印税の主張をしてから >認められ、編曲家印税が認められるようになりました。 とありました。 現在は、編曲者には作曲者と同じように必ず印税がはいるのでしょうか? それとも、音楽出版社により、印税が入る場合と入らない場合があるのでしょうか? お詳しい方がいらしゃいましたら教えてください。 よろしくお願い致します。
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一例になりますが、JASRAC(日本音楽著作権協会)の 「著作物使用料分配規定」 には、編曲者を含む音楽家に対する分配率規定が明示されていますので、希望すれば、作曲・作詞家と同様に印税を受け取ることができます。 http://www.jasrac.or.jp/profile/covenant/pdf/2.pdf この表の、4ページには演奏の 20ページには出版に対する編曲者への分配規定が明示されています。 ただ、編曲にせよ作曲にせよ、出版社との話し合いでの契約に基づくものですから、編曲料の一括払いで、印税契約は無しという選択もあります。 例えば、1曲あたり編曲料を3万円、曲集1冊で30万円を受け取って、著作権自体を楽譜の出版社に譲り渡すという契約形態です。ベストセラーになっても、指をくわえて見ている外はありませんが、そのときの自分の選択なので仕方がありません。逆に、サッパリ売れないときもあります。印税契約だと1円のおカネも入ってきません。どちらの契約を選ぶべきか、吉と出るか凶と出るかは世に出してみないと分かりません。
お礼
丁寧なご回答、ありがとうございます。 URL,大変参考になりますね。 実は、息子が作曲と編曲をしておりますが、どうも編曲の方が作曲より認められるようなので、質問をしてみました。 早速、息子に日本音楽著作権協会のこのULRを知らせますね。 本当にありがとうございました。