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定期券の範囲より先の駅まで行ったときの精算について
教えてください。 今、メトロ四谷三丁目→四ツ谷→千代田線経由で我孫子駅までの定期を使っています。 通常運賃だと丸の内線・四谷三丁目~四ツ谷までの運賃は160円なのですが、 四谷三丁目~本郷三丁目まで乗った場合でも160円です。 この場合、四谷三丁目から本郷三丁目まで乗ったときの精算額はどのようになるのでしょうか? 定期券で四谷三丁目~四ツ谷を持っていても、通常運賃で同額であるとはいえ精算時には追加料金がかかるものですか?また、いくらかかりますか? それと、質問に際して検索していて別の点で気になったのですが、 四谷三丁目~本郷三丁目は乗車21分で160円であるのに対し、四谷三丁目~御茶ノ水は19分で190円となっているようです。 これはなにか理由があるのでしょうか? お答えをいただければ幸いです。
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本郷三丁目駅まで乗った場合の精算額は160円です。 定期券の運賃と乗車券の運賃は異なります。 たとえば 四谷三丁目~四谷 乗車券:160円 定期券:6000円 四谷三丁目~本郷三丁目 乗車券:160円 定期券:7480円 なお、定期券は通勤1ヶ月で経由は丸ノ内線です。 ちなみに 四谷三丁目~四谷~(南北線)~後楽園~本郷三丁目 乗車券:160円 定期券:6820円 となります。 定期券は区間内で有効期間内であれば、どの区間でも、1日何回乗ってもかまいません。 一方で乗車券は1回の乗車のみに有効です。 このように、定期券と乗車券は利用形態が異なるため、定期券の利用は券面表示区間に限られ、乗車券の値段が一緒でも区間外を利用するときはその区間の運賃が別にかかります。 従って、本郷三丁目駅で降りる場合の精算額は、定期券区間内の駅と本郷三丁目駅の最低となる運賃、ご質問の場合は160円となります。 精算額につきましては、もともと乗車区間で定期券の区間外の区間の運賃を請求するのが本則ですが、現在は利用経路を特定することが著しく困難なため、本郷三丁目駅で下車するときに定期券区間の中で最低の運賃となる駅からの運賃を徴収しています。 また、定期券の精算は乗車券(東京メトロなど金額式回数券の場合は回数券を含む)の差額計算とは異なり、区間外で乗車した区間の乗車券の値段となります。 これはJRなどの回数券のように○○駅←→◇◇駅といった利用区間を表示した回数券の場合も同様で、差額ではなく区間外となる区間の乗車券の値段となります。 また、御茶ノ水の件ですが、東京メトロの乗車券の運賃は最短となる経路で計算し、乗車は大回りとなってもかまいません。JRの東京近郊区間の乗車券と同じ考え方です。 四谷三丁目駅と本郷三丁目駅の運賃は最短となる南北線経由の距離で計算しますので160円となります。実際の乗車は南北線を使っても、丸ノ内線だけでもかまいません。 四谷三丁目駅と御茶ノ水駅の運賃も最短となる南北線経由の距離で計算しますが、その距離が6.1kmと運賃の区切りとなる6kmを超えてしまうため、運賃は190円となります。 南北線を利用しても丸ノ内線だけを利用してもかまいません。 実際には、南北線を利用すると四ツ谷駅で標準4分、後楽園駅で標準5分の乗り換え時間の他に、南北線の電車待ち、丸ノ内線の電車待ちの時間が加算されることから、丸ノ内線一本で行った方が早くなりますので、乗換の案内サイトなどでは、南北線利用のルートが出てこないことが多いようです。 ちなみに、定期券の場合は所要時間が余分にかかっても、購入した経路以外を利用する場合は、その区間の運賃を精算しなくてはなりませんが、現実的には旅客不案内や、利用ルートの特定が困難であるなど、ともすると正直者だけが損をするような、実務上の矛盾点を抱えたきまりになっているといえるでしょう。
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- suiton
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定期券は、券面の区間だけが有効ですから同じ運賃区間でも精算が必要です。 ご質問のケースでは、別途区間160円が必要になります。 また、メトロの運賃は最短距離で計算しますから、四谷三丁目から本郷三丁目までは、丸の内線を利用した場合でも南北線後楽園経由で計算されます。
お礼
なるほど、定期区間をはみだすと不足料金でなく新たに運賃が必要になるのですね。納得行きました、ありがとうございました。