- ベストアンサー
軍用レーダーの性能についてお聞きします。
はじめまして。私は趣味で小説などを書いている者で、今は現代兵器(戦車や戦闘ヘリetc)とロボット(大きさは全長4メートル(ボトムズのAT位))の戦いを描いた戦争物を書いています。 ロボット側の戦術としては、ビルの屋上や一室(例えば20階建ての15階の部屋)、路地裏や下水道に潜伏しての奇襲攻撃を考えているのですが、現在レーダー(もしくはその他の索敵機器)で上記のような場所で潜伏している敵兵器を発見する事は可能なのでしょうか?もし出来るとしたらどの程度の精度なのでしょうか? また、もし発見されるのであればどのような対策をほどこせば見つからないようになるのでしょうか? 捕捉 ・対策や索敵機器に関しては、実用化されていない、理論段階のものでも結構です。 ・ロボットの装甲にステルス機能はなく、オーバーテクノロジー的な機能(ステルス迷彩等)は使用していません。 ・戦場は高層ビルが立ち並ぶニューヨークのような場所です。 ・敵はアメリカと日本の共同部隊です。 ・敵は出来るだけビルなどに被害を出したくありません(絨毯爆撃や無差別攻撃はしません)。 ・ミノフスキー粒子などのSF物質は存在していません。 ・戦場は基本民間人はおりません。 ・戦場は主人公(ロボットを使う軍隊)の支配下です。 ・戦闘は大規模なものではなく、戦車数台単位と小規模(?)です。 その他、回答する上で必要な事項がございましたら、回答者様独自の過程をつけて頂いても構いません。 長文、駄文で申し訳ありませんがよろしくおねがいいたします。
- みんなの回答 (12)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
しつこく#2、#7です。 初期の”見えない敵”に対する対処方法として,米軍がベトナムで使った「振動センサ」があったな と。 見通しの効かないジャングル内の北ベトナム兵の動向を把握するために,振動センサを設置して,振動を拾ったセンサ位置情報の変移からベトコンの動きを把握しようというモノで,「Search&Destroy」なんてカッコ良いキャッチフレーズ(?)もあったけど,センサの信頼・耐久性や精度に問題があってほとんど「役立たず」だったらしい。 まあ,当時の電子技術のレベルを想像するに,本来の性能が発揮できたとしても,車両と人の区別が付くのか?(更に野生動物なんかどうだったんだろうか?)など実用性の問題は解決していたんだろうか? まあ,正常に作動したところで,探知範囲など有効性には甚だ疑わしいものがあるけどね。 最近は,デンソーが企業広告シリーズの「クルマの未来を見に行こう!その3」編で見通しの悪い交差点やブラインドコーナーの可視化技術を紹介しているけど,車両単体の能力ではなく,交差点など要所(事故多発地帯)を監視するセンサと車載センサのデータから画像を合成して可視化しているものだね。 交差点のセンサは既存の超音波のほかに,三次元画像化することからイメージ,IR,ミリ波レーダが設置場所の条件に合わせて選択された複合センサになるのではないか と。車のセンサが充実していてもインフラが整備されていないと成り立ちませんな。 あ,車載センサに関してはミリ波レーダやIRセンサによるサーマルイメージャーが,すでに実用化段階にあるね・・・あとは,いかにコストを下げるかかな。 ほかには,高速データバスによる「情報の共有」か? 米エイブラムスのIVISや仏ル・クレールのFINDERSなどが有名どころ。車両や電子偵察機などのデータを高速デジタル通信で結び車両内のモニターで戦域全体を把握できる仕組み。 今や第4世代戦車の”常識”と言えるんだけど,最後発のはずの”きゅうまる”とか言う戦車は積んでいないんだよねぇ。 「透視化」は難しいけど,「可視化」なら今の技術の応用の範囲にありそうですな・・・で,繰り返すけど,プロットがよくても,この程度の知識ですら心許ないようだったら,戦闘シーンなど熱が入れば入るほど「読むに堪えなくなる」可能性が高いのではないか と。 自身で資料収集して消化してから文章化しないと・・・また,虚実入り交じっているネットの情報を鵜呑みにするのは如何なものかとも。この質問に対する諸氏の回答が信用に足るという根拠はあるの?(「例えば」の話しです。念のために断っておきますが,本質問に対する諸氏の回答は”適切なもの”と言えます)。 まあ,本職のセンセイ(”黒くてデカい猫”のシリーズの大先生など)の本にも有無をも言わせぬ独自の世界が広がっていたりするんだけど・・・勢いで「と学会」狙いならそれもアリかな。
お礼
度重なるご指摘ありがとうございます。 おっしゃる通りで返す言葉もございません。 数冊本を流し読みした程度の知識で『このジャンル』に挑むことがいかに無謀か知りました。 また、独自のSF設定を作り出すにしても、熟考したものでなければ小学生の考えた空想にも劣るものになり、やはり読むに堪えない作品になってしまうでしょう。 現実的にするにしてもフィクション的にするにしても、『中途半端(私の場合中途にもなっていませんが)』ではなくトコトンやる必要があるという事ですね。 懺悔交じりのお礼で申し訳ありませんでした。 ご教授してくださったた内容と頂いた叱咤(と捉えさせてください)は自分の無知さとこのテーマの奥の深さを認識できる、大変ありがたいものでした。 ただ、芝生は高くともできれば現実的な設定でいきたいので、しっかり勉強して『辛うじて読める』ぐらいにはしたいと思います(それでも大変だとは思いますが)。 しつこいようですが、本テーマに貴重な意見をしていただき、誠にありがとうございました。