べタ基礎の根入れ深さについて
基礎底面まで120mm以上という規定がありますが、
標準的なベタ基礎であれば、地中梁成の関係から、300mm程度になるかと思います。
敷地は高低差があり、道路面(坂道)より高い位置にあります。(0.5~1.5m)
■擁壁をつくらず、法面で摺り合わせる計画ですが、道路レベルから、安息角30度で法面造成をした場合(盛土の部分も一部あり)、ベタ基礎の接する部分は、相当根入れを深くする必要があるでしょうか?
あるとすれば、どの程度とるべきでしょうか?
根入れが必要な理由を調べますと、以下です。
「根入れ深さは、できるだけ深い方が望ましい。根入れ深さが浅いと、地震時や台風時などに、構造物が移動・転倒する恐れがある。また、土の中の水分が凍結するたびに、構造物が持ち上がったりすることを繰り返し、徐々に構造物を変形・破壊させてしまう。」
その観点から考えますと・・・
法面の場合、水平方向の圧力に耐えるためには、相当根入れをしないと、意味がない気がします。
■一方で、問題は雨による浸食も気になります。
「龍のひげ」でも植える予定ですが、当面は土のままです。
大雨の際の浸食、土砂の流出等の可能性も考えますと、やはりそれなりの根入れは必要かとも思います。
根入れ120とした場合、地盤部分は水平距離で√3倍(200)足らずです。
根入れとは言えないでしょう・・。
根入れ300とした場合、地盤部分は水平距離で√3倍(520)足らずです。
このように考えていった場合、どこまで根入れすれば良いのか?
何か計算根拠等があるのでしょうか?
極論ですが、地震・台風などにより、建物が法面側へズレたり、転倒したりする恐れがないかどうか・・です。
安息角30度の事が大きな意味を持つとすれば・・・
接地圧、垂直荷重とのバランスをとり、安息角30度方向(斜め下)へ力が働くのでしょうか?
地盤方向(表現の仕方が間違っているかも)が斜め下と言う事であれば、地盤が水平である場合と同様に考えてもさしつかえないような気もしますから、結局300根入れしておけば問題ない・・こんな考え方はやはり間違いでしょうか?
転倒についても、よくよく考えてみますと、平坦部分と同じ事になる・・・そんな気がします。
構造的な部分がまるで理解できてないため、頓珍漢な質問をしてしまっているかもしれませんが、アドバイスよろしくお願いします。
お礼
鋼管杭や場所打ちコンリート杭ならOKということで よろしいでしょうか?