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トランスの用語
トランスのコアで、「EE」とか「EI」といった言葉がありますが、 どのような意味なのでしょう? また、フライバックトランスとはどのような特徴をもったトランスなのでしょうか? 電気技術者の方でお分かりになる方は教えてください!
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Sailorさんの回答に補足します。 小型変圧器積層鉄心(薄い鉄板を積み重ねて作る鉄心)の種類としてはEI, EE, UI型が良く使われます。これらは鉄心の形状からつけられた名称です。 フライバックトランスとは、テレビの受像機に使用されているトランスで、水平走査線の帰線(フライバック)時間を利用して高圧(数万V)を発生させる為に考案されたトランスです。 高圧部の電流は少ない(1mA?)のですが、扱っている周波数が比較的高い(15.75KHz~数10KHz)ためフェライト鉄心を使用しているケースがほとんどです。
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回答はでているようですが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? これらのサイト以外にも検索すると各社のスペックがHITします。 ご参考まで。
- ymmasayan
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積層型鉄心についてはすでにお二人が回答されていますが、 下記のURLに写真が載っています。 このような形にするのは、コイルと鉄心を別々に作って 組み立てでトランスを作るためです。 本当は鉄心は一体で作った方がいいのですが。 薄い珪素鋼板を重ねますので、例えばIとEを交互に互い違いに 重ねることで、磁気抵抗を減らすことができます。
コアのEIとかEEとはコアを形成するパーツの形状からついた名前EIとはボビンに巻いたコイルをE型をしたコアに差込み残りの1辺をI型のコアで塞ぎ閉磁路を形成しEEコアではコイルの両端からE型のコアを向き合わせるように差し込むタイプです。 フライバックトランスの件ですが、これはスイッチング電源の一種のフライバック回路に用いられるトランスと言う意味ではないでしょうか?トランス自体の区別ではなく用途による呼び名ではないでしょうか?特徴としてはトランスコア内にエアギャップがあるものが多い、一次巻線と二次巻線の極性が逆、程度しか思いつきません。用途としては一番有名なのがテレビのアノードキャップに高電圧を供給するトランスでしょう。