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水田に油膜が出てきます
米の苗を植えて、水を入れておいたらどこからか油膜ができていてそれが苗を枯らしてしまいます。一度その油膜と土を取ったのですが次の日にはさらに大きく出てしまいました。田んぼにガソリンなどを巻いた覚えはないのですがどうしてこのような油膜が出てきてしまうのでしょうか。出てきてしまったらどうすればいいのでしょうか?
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>土が赤茶色みたいなさびの色になっていて土からガスが出てきてに 鉄がふいているようです。 みはっこうの有機物が多い水田ですと みはっこう有機物 → けんき性発酵 → メタンガス等のガスが発生 のような条件ですと、 こうきせいで 燐+酸素+鉄 → 黒い沈殿(燐酸酸化鉄) と、燐と鉄が石や砂の表面に黒い膜になってこびりついている状態ですが けんきせいになると、反応が逆になり 黒い沈殿 → 燐+酸素+鉄 と分解して、酸素がけんき性発酵に使われて、鉄と燐が流れ出します。 ガスが出るような強いけんき性では、稲のねぐされは当然発生し、枯れます。二価鉄が溶け出して、空気と反応して三価鉄の膜を作り、これが、油膜に見えます。 ガスが出ているばあ藍には、みはっこう有機物が大量にあると、見当つきますので、秋から冬に行われた深耕が比較的浅い場合(表面にしか有機物がない場合)には、表面をかき混ぜてガス抜きをします。 http://www.pref.iwate.jp/~hp2088/park/kikaku/31st_inedukuri.html の中ほど 「人力除草機で作業能率が向上した」とあります。持っていませんか。 近所では二万ぐらいで売っていたかな、持っているので価格がおぼえていないです。面積が少なければ、まんのうで耕してください。「ガス抜きをする」ことになります。 冷たい水が噴出している(地下の地温が低い)場合には、暗渠排水です。地下水を吹き出す様に節を抜いた竹の棒を打ちこんでください。今年はこれで「運が良ければしのげる」はずです。来春に工事をしてください。 土地改良などで整地した水田ですと、地下深くに有機物がある場合があります。こうきせいに比べけんき性では有機物の分解が早く(だから、ガスが出る)地盤沈下がおこることも考えられます。 ある人の所有する農器具が破壊されるという事件がありました。その人は、「いちいち直してもすぐに壊されるから壊れている状態でなんとかなる」ようにしてしまいました。つまり、毎年暗渠排水の水量調節口内にビニールを押しこまれてその上に土を入れられて配管内を掘りださないと水が出ない、状態なので、地下水位が上がっている状態でも通常通りの農作業ができるようにしました。結果は、付近の水田り地下水位が上がって、近所の水田が湿田化しました。壊されたときに地面から鉄が沸いたのですが、その対策は、その人の水田に限っては取られています。近所の水田は取られていません。したがって、鉄が吹き出しています。 根本的解決は、暗渠排水を確保することです。 ただし、渇水期に水不足で困ることも考えられますから、どの程度排水するかは十分注意してください。
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- usokoku
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鉱油の場合には、既に回答があるので略。 私の地区で油膜というと、けんき性地下水に含まれる鉄がふいて、けんき性でねぐされが起こる場合です。 割った竹の棒(エンビ館等は不可、節を抜いて紐で縛る)を水田に打ちこんで、この竹を中心に地下水が噴出すようにします。 来春に暗渠排水工事でしょう。
- santana-3
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原因は分かりませんが、油膜が出てきたら「油膜除去用パーライト」が農協などにあると思います。
お礼
ありがとうございます。そのようなものがあるのを初めて知りました。ぜひ検討したいと思います。
田んぼで使ったトラクターや田植え機の作動油やエンジンオイル漏れという可能性はないでしょうか・・・。
お礼
ありがとうございます。田植えをしてから2週間くらいしてから出てきたのでその可能性はないと思います。
お礼
ありがとうございます。原因は分からないのですが土が赤茶色みたいなさびの色になっていて土からガスが出てきてにぷくぷくと穴があいてきます。何かが腐って発行しているのでしょうか・・。その場合には油膜が出るものなのでしょうか・・・?