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確かな学力とは
2008年1月の中教審答申「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について」に、次のような記述があります: 次に、改正教育基本法や学校教育法の一部改正は、「生きる力」を支える「確かな学力」、「豊かな心」、「健やかな体」の調和を重視するとともに、学力の重要な要素は、(1)基礎的・基本的な知識・技能の習得、(2)知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等、(3)学習意欲、であることを示した。・・・ この書き方によると、「確かな学力」の要素を、、(1)基礎的・基本的な知識・技能の習得、(2)知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等、(3)学習意欲、と捉えるものと解釈しても良いものなのでしょうか。 ちょっと判断に迷ったので質問させていただいております。 どうぞよろしくお願いいたします。
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補足:もう少し、論旨を明確に・・・。 確かな学力=学校という工程が生産した生徒の身に付けた確かな学力。 つまり、「確かな学力」とは結果としての商品の属性みたいなもの。 「生産の3要素」とは言っても「商品の3要素」とは言わないでしょう。 同じように、「学力の3要素」とは言っても「確かな学力の3要素」とは言わないでしょう。
Q、「確かな学力」の要素を、(1)基礎的・基本的な知識・技能の習得、(2)知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等、(3)学習意欲、と捉えるものと解釈しても良いものなのでしょうか。 A、No! >学力の重要な要素は、 >(1)基礎的・基本的な知識・技能の習得、 >(2)知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等、 >(3)学習意欲、であることを示した。 ですから、3つの要素はあくまでも「学力」の「重要な要素」と書かれているに過ぎません。 ですから、「確かな学力」の「重要な要素」そのものとは書かれていないと思います。 例えば、労働力・設備・材料は生産力の3要素であることは周知の通り。 だが、生産性とか品質を問題にする場合、3要素を組み合わせて商品化するプロセス全てのレベルが問題。 このように、「確かな生産力」と「生産力」では意味合いが違います。 そういうプロセス全てのレベルを捨象しての3要素ですから、「学力の重要な要素は・・・」と記述されているんじゃないですか?