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金正日の読み方について

テレビを見てて疑問に思ったのですが、金正日のことを学者や政治家の皆さんが“キンショウニチ”とか“キンセイジツ”とかって呼ぶのはなぜですか?一般的には“キムジョンイル”ですよね。 それと同じように金大中“キムデジュン”のことを“キンダイチュン”と呼んでいるのもよく見ます。なぜですか?

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  • tnt
  • ベストアンサー率40% (1358/3355)
回答No.3

人名って、結構複雑で、 発音を重視する場合と、文字を重視する場合があります。 たとえば、ヨーロッパの小説を読んでいると 「英語読みでは○×です」と、名前を紹介する場面があります。 参考URLはワーグナーの例です。 つまり、ヨーロッパでは文字重視あり、 このルールからいくと、金正日はきんしょうにちです。 しかし、国民感情的なものから、 特に韓国からは日本語読みをしないで欲しいという要請が あり、今は発音重視の キムジョンイル で呼ぶようになりました。 http://www.yomiuri.co.jp/yomidas/konojune/aw/awr1123.htm このときからです。 しかし、中国についてはこれは徹底していません。 たとえば、毛沢東 これを中国語で読んでいる人は ほとんど居ない筈です。 反政府組織の毛派をマオ派と呼んでいないように。 以前、中国からの留学生にも聞いたのですが、 「字が同じならどちらでも良い」という話で 本人は日本人に読みやすいようにと言う理由で 日本語読みを使っていました。 中国語読みだと発音できない字だったのも確かですが.....

参考URL:
http://www.syuzo.com/kna/kna-033.html
fuminof
質問者

お礼

発音重視と文字重視とはなるほど。日本の場合かな文字があるからある程度発音を表現しやすそうですね。中国で発音重視すると別の漢字になるだろうから何のこっちゃかわからなくなりそうですね。その点、ハングルも発音重視できるのですかね。ありがとうございました。

fuminof
質問者

補足

でも江沢民のことは“コウタクミン”で統一されてますが、金正日は“キンショウニチ”とか“キンセイジツ”とか統一されてませんよね。なんでかご存知でしたら教えてください。

その他の回答 (4)

  • hatman34
  • ベストアンサー率34% (36/103)
回答No.5

本件、人種間のライバル意識を抜きには語れないと思います。 中国人からすれば、「自国で発明した文字が広く他国でも使われている。各国なりに、変化した発音でいいじゃないの。文字を読めば意味も大体通じるし。」てな感じでしょう。大人の態度ですよね。 韓国人・朝鮮人からすると「日本も韓国・朝鮮も、同じように(先進国である)中国から文字を取り入れた対等の関係にある。勝手に日本風の発音で呼ばないでほしい。」てな感じでしょう。ちょっと大人気ないかなと感じます。 各国とも、文字(漢字)と読みの対応を学校教育で必死に教えているんですから、それ以外の対応まで覚えるのは大変だと思います。だから、「韓国もそんなに目くじら立てずに、日本人には勝手に日本読みさせておけばいいんじゃないの」と思います。一方、「まあ、韓国が現地読みを希望するんだったら、そんなに数が多いわけじゃないんだから、できる範囲でやってくか。」とも思います。 でもね、キムデジュン(金大中)、キムジョンイル(金正日)くらいは良いんですが、李承晩、安重根まで、さかのぼって現地読みする気にはなれませんね。そんなことしてたら、どんどん漢字の音読みを、2重に覚えなきゃならなくなる。 中国人については、毛沢東どころか、周恩来あるいは歴史上の人物が山ほど居て、到底現地読みなんて、日本人には無理です。 これから学校教育をうける子供たちに、現地読みの発音だけで歴史上の人名を教えたりしたら、親子で歴史談義もできなくなっちゃいますね。 以上、質問への回答になってないですが。

fuminof
質問者

お礼

回答になってないどころか大変興味深い回答ありがとうございます! 漢字に限らず言葉って歴史的背景以外にも地域によっても異なる上に変化していくから統一することはまず無理でしょうね。 最近の名前事情などを見ていると、日本が漢字をどんどんややこしくしていることは間違いないですし。 日・中でのパソコンの漢字変換なんてお手上げです。中国は特に大陸と香港でも違うし。 これからは通訳や翻訳の仕事もより大変になっていきそうですね。

回答No.4

地名でも現地語読みを優先させようというのはありまして、中国の都市名で重慶などが変わっていますね。北京、上海は日本語の音ではありませんし、台北は民放(タイペイ)とNHK(たいほく)で読み方が違います。名前の読み方についてはNHKは徹底していて例えの例ですが、金大中とテロップがでるならば、きんだいちゅうと読みます。キムデジュンとテロップがでるところでは決して漢字を表示させません(実際にはどちらを用いるか局内で統一されているはずです)。語学講座である「ハングル講座」では、出演者の名前が、カタカナだったり、漢字だったりするのは、そういう使い分けを出演者がしている為です。 ご質問の日本語読みをするわけは、テレビに出る政治家や学者ぐらいの年齢では、日本語読みをしていたのが普通であり、今風の呼び方に変えていないからです。それは既に回答があるように、韓国側からの要請があったためでした。また、在日韓国人は、役所などの公的な場で、韓国風の読み方が日本で出来ないのは差別であるとして、裁判や運動をする人もいます。

fuminof
質問者

お礼

お礼が遅れて申し訳ないです。 私もなるべく現地読みにすることに賛成です。名前って読み方も含めて名前ですからね。日本人の名前なんて、同じ漢字でも読み方が全然違うことが多いですし。でも、漢字圏特有の歴史的背景だけでなく、言語や民族、法律や人権などあらゆる角度から考えさせられる事の多い問題ですね。 御丁寧な回答、ありがとうございました!

noname#10826
noname#10826
回答No.2

これは、韓国の場合、一応漢字の名前もあるのですが、韓国の新聞でも特別な場合以外使われないように、ハングルが正字なのです。昔、韓国でも漢字が使われていた頃は、中国人のときと同じように、「きんせいじつ」と読んでいました。

fuminof
質問者

お礼

中国は漢字だけなのでわかりやすいんですが、韓国・朝鮮の場合は漢字とハングル文字がある上に、漢字の扱い方が日本とも違うみたいなのでややこしいですね。 ありがとうございました!

  • taknt
  • ベストアンサー率19% (1556/7783)
回答No.1

過去の質問ですけど、参考にしてください。 参考URLを入れておきます。 昔は、日本語読みだったものの名残かと思います。 マスコミ等は、変わっても、学者や政治家の頭の固い人は昔のままなんでしょうね。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=401665
fuminof
質問者

お礼

過去の質問にあったんですね。一応調べてたんですけど… ありがとうございました!

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