- ベストアンサー
『市民ケーン』のバラのつぼみ。
『市民ケーン』は実在の新聞王ハーストをモデルにしたと聞きます。 で、「新聞王ハーストは愛妾マリオン・デイビスの秘部を『バラのつぼみ』と愛称で呼んでいる」と伝え聞いたことがO・ウェルズにインスピレーションを与えたとも聞きます。 だとすると、『市民ケーン』はちゃめっ気たっぷりな映画で、ハーストが激怒したのも頷けます。 やっぱり事実ですか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
新聞王ケーンが「バラのつぼみ」という謎の言葉を残して臨終するシーンで始まる映画ですね。 題材は、新聞王ハーストをモデルです。 まあ、新聞王といってもアメリカの道徳や政治、ひいては世界情勢までも操ろうとして、新聞のインチキは当り前だったようです。 この映画でウェルズは、ハーストを敵に回してしまいました。アカデミー脚本賞は受賞したが、妨害工作のために興行的には散々だったようです。 で、質問の件ですが真実のです。 映画史に後々にまで語り継がれるような、何か大きなイタズラをしでかしたかったようです。 ザ・ディレクター~「市民ケーン」の真実》で、この辺の事が映画化されています。 あと、《「市民ケーン」、すべて真実》ロバート・キャリンジャー(築摩書房)を読まれると面白いかも・・・
お礼
これからは失笑なしに「市民ケーン」は見られません。ハーストがおちょくられたと感じたとしても仕方がないですねぇ。 ただ個人的には、そーゆーのが好きだったりします。ご紹介の本も読んでみます。ありがとうございます。