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日本において欧米ほどDIYが広まらない理由
アメリカではほとんどの家庭で気軽に外壁の修理をしたり、壁紙を張り替えたりしていますよね。 日本でもDIYという言葉が広まり、ホームセンターも普及していますが、やはり欧米のようにDIYの考え方は一般社会には根付いていないように思います。 (特定の方が趣味で日曜大工をしたり、知識のある方が自分で水道の修理をしたりと、かなり行う人が偏っているような) その違いって何なんですかね? ・日本は集合住宅に住む家庭が多く、住宅に簡単に手を加えられない ・住宅設備の修理、改造は業者に頼んだ方が早いし、楽 ・日本人はきれい好きで、作品の見栄えを気にするからあえて自分ではやらない などが考えられるのですが。(思いつきです) もっとあちこちでDIYをしている家庭が見られてもいいのに、と思うのですが、みなさんの考えをお聞かせください。
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- bouhan_kun
- ベストアンサー率19% (1032/5208)
結局は、国民の気質でしょうね。 たとえば欧州は石積み文化といわれて、レンガなどで積み上げて作ったものを、少しずつ手を加えて長く使う気質があります。北米は、ペンキ文化といわれ、気が付いたら手軽に直してやろうという気質があります。それに比べて、日本は、戦後になって住宅事情が大きく変化しましたから、文化的な積み上げがありません。 そこに持ってきて、欧米の合理主義に比べ、よくいえば繊細、悪く言えば重箱の隅をつつく気質があるので、素人が適度にやるより、プロにきっちり正確にというのを求めます。 また、これは推測ですが、江戸時代の長屋文化(何かあったら近所のできる人にお世話になる、助け合い精神)や、明治期以降のスクラップアンドビルド(江戸以前の古いものは悪で、それを破壊し、西洋を真似て追従する)、戦後にGHQの指令でまたその洗礼を再度受ける二波攻撃によって、自分で直して長持ちさせる意識が育たなかったのでしょう。高度経済成長においては、働くことが最優先で、家庭を顧みないのが当たり前という風潮もありましたし。 まあ、少なくとも近年の新素材、新建材の類は、そもそもDIYに向かないものも多いのも事実ですけど、それは欧米も同じことですからね。
- upple
- ベストアンサー率25% (266/1032)
簡単です。 日本の一般住宅がDIYしにくい材料で作られているからですよ。 さらに靴を脱いで中に入るという習慣は物の交換や変化を抑制する働きがありますのでやたらリホームしないことになります。 つまり住居にたいする考え方が違うことが最大の原因でありかつ自給自足という考え方をいつのまにかどっかに捨ててしまったからです。 またやたら中流意識のバカが増えたのも理由の一つです。 例えば 瓦:三州瓦にペンキを塗ることは出来ません。 障子:水に弱くメンテナンスしにくい、精々障子紙の交換 襖:壁紙でカスタマイズする人いない。 洋間:意外と和風勝手でリホームしにくい。 わたしはほとんど自分で出来ますのであなた様の疑問、質問に的確には答えられませんがDIYするにはそれ相応の器用さがなければ長続きはしませんし相当の努力が必要です。 個人的に思うにはDIYは面倒くさいです。 それが楽しみになるように変える努力をすることです。 楽しければ誰もがやります。 ですからやらない、広まらないというのは楽しくないからですね。 まあ、ホームセンターさんがもっとCMしてさらにリーダーシップを取って地元でDIYの講習を積極的やるというような地道なことでもやらないかぎり広まることはないでしょうね。 あなた様が言う「特定の方が趣味で日曜大工をしたり、知識のある方が自分で水道の修理をしたりと、かなり行う人が偏っているような) 」・・・これはこれで宜しいと思いますよ。 ちなみにわたしがやったDIYは 造園:和洋折衷庭園(庭の設計施工、竹垣の自作、梅見門の自作) 外構工事:門塀、ブロックその他工事、物置の設置、カーポート設置、犬走りの人工芝貼り付け(夏場の照りつけ防止)、外柵工事(ラティスフェンス柵及び防腐メンテナンス)、アプローチ改修工事 住宅:木造物置のメンテナンス、水道の増設(修繕工事)、テラス(6棟)、雨樋の塗装メンテナンス、 やってないのは高いところが苦手なので屋根関係の修復とか照明関係だけですね。 如何です?、あなた様もやってみれば・・・?。 人のことをどうのこう言うよりはあなた様が率先してDIYしませんか?。
お礼
詳しいご説明ありがとうございます!! 確かに、DIYを楽しいと感じなければ誰も率先して行いませんよね。 というか楽しいと感じる以前に面倒くさいというイメージが先行してあまり広まらないのかもしれませんが。 uppleさんはいろいろなことをされているのですね!!私は賃貸集合住宅に住んでいるため、家具作りや模様替えに興味がありますがやはりいざやろうとするとためらってしまいます。。
- white0-0
- ベストアンサー率16% (12/71)
障子の張替えや網戸の張替えなどは家庭でする人もあるかもしれませんね。日曜大工が趣味でちょっとした棚など作る人もいると思います。 外壁はアメリカでは木の家が多くペンキ塗りも必要なのかと思いますが、日本は素材が違うので素人の手には負えないかもしれません。 作業に十分なスペースが無いし、まとまった休暇もないし、必要な道具や材料もアメリカほど手頃な値段では買えないから、欧米ほどDIYをしている家庭が見られないのかと思います。
お礼
回答ありがとうございます!! >作業に十分なスペースが無いし、まとまった休暇もない 確かに、DIYをしてみたいという意識があっても、物理的に場所も時間もなかったらできませんよね。 日本の住宅はあまり敷地が広くないため作業するスペースがないし、作業音で近所迷惑になると感じて行動に移せないという人もいそうですね。
- akamanbo
- ベストアンサー率17% (462/2680)
日本だって持ち家戸建てだったらほとんどの家庭がDIYやってると思いますけど・・・ 頼むと高いし。 でも壁紙の張替えに価値を見出す人はあんまりいないような気がします。 それこそ、アメリカ人はそういうことでヒマを潰すことしか知らないんじゃないかという気もします。隣の家のマネ。
お礼
回答ありがとうございます!! >ほとんどの家庭がDIYやってる うちの実家も持ち家戸建てでDIYしています。網戸の張替えとかですが。 きっと家庭によってDIYの程度も違うでしょうね。さすがにウッドデッキやログハウスまで作っちゃう家庭は珍しいと思いますが、小さなことでしたらDIYと意識せずにやっている家庭も多そうですね。
- oneone101
- ベストアンサー率16% (63/382)
根っこの部分には日本人の習性があると思いますね。 決められたレールに従って黙々と働くのは得意だけれど 一から創造していく仕事は苦手という。 江戸時代から400年かけて培われてしまっているから そう簡単には抜けない習性です。 DIYをしている時間があったらどこかの企業が企画した既成の レジャーに出掛けてしまいます。
お礼
回答ありがとうございます。 レジャーや余暇活動においてやはり映画やテーマパーク、旅行などに行って過ごす人の方が明らかに多いですよね。 子供のときから工作やものづくりに関わらなければ、DIYは取り組みにくい行為かもしれませんね。
- sorasora178
- ベストアンサー率41% (206/497)
井形慶子さんの本に書いてあったことですが、 (井形さんはイギリス文化、イギリスの家などの著作の多い方です) 日本の家は、建てた後のメンテナンスがいらない家を目指している。 イギリスの家は、家を所有したあと、長く手を加えていく楽しみが待っている。 この違いが大きいと思います。 イギリスに限らず、アメリカでも手を加えて家を住人たちで変えて行くことは一般的な楽しみになっていました(ホームステイして実感)。 日本の家は、汚れないタイルとか、雨で汚れが落ちるタイルというものがもてはやされたり、何年も老朽化しない屋根や柱をいかにして開発し、手を入れることがほとんどないようにというニーズと進化を遂げてきました。 昔はかやぶきの屋根、漆喰の壁、土の壁など、その家の住民があたりまえのように手を加えてきたのですが、地震や湿度が高いなどで傷みやすい背景のためか、それに勝つ住居へとシフトしていったのかもしれません。 対してイギリスは、200年300年前の物件がもてはやされる伝統があり、新築がなかなか売れないのだそうです。古いものを愛し、愛し続けるためにずっと手を加えて行く楽しみが既に文化なために、DIYが定着しているのでしょう。 200年前のドアなどを扱う店も充実しており、背景が既に違うのだと思います。 日本ではDIYの出番が少ないんでしょうね。
お礼
>日本の家は、建てた後のメンテナンスがいらない家を目指している。 >イギリスの家は、家を所有したあと、長く手を加えていく楽しみが待っている。 かつて日本は自分たちで家を修繕、手入れすることが当たり前だったのですが、今は合理化の流れによってそのような家もほとんどなくなりましたよね。 日本は新築志向が強い国ですし、やはり価値観の違いが大きな原因ですかね。それにしても300年前の家が人気なんて驚きです。
- buleberry15
- ベストアンサー率23% (450/1912)
もうひとつ。 品質レベルが保証されているので、故障することが少なく自分で手直しする習慣がない。 したがって、「直す」ことは専門家の仕事になってしまっているような気がします。 大掛かりなものなら、台風や地震、湿気、白蟻なども考えないといけないですしね・・。
お礼
ありがとうございます!! >「直す」ことは専門家の仕事になってしまっている そうですね。加えてそのような意識が、いざものが壊れたときにすぐに専門家に任せてしまう要因でもある気がします。
- neminemi
- ベストアンサー率50% (213/418)
私も単に思いつきですが、 ・賃貸の住宅には手を加えることが許可されていない場合がほとんど。欧米では集合住宅でも結構、手を加えているようです。 ・持ち家の場合、中古や建売でなく注文住宅が多いので改造などがあまり必要でない。アメリカでは注文住宅はあまり一般的でないと聞きました。 ・住宅の使用年数が短いので修繕の機会があまり無い。 こんな感じかな、と思っています。
お礼
回答ありがとうございます! >欧米では集合住宅でも結構、手を加えているようです。 そうなんですか!?日本ではマンションでDIYをするには壁や床を傷つけないようにかなり気を使わなければなりませんが、欧米はそういうのがありなんですね。 >注文住宅が多いので改造などがあまり必要でない。 確かに初めから自分の希望に合わせて家を作っていたら、あえて手を加える必要がありませんね。
一番大きな理由は時間がないからじゃないでしょうか あと、家を建てたり、リフォームなどを自分でやるとは思いもよらない人も多いと思います 水道のパッキンをかえられなくて業者を頼んだりするようなので・・・ 農家とかだと自宅が仕事場なので、けっこうおうちのことなんかも自分でされる方が多いですよね 私は好きなほうなので、自室の壁を塗ったり、壁に穴をあけてみたり、キットの家具を組み立てたりしてます^^ でもうちのだんなさんはそういうのは趣味ではないようでぜんぜんやりません やるひととやらないひとの差が大きいのかもしれません きっとそれは欧米でも同じなんじゃないかな?と思ったりしますが・・・
お礼
回答ありがとうございます! >一番大きな理由は時間がないからじゃないでしょうか そうですね。DIYをするほどまとまった時間がとれなかったり、初めからそのようなものづくりの意欲がないということでしょうか。 欧米でも全くDIYをしない、という人は確かにいますしね。
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お礼
回答ありがとうございます!! 日本の住宅事情が戦後大きく変化したことで、今日の日本人の住宅に対する意識もまた変わってしまったことが大きいのでしょうね。 昔ながらの民家に住んでいた頃は、維持管理も住まい手がやっていたのでしょうが、今は業者に頼んだ方が合理的ですしね。 現在の住宅は長持ちしない、古くなったら建て替えればいいという大量消費型の考え方はなかなか消えないと思います。