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結核性胸膜炎について
原因、症状、病態生理、診断、治療について、教えてもらえないでしょうか? よろしくお願いします。
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- Barenino
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医者じゃなくズバリ『結核性胸膜炎』経験者(?)です。 ・原因は「結核」です。いや、正確にいうと「結核感染」です。 ・症状は「胸膜」に水が溜まります。そして、左右の感染した胸に激痛が走ります。 ・診断は「胸膜のレントゲン」と「陽性反応の有無(今は義務教育時代にやってるのか?腕に注射して2~3日後にその部分のを診る)」、最終的には「胃液等の採取&培養(1週間位必要)」です。 ・治療は「結核」の進行程度によります。もし「結核菌を他者に感染」させる程進行してなければ「普通入院」で1ヶ月程度。 進行していても「昔のように、完全隔離&面会謝絶」の「アンタッチャブル」のイメージは無用です。 体験談を少々。 最初は、「通勤時の階段で息切れ」あり。多少「?」もほっとく。 その後「右胸部」に動くと「激痛」が走りようやく「病院で診断」も『胸部レントゲンで結核感染部分が小さくて結核と診断されず!』何かの薬で3ヶ月経過。 多少の波ありながら「我慢出来ずに、大病院で診断」「レントゲン写真を見て絶句、右肺は“真っ白”で思わず“先生、これ僕のですか?”と聞いた位」 そしてそこでも即「結核」と診断付かず「来週入院」といわれ焦りました。(金曜診断で月曜だ!) 最終的には「結核部分が小さく、かつ結核菌を撒き散らす(医学用語忘れた)まで行かず」、「胸膜の水を抜く処置」に到るも処置前日は「30%は結核、30%は他の病気、30%は癌」とのこと。(自分は例外癌は無いでしょう!) 長文ハショル。要点を! 「結核は、昔の病気なので、数箇所の病院診断を絶対勧めます!」自分の最初の診断病院も「信用出来る(中学時代からかかりつけ。国立病院卒の先生で、研究熱心な先生)」も是非複数病院の診断を! 「胸膜炎」は昔の人が「ロクマクエン」という奴。進行前にとにかく「水を抜く事」(同じ病室にいた人は、入院直前までジョギングをしていて大変でした) 「水」は「胸水」だそうで薄い胸膜内に存在してるのが「結核」が原因で溜まり「痛む」。 自分の水抜きの説明は省く(ただし、手術では無く、処置ですから安心を!医学用語で「リブ」というのを処置中に知るなど、ちょっとグロいので。) 「胸膜炎」の治療後は、「結核治療」です。退院後「半年ちょっと」通院&投薬で終了。 【結核は、’70年頃に画期的化学薬品開発で、昔と違い治ります、ズット短期に。(3種混合服用で)それだけは安心して下さい!】 【と同時に、経験から早期の治療を!まずとにかく「胸膜炎」の進行を止める事。(自分の胸水は4リットル程度、普通の量だそうな!)。大元の結核治療はその後ですから。】 最後に「あなた、不摂生では?」 自分はそうでした。当時「毎日ジョギング」も「大酒&喫煙」かつ宵っ張り。体重は48kg(新長174cm)。 最後の処方時に『これからコップ1杯もアルコールは禁止』と釘を刺される(多分言っても飲む事を見越しての忠告だったと思う) とにかく「早期に治療開始して下さい」 一時、「結核」は「昔の病気」と言われ自分の時は丁度「厚生省(当時)」が「戦後初めて結核が、増加、若い医者は無知」もあり新聞に載り始めた頃です。 (今年の新聞ではその「増加傾向の結核が、やっと前年比減少」とあり) P.S.結核は治ります。胸膜炎も早めに処置を! 結核の「素人情報」は入院後にして!(結核はくるぶしにも出るとか、頭文字がTBなど) あと自分の担当医に「結核感染」の情報は保健所に通知されるか?と聞くと「さぁーその辺は、事務の事なので不明」とはぐらかしてくれる先生でした。(保健所に通知義務あり。市町村別に発表されてる) この事と関連して「年配の信頼してる人も、結核には偏見を持ち一度も見舞いに来ませんでした」多少驚くも「情報無知」と気にせずその後も普通に仲良くやってます。 以上、早く治療して下さい!!!(自分は担当医が東大卒で死んだ患者に「○○さん!」と声をかけ続ける超真面目な先生も、自分のレントゲン写真をくれといったら本当にくれました!) 今もレントゲン写真はもってます!戒めの為。(結局その後も不摂生だが) 長くてゴメン。明日病院行ってね! では~!!!
お礼
実際になられたかたの経験談をお聞きし、とてもよくわかりました。 たくさんの内容を書いていただき、ありがとうございました。 結核緊急事態宣言が出されるまでは、あまり気にされていない病気だったと思います。特に結核性胸膜炎なんて・・、胸水がたまると普通の胸膜炎か、癌をうたがうことの方が多いのではないかと思います。正しい診断は後の治療にも大きく影響してきます。結核は治る病気だという前提で治療を続けていきたいと思います。だけど、結核と聞くだけで、いやがられるのは辛いですね。