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ラインの読み方
パッティングの際のラインの読み方ですが、 プロはパターを垂らして傾斜を読んでますが、 具体的にどのように読んでいるのでしょうか? 垂らしたパターでボールとカップを重ねるらしいのですが、 その手順が分かりません。 文字で表すのは難しいかもしれませんが、 よろしくお願いします。
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『パターを垂らして』というのは、片手で顔の前にパターをぶら下げて傾斜を読む方法ですね。 USツアーで『オリエンタルマジック』と称された青木功選手のパッティング技術を支えた傾斜の読み方で、『振り子法』『プラム・ボッビング(Plumb Bobbing)法』などと言います。 なんか『非常に難しい』といわれている様ですが、そんなことは全くありません。逆に非常にカンタンにグリーンの傾斜が読めます。(自分はこの方法でグリーンを読み、6m以上のロングパット3本を含むハーフ11パットを出した事もあります。この読み方は、ロングパットで絶大な効果があります。) 青木選手が国内で無敵となり、海外でゲイリー・プレイヤー選手を倒し、ジャック・ニクラウス選手、アーノルド・パーマー選手などと文字通りの死闘を繰り広げていた時代には、この『振り子法』がちょっとしたブームとなりましたが、その後ゴルフを始められた方はご存知無い方が多い様で残念です。 さてその方法ですが・・・やり方を解説するとなると長文になりますねぇ~・・・ 1.最初に注意点ですが、下記の行程中、体は必ずカップに対して正面を向く様に、両足でしっかり立つことを心がけて下さい。カップに対してハスに構えたり、片足体重で体を傾斜させて立ってはいけません。 2.まず、ボールとカップを結んだ仮想の直線の延長線上、ボールの後方に立ちます。ボールのすぐ後ろより、やや離れて立った方が以下の行程がラクになります。 3.片手の指でパターのグリップエンドをつまみ、ブラブラさせてみましょう。重力に引かれてシャフトが真っ直ぐ下がるように、やさしくつまみます。(言うまでもありませんが、念の為・・・ヘッドのトウはカップ側か自分側を指す向きにしておかないと、シャフトは自分から見て真っ直ぐ下がりません。) 4.両目をしっかり開けて、ボールにシャフトを合わせる様に、スッとパターを顔の前に持っていきます。モタモタと正確にあわせる必要はありません、あまり意識せず『スッと』パターを合わせるのが肝要です。(シャフトでボールを隠す、という感覚を持てば合わせ易いでしょう。) 指でつまんだシャフトをいきなり動かしたので、シャフトがブラブラしているかもしれませんが、このブラブラはパターを持っていない方の手をシャフトにそっと沿え、止めてしまって構いません。但し、シャフトがブラ下がって下を向く様に止めなければいけないので、シャフトをつまんだり握ったりしてブラブラを止めてはいけません。あくまでも手を添えて止めるイメージです。 5.ここまで出来たら、後は『利き目』でない方をつぶる(ウインクする)だけ。 するとパターのシャフトがボールに重なったまま、カップがシャフトの左右どちらかにずれて見えます。(もしここでボールもシャフトからずれたら、利き目を間違えているか最初にシャフトがボールと重なってなかったか、のどちらかです。上記4.からやり直しです。) 思い出して下さい。最初にボールとカップを結ぶ仮想の直線の延長線上に立ちましたね?その線上に立って真っ直ぐなシャフトをボールに合わせたので、カップもシャフトに隠れているはずですが、利き目でない方をつぶるとカップがシャフトの左右に動きます。 この動いた量がグリーンの傾斜量(アンジュレーションと言います)です。 カップがシャフトの右に動いたらグリーンは右が低く、カップがシャフトの左に動いたらグリーンは左が低いことになります。カップがシャフトからより遠くに動けば、その分傾斜がキツいということです。(シャフトがカップと重なっていたら、そこには左右方向の傾斜は無く、登りか下りのラインという事になります。) 6.ここまで判ったら、次は得られた情報を元にしてカップを狙います。 ゴルフの経験の浅い方は、芝目や芝の状態(水分の含み具合やカット長さなど)を読むことは不可能に近いので、とりあえず得られた情報=アンジュレーションだけを考えましょう。振り子法では、どこに打てばよいか?という事も示してくれます。 例えば・・・上記5.の行程で、カップがシャフトの右に動いて見えた、その時シャフトはカップの左30cmほどのところを通過していた、としましょう。そうしましたら、実際にカップの左30cmを狙って打て、という事です。 実際には先ほど述べました芝目の影響や打ち出したボールの強さも関係するので『左30cmを狙って打つ』が必ず当てはまるワケではありませんが、どのくらい補正をかけるか?はやっていくうちに段々判ってくるので、最初は思い切って『パターが示す方法に』打ってかまいません。振り子法を使ったら傾斜を読み間違えることは無いので、カップを外してもボールはカップに寄る方向に転がって外れます。いわゆる『次のパットを有利にする、プロのカップの外し方』というヤツです。 ・・・以上、これだけです。慣れれば3秒でグリーンの傾斜を読み取ることが出来ます。 がしかし、これが出来ればカンペキというワケでは無いのがゴルフの深いところ。 ※アンジュレーションが読めても距離はどうにもなりません。アンジュレーションを読む訓練と同時に、テッテー的に距離を合わせるトレーニング(要するにパッティングの強さのトレーニング)が必要です。 ※プロのトーナメントでは芝目の影響も大きく(そうなる様にグリーンが整備されています)、打ち出すラインまで示してくれる振り子法で傾斜を読むとそれが意識の中で強調されてしまって芝目を読み違えることもあります。(これをイヤがるプロやトップアマの方は結構いらっしゃいます。振り子法があまり普及していないのも、これが理由ではないか?と思われます。) ※振り子法ではボール~グリーン間のアンジュレーションと自分が立っている場所のアンジュレーションが同じでなければ意味がありません。故にこの方法では複合したアンジュレーションには対応し難いと言う欠点がありますが・・・但し、 1)ボールでなくカップの後方に立って反対側からも傾斜を読む 2)2段グリーンを通過するロングパットなどでは、ボール~カップ間で芝目の色が変わっているところなどをボールの代わりにして、ボール~カップ間を何分割かして傾斜を読む ・・・などの方法で、複合アンジュレーションでもある程度は読むことが出来ます。
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- seve
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この方法ってラインを読むというのは正確ではないでしょう。 正しくは「自分の立っている位置(ボールの位置ではありません)」 と「カップ」の傾斜がどうか? という判断だけです。 もしボールの位置とカップまでが「ストレート」だとしたら傾斜は無い 筈ですが自分の立っている位置(ボールの後ろ側)が45度傾いていたらすごい傾斜の ラインということになりますね。 でも実際は「ストレート」ですよね。 パットはそんなに簡単なものではないですね。
- heyhey111
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goodタイミング。 今週号のアルバに少しですが載っていますので、次号が出る前に見て下さい。 それと、芝の種類によってもラインが大きく変わりますので、芝の特徴を知っておく必要があります。 なんて、偉そうに言っていますが私はパットが一番苦手です。 多くの人は高麗芝が苦手でベント芝は簡単と言いますが、私は逆でベント芝が苦手で高麗芝が簡単に思っています。 実際、高麗芝の方がスコアが良いです。
- kazaru72
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実際ツアープロに聞いたわけではありませんので、経験談として... ボクはやはりカップとボールを重ねパターを垂らすことがあります。 何のためかと申しますと...。 右からか?左からか?を決定付けたいときです。 ショットでもそうなのですが(ショットでクラブを垂らしたりはしませんが) 容易にスパットを見つけられたときはそこまでを真っ直ぐに!と意識付けしやすいのですが、ターゲットまで真っ直ぐ!(ショットでは曲げない)という意識が1番プレッシャーが掛かります。 したがって、ターゲットまでを真ん中で左右に分けて、どちらから攻めるか?で自分に意識付けをし、フィニッシュまでを大切とする「思い切り」を作りたいからです。 なにかご参考になれば幸いです(^-^)
- jimmy35
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どのような傾斜感覚を持っているかでしょうね。 少なくともあの行動は芝目を呼んでいるということはありません。 その手順を知ったところで同じ感覚を持っていないと意味はないということです。それにその行動が目立つということで、その行動をプロが皆しているということもないですよ。 大体の場合、傾斜感覚は大きなものは足に、細かいものは目にあります。そこでパターのグリップ先端部分を力を抜いて引力でたらして垂直にして傾斜を見ているということですが、そういった行動で傾斜が読めるのなら、もしくはその恰好がいいと思えるのならすればいいんでしょうが(後者の場合時間を無駄にかけるという欠点があるということはお忘れなく)目で傾斜感覚を合わせれるであれば、ああ言う行動は意味がないと思いますね。 まずはどのように傾斜を感じるか、その感覚を鋭くする方が先決のように思いますがいかがですか?
- rimurokku
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引力に従って垂直にぶら下がったパターのシャフトから、グリーンの微妙な傾き具合を観察できます。 また、ホールとボールを結んだ線にシャフトを合わせる事によってその間の目標物の位置を確認する事も可能ですし、僅かな凹凸の確認も出来るかも知れません。 時々プロの真似をしてパターを垂らして居る人を見かけますし、その人によって使い方は色々あると思いますが、素人が形だけを真似しても微妙なラインにボールを送り出す事が難しいでしょう。 それよりも、初心者は全体の傾き具合や上り下りの傾斜をグリーンに上がる前に全体時に確認し、方向や距離感をつかんで出来るだけファーストパターをホールに近づける事を重要視すべきです。 微妙なラインを読み切れなければワンパターは難しく成りますが、全体の把握を重要視する方がスリーパターの危険性は少なくなりますので、私はパターを垂らしてのライン読みは、時間をかけるほどの値打ちが無いと考えています。