- 締切済み
整数、実数の導入
自然数の集合を仮定して、同値類などを用いて整数、実数を導入するのってどうにするのでしょうか? 回答お願いします!!
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- stomachman
- ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.1
順序対< , >を使って新しい元を作る。例えば、 Z = {<0,n>| n∈N} ∪ {<1,n>| n∈N ∧ n≠0} とでもして、<0,n>を非負の整数、<1,n>を負の整数だと思うことにする。<0,n>を自然数nと同一視出来るように足し算+をZ上で定義し(これを「+をZに拡張する」という)、+の逆演算としての-を導入して、Zをアーベル群にしてやる。さらに、自然数の掛け算をZに拡張して、<Z,+,×>を可換環にする。ついでに、全順序関係≧もZに拡張しとく。 次に、整数の対の集合、すなわち分数の集合を作る。 P = {<x,y>| x∈Z ∧ y∈Z ∧ y≠<0,0>} P上で約分による同値関係を導入し、同値類の代表元として既約分数の集合Qを得る。<z,1>∈Q が整数zと同一視できるように+, - , × を拡張し、さらに×の逆演算として割り算を導入すると、有理数体ができる。全順序関係≧もQに拡張しとく。ここまで、難しいことはないと思います。 実数体を作るやり方のひとつは http://oshiete1.goo.ne.jp/qa32339.html
お礼
どうもありがとうございました!!