政治的には、イラク戦争やロンドン同時爆破テロで
外交の緊迫した時期はあるかと思います。
2003年3月 イラク戦争開始、イギリスはアメリカと並んで参戦
2005年7月 ロンドン同時爆破テロ
しかしながら、
アメリカ留学の人気が落ちるとかえって、
元々から英語圏への留学を考えていた人がアメリカの代わりに
イギリスやオーストラリア、NZ、カナダに留学しようとしたり、
アメリカ留学の人気が回復すると、
イギリスや他の英語圏の留学の人気が下がったりする可能性もあるため、
この辺りで説明するのは難しい面があるかもしれません。
10年や20年の長期的傾向には注目できますが、
1~2年そこら上がったり下がったりするのは、
特に理由のない乱雑な動きといっていい面もあるはずです。
日本人高等教育留学生受入数(OECD Education at a Glance)
イギリス(2000)6230(2001)6206(2002)5741(2003)5729(2004)6395(2005)6179
アメリカ(2000)42719(2001)40328(2002)46810(2003)45960(2004)40835(2005)44092
オーストラリア(2000)2200(2001)2407(2002)3271(2003)3462(2004)3172(2005)3380
ロンドンは住宅価格高騰が激しく、
家賃は東京の2倍以上が当たり前といった状況になってますから、
寄宿舎が安く取れなければ生活は苦しくなります。
アメリカの留学先がニューヨーク以外の各地に分散しているのに対して、
イギリスの留学先がロンドンに偏っているため、
こういった影響を受けやすいのかもしれません。
でも食料品(外食ではなく食材)は東京よりもロンドンの方が安い場合も多いはずですが。
お礼
ご丁寧なご回答ありがとうございました。 やはり他の英語圏への留学生の移行とも関係があるようですね。 もう少し経済面、政治面との関連を調べてみたいと思います。 ありがとうございました。