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「殺しが静かにやって来る」という映画について

先日レンタルで「殺しが静かにやって来る」という映画観ました。 通りすがりに「お、かっこいいタイトル」と思って何気に借りて観たのですが… 復讐に燃える聾唖のガンマン「サイレンス」。ド汚い敵の策にはまり絶体絶命の大ピンチ…??????! あんまり書くとネタばれになってしまうので割愛しますが、何でまたこの映画はこんなオチなんでしょうか? 西部劇なのに何故か雪景色だったり、主人公の愛銃が自動拳銃のモーゼルだったり、いろいろ奇をてらった感じはするものの、主人公がまったく喋らないせいか不思議な静寂感があり、ラストシーンを観るまでは「お、隠れた名作では?」と思っていましたが…。(クレジットを見ると音楽はモリコーネじゃないですか!) それとも、勧善懲悪のカタルシスを期待した私が悪かったのでしょうか? 映画通の方、この際憶測でも結構ですので、この映画が製作された当時の事情etc.お聞かせください。 よろしくお願いします。

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  • isoiso0423
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回答No.2

>それとも、勧善懲悪のカタルシスを期待した私が悪かったのでしょうか? とお書きになっていますが、まずこの理由があると思います。 でもまあマカロニウエスタンといっても西部劇の一種なんだから、勧善懲悪のカタルシスはあって当たり前ですよね。てぇわけで、別エンディングが存在してまして、そっちではバッタバッタと敵をやっつけて終わります。確かDVDの特典映像に入っていると思いますよ。 モリコーネの音楽も恒例のような快活なマカロニ曲じゃなく、しっとり、しんみりした曲になってますけど、雪山や時代考証のヘッたくれもないモーゼル銃と、何でもアリのマカロニウエスタンの代表作の一本とも言える映画ではあると思います。 製作された68年は「復讐のガンマン」や「ウエスタン」が製作され、ある意味マカロニウエスタン全盛期の年でもあるので、三大セルジオのひとり、コルブッチも他の監督とは違う”変わった作品で勝負したい!”と意気込んだのではないかと思います。 参考になりそうなマカロニHPを挙げておきますので見てみてくださいませ。 http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/makawk2/masuw7.htm http://www.syu-wa.co.jp/macaronitop.htm http://ameblo.jp/ska-n-tastic/theme-10000276254.html

hornman
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >三大セルジオのひとり、コルブッチも他の監督とは違う”変わった作品で勝負したい!”と意気込んだのではないかと思います。 なるほど。作品が乱立していた時期だからこそ、あえて奇をてらったということですね。 HPも大変参考になりました。妙に出来が良かったので過度に期待しすぎたのかもしれませんね。

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その他の回答 (1)

  • jfk26
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回答No.1

>それとも、勧善懲悪のカタルシスを期待した私が悪かったのでしょうか? たしかに勧善懲悪と思い込んでみていると、ええ! という結末ですね。 じつはこの映画には結末が異なる ハッピー・エンドバージョンとアン・ハッピーエンド・バージョンの2バージョンあるのです。 ですから質問者の方が見たのはアン・ハッピーエンド・バージョンです。 レンタルですと本体しか借りてこないのでわからないのですが、下記をご覧になればわかるように、元々特典が付いていてその中にハッピー・エンドバージョンが入っていて見られるのです。 http://www.yodobashi.com/enjoy/more/i/cat_1107_244_703_937/68157081.html

hornman
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ええ!?ハッピーエンドバージョンがあるのですか… 逆に言えばエンディングに問題があるという認識が製作側にもあったということですよねえ。 今度探して見てみたいと思います。

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