こんな体験した方いますか

質問

今、４０代後半、男性です。今思えばあれは何だったのでしょう。
小学２年生の頃です。私はふっとこんなことを感じはじめました。
何故自分が自分なんだろう。ものが見える、聞こえる、味わう、そんな五感を通して感じる世界は自分にしか認知されない世界。またこうしていろいろ考える自分の意識はどこからくるのだろう。そんなことをただ漠然と感じ、よくぼんやり、鏡を見て考えるようになりました。よく「この子は変な子だ」と周囲の大人から見られることもありました。やがて、この世界、宇宙、全ては私の意識がつくりあげた幻想なのではないか。（ちょうどアポロの月着陸成功の頃、子供たちは宇宙に関心を寄せていました）すると私の父母、兄弟、友人、いや、世界中の人間はみんな幻影。自分は長い、夢を見ている。そう思うと何ともいえない孤独と恐怖が襲った。小学３年生の夏、やはりそんなことをぼんやり考えるうちに、この世、宇宙は初めも終わりもなく、空間の広がりもなく、始めから何もなかった。自分が一人、あるだけ。自分の身体だってない。あるのは自分の意識だけなんだ。そう思ったとたん、全身が汗だくになり、動悸と眩暈がおこり、喉の奥から苦い唾液がわき出し、１０数秒間立ちくらみのような状態になりました。それからも度々そのような妄想、眩暈がありました。
もちろんこれは自分が大人になった今だからこのような言葉でその時の症状を伝えることができるのであって、当時小学二、三年の子供にははっきりと言い表すこともできません。ただ漠然とした不安、孤独感だけが襲い、「何故自分なのか、」と繰り返すだけでした。そんなイライラからクラスの友人や先生に反発もした。何があってもどうせこれは自分の意識の中の世界でしかない。それを確かめたかった。しかし小学４年頃からいつの間にかそんな妄想は無くなっていきました。一体あれは何だったのでしょう。もしかしたらあのままだと私は凶悪犯罪の道へはしっていたのでしょうか。こんな体験した人いますか。

回答No.3

noname#208279 · ベストアンサー

私は15才の時、今見ている景色を剥がすとその後ろ側に何もない空間がぽっかりと現れるのではないかという気持ちが長い間取れませんでした。
生まれて初めて「虚無感」というものを知りました。恐怖は無かったです。まわりの大人達にそういう気持ちを話してもうまく説明できないし、わかってもらえませんでした。
今思うと成長の一段階ではないかと感じています。

miharu555さんの感じていることは「哲学」でもあります。深く掘り下げていったら何かがつかめるのではないでしょうか？
「世界中の人間はみんな幻影。自分は長い、夢を見ている」というテーマのSFもありますね。
「トータルリコール」とか「マトリックス」なども底には同じものがあると思います。

私はこの気持ちを忘れないように大事にしてきました。その後芸術の道へ進みました。

回答No.4

noname#194289

みな同じような体験をしているのではないでしょうか。ただそれを表現することもできずその前にそれをしっかり認識もできないまま（むしろこのようなあいまいさが救いになっているのかも？）アインシュタインも似たようなことを言っていると思います。つまり誰にとっても自分という存在は理解の対象にできないのだと思います。理解できないのは能力の問題ではなく本質的なものだと想像します。普通の人は健康に生きている間はこの問題を忘れていますが、自分がいよいよ死ぬということがわかった時には同じような不安や恐怖をふたたび味わうのではないでしょうか。しかしこのことで人はすべて孤独だと考えないで、むしろ誰でも同じようなことを感じるという意味で平等だし孤独ではないと考えるのが良いのではないかと思います。

回答No.2

jdhuif

今更ですが私も同じ体験をしました。
確かにとても孤独になりますよね？
今考えてもとても怖かったのは覚えています…でも、私も経験したということは他の人が存在してると考えてもよろしいのではないでしょうか？
どこかで知識熱みたいなものだと聞いたことがあります。
自我体験？とかそんな名前だったような気がします。

回答No.1

aimaimi

まったく同じ体験ではないですけど、
いろんなことを知りたいと感じる時期に知りえた知識で
妄想が膨らんだ結果だと思います。
本当は、もっと重要で大切な事を知りたいと思っていて
例えば、自分はどこから来てどこへ行くのだろうか？とか
自分はこの世の中になにかしらの意味を持って存在してるのだろうか？とか
ただ偶然に生まれて　時間の経過が経って死ぬだけの
それだけの存在なのだろうか？とか
目に見えない生命体の存在はあるのだろうか？などなどです。
私も小学校4年生の時にそんな事を思ったのを覚えています。
今は、自分なりに答えを得ているつもりですけど＾＾；
高学年になって妄想がなくなったのは、きっと現実の世界の方を
強く意識するようになったからではないかなと思います。
体の異変については、考える事が体に与える影響だと思います。
感受性がかなり強い方だったからではないでしょうか。
凶悪犯罪に走る原因になる物は、今の時代あふれるほどに存在してるので、
一見普通の人でもそうなる可能性は十分にあると思います。
今、このような質問をされると言う事は
やはり子供の頃に解決しなかった知りたい気持ちの
現れなのかなと感じましたけど、どうでしょうか？

補足

ありがとうございます。でも回答者さんのとは少し違います。わたしの場合、自分の存在の意義なんてことより本当にこの世の中、宇宙の中に自分の意識しかない。いや宇宙は自分の意識が作り出したもの。そんなことを思い始め、ただ怖くて、そのことを意識すると動悸が起こり何をしても、遊んでも、食べても、テレビを見ても何か空虚で実感がない。
誰かに相談しようにも８、９歳の子供ではそれを説明する言葉がない。もっとも親、先生、友人に相談したところでこの人たちだって自分の意識がつくりだしたもの。そういう感じなんです。それでよく一人ぼんやりしていることが多くありました。