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竹中平蔵元大臣とアメリカの利益
竹中平蔵元大臣は週刊誌上などでよくアメリカの利益を考えているとかかれていますが、実際はどうなんでしょうか?
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郵政民営化の時にこういう事がありました。民主党の櫻井充氏が国会質問をしています。 以下は、平成19年10月15日 参議院 - 予算委員会の議事録の抜粋です。 > ○櫻井充君 私は、これ、多分国民の皆さんは、こういう現実を突き付けられて、郵政の民営化そのもの自体、 > もう一回考え直した方がいいんじゃないかと思っている方が随分いらっしゃると思いますよ。 > その上で、私は、あの郵政民営化の際にアメリカから相当な要望があったはずなんだということを尋ねたところ、 > 最初は何もないんだという御答弁でしたが、決してそうではないわけですよ。改めてもう一度、今日は私はもう一度 > この信書のことについてお話をさせていただきたい。 > これは、本来配付資料でということにお願いしたんですが、なかなか難しいということだったので、簡単に中身だけ御紹介 > させていただきますが、これは、竹中大臣に対して向こう、アメリカの国務大臣からの要望書です。そこの中で、僕は、 > アメリカ側が自分たちの利益を上げるために日本国に対していろんな要求を突き付けてくるのは当然のことだと思いますよ。 > 問題は、あの当時、そういったものがなかったと、国民のためにすごくいいことなんだということだけ喧伝されたところに > 大きな問題があると思っています。 > そこの中で、その向こうの大臣から何と言われてきているのかというと、以下の点で、いろいろ前段あります、それは竹中大臣 > が再任されたことに対しておめでとうから始まっていて、金融担当大臣としての成功だとかいろんな大臣のことを褒めたたえる文章 > があった後で、以下の点で丁重に貴殿を後押しいたしますと。要するに、二〇〇七年の民営化開始から、郵便保険と郵便貯金業務に > 対する保険業法、銀行法の下で同様の規制、義務、監督をお願いすると。それから、完全な競争条件の平等が実現するまで新商品や商品見直し、 > それから郵便保険、郵便貯金に認めてはならず、平等が実現された場合にはバランスある形で商品が導入されること。新しい郵便保険と郵便貯金 > は相互補助により利益を得てはならないこと。民営化の過程においていかなる新たな特典も郵便局に与えてはならないこと、民営化の過程は常に透明で、 > 関係団体に自分たちの意見を表明する意義ある機会を与え、決定要素となるようにすることなど、こういう形で要求してきていて、なおかつ自筆で、 > 実を言うと最後のところに自筆のメモがあるんですよ、竹中大臣にあててですね。 > そこの中で、竹中さんはすばらしい仕事をされて、数少ない困難な挑戦の中で進歩を実現したと、あなたの新たなる責務における達成と幸運をお祝いしますと。 > それからもう一つは、貴殿と仕事をすることに楽しみにしておりますと。とにかく、そのほかにも、その前のところでも、あなたが新たな挑戦をするときには、 > 私が助けになるのであれば遠慮なく申し出てくださいとまで言われているんですね。 > こういう後押しがあってやられた郵政の民営化というものは、現実になってみたときに地域であるとか庶民の生活を私は圧迫してきていると、そう思っています。 > アメリカだって郵便事業は国営で行われているわけです。この前の委員会で申し上げましたが、アメリカには、アメリカでは金融排除という言葉があって、 > 口座を持てない人が一千百万世帯もいます。医療保険も同じです。四千五百万人の人が医療保険持てないんですよ。なぜこういう国にしなきゃいけないのか、私には全く理解できません。こういった形でどんどんどんどん我が国の在り方を変えていくということは、私は極めて大きな問題ではないのかなと、そう思っております。 > そこで、福田総理にお伺いしたいと思いますが、今、年次改革要望書等で様々な改革を日本は要求されてきております。 > その中で、僕は、根幹となるものがどんどんどんどん変わっていっているところに大きな危惧の念を抱いております。 > そういう点でいうと、我が国の国益のためにきちんとした政治を行っていただきたいと思いますが、 > 御決意をお願いしたいと思います。 ■第168回国会 平成19年10月15日 - 参議院予算委員会 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/168/0014/16810150014001c.html 以下の国会審議テレビ中継でも見れます。 http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfm
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- pluto003
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あらゆる分野の市場開放をして他国企業が日本に市場参入する事こそ日本の利益につながるというのが大まかな竹中氏の考えです。 竹中平蔵元大臣がアメリカの利益のために動いているように見えるのは、米国での経済学の例を物差しに日本の経済や法整備を考えるためでしょう。
アメリカのことを考えていることはないと思います。基本的に新自由主義を遂行すれば、日本では抵抗ばかり目立ってしまいます。
- mat983
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正しくありません。 そんな人は日本人ではありません。 彼は日本の国益を考え行動しています。 竹中氏の海外の投資家に対しメッセージを発信する力は強く、 小泉-竹中ラインを、改革政権と期待されました。 今の福田政権は古賀氏、二階氏など抵抗勢力が党の主要ポストを占め、改革をする気がない政権と海外は疑い、投資が逃げています。