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オランダの大麻の製造元、販売元、正規ルートについて

浅い知識での質問ですが宜しくお願いします。 ふと思ったのですが、 オランダではソフトドラッグは合法でソフトドラッグには 大麻があってどうやら”コーヒーショップ”でのみ 販売でき、使用が法律的に許されているようなのですが、 そこで疑問に思ったのが、 大麻は世界的に法律で違法として取り締まられていることが 多く、常用している人などは裏ルートと言えばいいのでしょうか。。 少なくとも表立って買うことはできないと思うので高いレートで購入しているものと思います。 となると、元々違法のものですし、大麻を栽培する人々は限られてくると思うのですが、 中東などで盛んに大麻が栽培されてそれが欧米、欧州に流れて、 そこで得たお金で中東などの人が武器を購入している悪循環があると いう記事を新聞で見たことがあります。 オランダは合法ということで国で認めているということになると思います。 しかし、だからといって大麻を私が新聞で目にしたような 悪循環の中から得ているということはないと思うのですが、 そうなると、国に認められて大麻をつくる農家などが 存在しているということになるのでしょうか? どのようなルート、流れを通ってコーヒーショップまで辿りつくのか ご存知の方、教えてください。 どうぞ、宜しくお願いします。

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  • bossnass
  • ベストアンサー率44% (176/394)
回答No.3

オランダにおける大麻の流通ルートは・・・ オランダ国内の(農家や家庭菜園等)栽培品と外国からの密輸品(!) が、国内の組織を通じて各コーヒーショップ(小売店)に配られます。 この国内の組織とは、政府非公認の組織。 つまりだいたい貿易業者の下部組織・密輸組織・犯罪組織なのです。 イメージとして政府が栽培者から買い上げ、小売店に販売するような システムが確立してるような感じですが、 実は大麻流通に関して、政府は全くの「放任」状態なのです。 オランダの大麻容認政策は、日本など諸外国では「画期的な政策」と してとらえられてますが、実は結構いいかげんな政策内容なのです。 小売店が、栽培業者や一般人からの大麻を購入する事は許可されて いません。 もし、それをやったらその小売店は即閉鎖です。 そのため、小売店は上記の組織から卸してもらいます。 なぜ、こんな事になってるかというと フランス・イギリス・ドイツ・アメリカなどの大麻禁止の周辺諸国 からオランダ国内に大規模な大麻栽培が行われる事に、 強い外交的圧力がかけられているからです。 大麻の販売価格が決められていても、卸価格はグレーです。 また、外国産の方が品質も高く安いので多く出回っていますが 当然、これらは脱税や犯罪の温床になっていますので オランダ国内では、「流通ルートの整備をするべき」という議論 がなされていますが、諸外国の圧力の他に国内の保守派(現政権も 保守政権)からの反対で法整備は進んでいません。 そのため、「もし、法整備できないのなら、大麻全面禁止」という 声も少なくはないそうです。 外国との国境近くの小売店は、現在次々に閉鎖している実情も あります。 これは、マリファナを吸うために国境を越えてきた外国人が 騒動や交通事故を起こす事件が頻繁におきているからだそうです。 元々、オランダは昔、大麻やアヘンの輸出国でした。 中国の「アヘン戦争」で火種となったアヘンは、実はオランダ産が 多かったのです。 国内でたくさん麻薬草が栽培されていたのにも関わらず、意外にも オランダ人は当時あまり麻薬を常用しませんでした。 ところが、南北戦争や普仏戦争で兵隊たちが負傷薬としてモルヒネを 覚えてしまい、第二次大戦後主にアメリカから「ドラッグ文化」が 流入し、オランダ人も麻薬に走る人間が増加してしまいます。 今更、国内中に咲き乱れる麻薬草を根絶することはできずに オランダ政府は、大麻公認の方針をとらざるをえませんでした。 外国がドラッグ文化をもちこんできたのに、その外国政府から 大麻公認に圧力をかけられ、(しかも、現在のところフランス・ イギリス・ドイツ・アメリカのほうが大麻常用率はオランダよりも高い) オランダの大麻合法化政策は、混乱しているのです。 大国に挟まれた小国の宿命がここにも現れているのです。

rusi_090
質問者

お礼

お礼が遅くなりました。 回答していただきありがとうございます。 大変詳しく参考になります。 ♯1さんの回答で教えていただいた動画の中に コーヒーショップのメニューが出てきて、 アフガニスタン産、インド産、ジャマイカ産・・ など色々あって選べるようになっていました。 その国々で大麻を育てるのが法律で許されてはいないと思いますので、 おそらくそれはbossnassさんの回答してくださった、密輸品に当たる ということですよね。。 いくら国が認めていても、国内の組織が政府非公認の組織で犯罪、密輸組織なら オランダという国単位で大きな犯罪を認めているという ことになりそうですね。。大麻のよしあしより、そのことが気にかかります。 しかし、もっと法をしっかりと整備したらクリーンな大麻環境ができそうですね。というのもまたおかしな話ですが。。。

その他の回答 (2)

  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.2

日本におけるタバコみたいなものです。まぁ、専売公社はいませんけれども。 コーヒーショップなどで出されるのは、大抵は郊外などに畑があってそこで栽培されたものです。そのブランドもあって、年に一度の「大会」で品質を競い合っていたりします。 因みに日本国内でも、大麻は自生しています。通報すると警察だったかの人が来て抜いてかえります。花がきれいなので知らずに庭に移植したりする人も居ますが、警察が発見すると全部抜かれることになります。

rusi_090
質問者

お礼

お礼が遅くなりました。 回答していただきありがとうございます。 大会が開催されているとは驚きです。たしかに品質には 色々差があるようなのでその手が好きな人には大変興味深い 大会でしょうね。。笑

  • snowplus
  • ベストアンサー率22% (354/1606)
回答No.1

ここが変だよ日本人でも触れられていますが オランダでは合法なため栽培もOKです 国内で大麻栽培がされています 種が売っているので要は誰でも(家庭でも)作れるようです コーヒーショップはあくまで場所的な指定だけでショップ自身も 栽培できるし当然農家も存在すると思います 外国から(インドなど)も入ってくるようですが 日本でも医療目的ではOKですしオランダ以外でも100%違法というわけでもないようですが基本的には家庭栽培だと思います http://www.google.co.jp/search?hl=ja&c2coff=1&q=%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%8C%E5%A4%89%E3%81%A0%E3%82%88%E3%80%80%E9%BA%BB%E8%96%AC&lr=

rusi_090
質問者

お礼

お礼が遅くなりました。 回答していただきありがとうございます。 早速動画などをみさせていただいたのですが、 新たに疑問がいろいろ湧き上がってきました笑 独特な国ですね。。

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