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バブル経済?
こんにちは。 超々根本的で初歩的な質問で恐縮なのですが、そもそもバブル経済というものはどういうことをいうのでしょうか? 後、バブルがはじけたとういうこともよくわかりません。どなたかものすごーくわかりやすく教えてください。宜しくお願い致します。
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- mmky
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[そもそもバブル経済というものはどういうことをいうのでしょうか?] ということですね。 そもそも論でしたら、「バブル経済」とかいいものはありません。何年か前に非常に経済、金融の好調なときに、自由経済を理解しない一部マスコミや コメンテータが「皮肉を込めて」使った言葉です。自由経済ではどのような好景気もありますし、どのような不景気もあります。単に景気が良くて、土地も値上がり(売り手と買い手がいたわけです。)土地で財をなした人々が お金を使った(還流した。)ということだけです。 特筆すべきは、その絶頂期に、時の大蔵大臣が行政力で金融引き締めを行ったのです。つまり、自由経済おおかの真っ最中に、こともあろうかマスコミにのって社会主義的な統制経済をおこなったのです。 つまり、金融社会主義です。経済学を理解するものならだれが考えても 「異常な」ことをしたのです。ということで、資金の流入を統制された経済は、光を失ったということです。これをマスコミは、「バブルがはじけた」と揶揄したわけです。それで自らは宣伝広告費がへって困った。という笑えない落ち着きの話です。落ちはまだあってね。資金統制経済が間違いと大蔵省は多分気が付いたんでしょう。日銀に公定歩合を下げろという働きかけをしたのでしょうが、時の日銀総裁がなぜか公定歩合を上げ続けたんですね。 ということで、現在の状態があるのですね。銀行の負債は、銀行の責任もあるが、マスコミと行政の政策ミスもあるのですね。行政のミスは国民のミスですから銀行などの債権に国費が投入されているわけです。 参考まで
- Singollo
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基本的なことですが、景気というのは人間の気分です 『景気がよくなりそうだ』と思う人が多くて、みんなが先行投資をして、市中にお金が溢れている状態が好景気、『好景気はもう限界だろう。これからは景気が悪くなりそうだ』と考える人が多くなって、みんなが財布の紐を締め、市中にお金がうまく回らなくなった状態が不景気です 好景気には資金が集中した投資対象を中心にインフレが起こりがちです バブル景気はとてつもない好景気だったわけですが、この末期に資金が集中したのが不動産でした 中曽根内閣時代に成立したリゾート法により、様々な優遇政策のとられたリゾート開発事業が、余剰資金のリゾートとなったためです そもそも土地というものは、全く同じ条件の物件を複数揃えることの困難な、あまり価格相場の形成が容易ではない商品なのですが、このときはいけいけどんどんでじゃぶじゃぶに資金が投入されたために、インフレとなり、上がった地価を担保に貸し付けられた資金が投入されて、更にインフレが進むという悪循環で、すさまじい資産インフレが生じてしまいました この、あぶく銭による、あぶくのような資産インフレの状況がバブル景気と呼ばれた所以です 政府も馬鹿ではないので、好景気が無限に続くとは考えず、金融引き締め政策を実施し、ソフトランディングを図ったのですが、族議員、官匪などの圧力により、住専、農林系金融機関などの抜け道ができてしまい、うまく機能しませんでした バブルが弾ける、即ち、好景気から不景気の局面に変わると、これらの土地価格は、先行投資が無駄に終わったために暴落し、資産価値の大幅な目減りを生じました 担保割れとなった土地も多く、いわゆる『不良債権問題』がここから始まったわけです
1980年代後半、日本は金融緩和により、銀行はどんどん貸出をして、お金がとっても余っていた状態でした。 景気もよく、企業も利益が上がり、給料が上がり、個人も企業も金持ちでした。 そこで、個人や企業はもっとお金を増やそうと、銀行などなら借金をして、株式投資や土地投機などの財テクを始めたのです。 その結果、1億円で買った土地が、瞬く間に2億円、3億円と上昇していったので、土地を持ってるだけで億万長者です。それが、一層、土地投機を引き起こし、銀行は更に、彼らにお金を貸しました。 株もそうです、余った資金や銀行から借りた資金で株を買いあさり、株価も暴騰しました。 しかし、90年代に入り、政府が土地の暴騰をを押さえるために、金融の引き締めを始めました。 この結果、金利が上がり、銀行から借りにくくなり、土地などの買手もいなくなり、土地などの資産の価値は瞬く間に暴落し、株価も下がりました。 最盛期に 借金してまでして買った、3億円の土地が、5000万円になって、株価も半分以下になりました。 その結果、企業や投資家に残ったものは、価値の下がった土地と株、それに莫大な借金でした。 本来なら、銀行は、このような企業が困ったときに貸出しをして企業を助けるべきなのですが、企業はお金がなく貸出金の回収が難しくなり、貸し出す資金もないのです。 その結果、あっというまに不況となり、企業は財テクの失敗で借金だけが残った上に、売上が低下して儲からなくなってしまい、給料も上がらず、国民の生活も苦しくなったのです。 この、土地などが暴騰したのは、土地の価値を十歳以上に超えた実態のない価格だったことから、中身のない泡にたとえて「バブル」と呼び、90年代に入っての 大暴落を、その泡がハジケたことから「バブルがはじけた」と表現します。 下記のページと、参考urlをご覧ください。http://www.st.rim.or.jp/~ikita/DOC/e007t001.html
1985年9月のプラザ合意で、ドル高の修正、つまり円高方向に 国際的に誘導することになります。 日本は円高不況に対する手段として、公定歩合の引き下げを行いました。 fromkibuneさんは金利がものすごく高かったのが、 ものすごく安くなったら家でも買おうかと思いませんか? 給料も安定していてですよ。 今は金利が下がっていますが、給料も下がっていますので思いませんが。 3000万で買った土地を3100万で買いたいという人が出てきたので売って、 買った人は3200万で買いたいという人がでてきたのでさらに売る。 多くの人が金利が安い間に買ったほうが得だと思っていたのです。 また、上がる時期がくるのですから。 当時は物価が安定し、さらに金利が史上最低の水準となったため、 買わなきゃ損という感じだったのです。 また、日本は株式の相互持合いが6割を超え、残り4割の市場に出回っている 株式を取り合いとなり、土地も日本は狭いですから、どちらも 少ない物を取り合いしたため、バブルが一気に膨らんだのです。 株価の高騰がさらに財テク商品を生み出しました。 ここまでくると、トランプのばば抜きです。 最後にばばを引いた人が大損します。 しかし、最後に引かなければ大儲けできるのです。 そして、日銀がバブルをおさえようと公定歩合を急激に引き上げたため、 株価も地価も暴落しバブル崩壊となりました。
こんにちは。 バブルとは、要するに土地やら株には適正な価格があるにも関わらず、なんの根拠もないまま適正価格を大幅上回る状況が出来てしまって、そこにドンドンお金が投資されてしまったことです。 簡単に言えば、せいぜい10円までしか価値がないものが、12円になったからと言って後に続いた人たちが20円になることを期待して、15円で買って待っていたら、やっぱり10円しか価値がなかったということになり、5円損をしてしまった。というのがバブルの崩壊です。 1986年頃から、土地や株が高騰して、1990年以降、地価や株価が急落してしまったのです。 バブル(泡)なわけですから、実体はないということです。 かーんたんに言えばこういうことです。
お礼
どーも、ありがとうございました。
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