- ベストアンサー
フラックス入りワイヤのスラグの取り方 炭酸ガスMAG溶接
最近、ソリッドワイヤからフラックス入りワイヤに変えました。 スラグをすばやく取る方法は、ないでしょうか? 下手なのでソリッドワイヤから変えて何とか見栄えが良くなりましたが、いちいち溶接ハンマで取ってブラシで擦っていて、ソリッドワイヤからするとえらく面倒です。取る手間を入れたら、ソリッドワイヤの倍くらい時間が掛かっています。 我流でやっている為、よく分りません。玄人の方宜しくお願い致します。溶接機はダイヘンの半自動MAG溶接機XD350、ワイヤは神戸製鋼のDW-Z110、ガスはCO2です。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
半自動ではソリッドしか使ったことがないので、フラックス入りのスラグがどれほどヤッカイか判りませんが・・・ニードルスケーラーとサンダーブラシは御存知でしょうか?もし御存知であれば解決にはなりませんが、念の為詳細のご紹介など。 ニードルスケーラー 細長い鋼材(ヤキトリ串の様な感じ)が束ねてあり、スイッチを入れると激しく出たり入ったりするモノ。 溶接ハンマを超速で叩く様な感じになり、大きなスラグであれば一瞬のうちに叩き落せます。ただ『串』が太いモノが多く、あまり細かい作業には向きません。 とりあえず『ニードルスケーラー』で検索してヒットしたアドレスを貼っておきます。写真はかなり大型の様ですが、色々なメーカが色々なサイズのモノを出しているはずなので、時間をかけて検索してみてください。 尚・・・自分はエア式を使っていましたが、電動のモノは見たことがありません。(工場エアを引いてないところでは使えるモノがないかも) http://item.rakuten.co.jp/pro-nakashin/10000540/ サンダーブラシ 正式名称はなんと言うのか知りません。サンダーブラシの他、回転ブラシとかディスクブラシとか、色々呼んでました。 要するにディスクサンダーに取り付けて使うワイヤブラシで、あの回転数でブラシが回るので、ビードもサビも一瞬でピカピカになります。 とりあえず『ディスクサンダー』『ブラシ』で検索して最初に出てきたアドレスを貼っておきます。これも色々なサイズや形状(カップ型になっているモノもあります)、ブラシの材質が出回っており、目的に合ったモノを検索してみてください。 ちなみに・・・当然予想される通り、あの回転数でブラシをかけるワケなので、グイグイかけていくとワイヤが抜けて周りに飛び散ります(作業服にチクチクと刺さることもあります)。回転工具で手袋をするのはちょっと怖いですが、皮手とゴーグルは必需品です。 http://store.shopping.yahoo.co.jp/naigai/ds-385.html
その他の回答 (2)
- minollinn
- ベストアンサー率38% (631/1630)
溶接専門ではないですが業務として半自動やアークをやってます。 溶接作業にニードルスケーラ(ウチではエアータガネと呼んでます) は必需品です、特にフラックスワイヤーはスラグが多いのでなおさらと思います。 溶接の量にもよりますが、溶接を続けるなら即購入です、あって損はしません。 電動式はでかくて重いのでエアー式がお勧めです、コンプレッサーはあると思いますがレシプロ2.2kw程度で十分です、エアー3点セットもお忘れなく。 エアー式で溶接専用なら小さい型で十分です、ちなみに、大きい型だと塗装のはく離やサビ落しにも使えます。 自分の力で押し付けますので相手がボコボコになることは無いですが、(そのかげんは自分でします)当然ながら相手が弱いと(錆びてボロボロとか薄い鉄板とか)相手を痛める場合もあります。
お礼
ご回答ありがとうございました。 やはり、エアータガネを使ってるんですね。 フラックスワイヤーのスラグって薄いんですが、硬くこびり付いている場合もありまして、なかなかてこずっておりました。 さっそく試してみます。 ご教授大変感謝致します。
- LB05
- ベストアンサー率52% (593/1121)
再度登場です。それではニードルスケーラーの情報など。 自分がやっていた鋼材の溶接作業は・・・ ※材料は、板物だとSS400、SPHC、SPCCなどのt=1.0~8.0ぐらいでしょうか?溶接はMAGでした。 ※使っていたニードルスケーラーは、前回の回答にて御紹介致しましたモデルより一回り小さい(ニードルが細い)モノでした。 ちょっと気合を入れてネットで検索したところ・・・・似たものを発見しました↓このページの、一番上の画像のガンタイプです。 http://66tool.blog20.fc2.com/blog-date-200508.html ・・・ワタシ、溶接作業をやっていたのはもぅ10年ほど前なので工具のメーカなどはロクに覚えていませんが、このガンタイプ、かなり似ています。もしかしたらこれを使っていたかもしれません。 ※さすがにt=1.0などの軽い部品の点付けでニードルスケーラーを使う事はありませんでしたが・・・鋼板がボコボコになって困った記憶はありません。ニードルスケーラーは単に棒が出たり入ったりするだけなので、チカラ加減は自分でコントロール出来ます。 どの様な溶接をされているのか判りませんが、ビード長が長い線溶接では重宝するでしょう。 ・・・以上、自分は買っておいて損は無いと思いますが、御心配の点はごもっともですし・・・デモ機があればいいんですけどね~。歯切れの悪い回答で、申し訳ありません。 工具屋で御相談されては如何でしょうか?溶接の状態を説明されれば、或いは使えるかどうかアドバイスが頂けるかもしれません。
お礼
ご指摘ならびにご教授ありがとうございました。 ビードは長くて200mmくらいです。 ニードルスケーラーで試したくなりました。さっそく買ってみます。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 SS400のフラットバーやらアングルやら(T2.3~9くらい)を使って簡単な機械物を作っています。本来は電気屋なのですが、それなりに機械が必要な時もあり、試作や急な用事の場合に作っています。客先の工場の中はどこもホコリだらけで汚いのでそんなに細かいことは言いませんが、ニードルスケーラーって勢いがすごそうだし、SS400って打痕だらけになりませんか?ならなければ早そうだし、私の大雑把な性格にあいそうなので、ぜひ試してみたいと思います。 そこらが分らず値段も高いので躊躇していました。 回転ブラシさっそく買ってみて試しました。 確かに早いですね。ご教授ありがとうございました。