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改良石炭?
今朝NHKのニュースで低カロリーの石炭をテンプラ油で揚げて石炭に含む水分を飛ばしカロリーを上げる方法が紹介されていました。 しかし 蒸気機関車の燃料石炭にはカロリーを 上げる為に石炭に水を掛けて カマドに入れていました。 何か矛盾を感じます。 元々高カロリーの石炭には水を掛け更に高エネルギーを引き出す~~ と解釈して言いのですか?
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>蒸気機関車の燃料石炭にはカロリーを上げる為に・・・ ここがちょっと違います。蒸気機関車の石炭に水をかけるのは、(不完全燃焼を起こしやすい)炭粉を塊炭に付着させることにより、また、水蒸気の効果により燃焼効率を改善してその結果石炭の消費量を抑えることが出来るため、と記憶しています。石炭のカロリーを上げるためではありません。 褐炭や亜瀝青炭などの低品位炭を油で揚げて改質すると、3,000kcal/kg程度のものが6,000~7,000kcal/kgと瀝青炭レベルまでカロリーが上がるだけでなく、燃焼させた後の灰分を瀝青炭よりも押さえることが出来ます。これぐらいまで品質が良くなれば、発電や製鉄に利用できるのです。
お礼
教えて頂き有難う御座います。