貯蓄と賃貸収益だけで食うというのは危険があるといえます。
老齢基礎年金は生涯受給できるもので、物価スライドもあるために非常に安定した計算のできる老後資金です。
今から、60歳までで25年の受給資格期間を満たし、60歳からは、任意加入をしてさらに60ヶ月を上乗せすることができます。
奥さんが同じ年ならおよそ同金額、年齢が下なら、さらに加算ができます。
30年(360ヶ月)ですと、現在の金額で594,000円の年金が受給できます。
2人で約1,200,000円/年、月10万円の金額が毎月の生活資金に計算できるので、貯蓄・賃貸収益をあわせて、安定化できる方法といえます。
金額は少ないですが厚生年金の報酬比例部分もあります。
国民年金の受給資格がないと厚生年金の保険料もムダになります。
今後30年間の保険料が一人概略6,000,000円、594,000円の年金受給だと10年で元、その後も生存し続ける限り受給は続きます。
又、保険料を納付していると、障害時に、障害基礎年金も受給権が発生する場合もあります。
この金額で不安な場合、付加保険料を納付して付加年金を受給することもできます。
400円/月の付加保険料で、200円×納付月数の受給ができます。
又、国民年金基金に掛金を納付すれば、2階建ての年金額にすることもできます。
これら公的年金を充実させて、一生涯の月当たり年金額を確定させて、
尚且つ余裕があれば、貯蓄、民間の年金保険を検討すると言うのが王道だと思います。
貯蓄、民間の年金保険の場合、インフレリスクを加味する必要があります。
お礼
ご回答有難うございました。 厚生年金をどれだけ払っていたかは定かではないのですが、 ほんの少しだと思います。 妻もひとつ下で、今から払うか払わないかで 年金を受け取れるか無駄払いになるかの瀬戸際です。