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老後のための貯蓄額について
老後の貯蓄に関して漠然とした不安を抱えています。 現在、夫49歳、妻36歳。 資産の内訳と老後の収入予定は以下の通りです。 預金: 約2000万円 外貨預金: 約2000万円 株: 約1000万円 不動産: 査定価格約1億円、うち負債約2000万円(海外の不動産です) 所得税控除(海外での会計上)のため、ローンは全額支払わず残しています。 また、この不動産は5年後(或いは査定が5000万円以下になりそうな場合は5年以内)に売却予定です。差額は老後の住宅費にあてる予定です。 夫の退職金(予定): 約3000万円 夫の年金(予定) 適格年金: 約10万円/月(夫が60歳~69歳まで)<受給できるか否か、またはっきりした受給額は不明です> 企業年金: 約13万円/月(夫が60歳~終身) 厚生年金: 約17万円/月(夫が65歳~終身) 妻の年金(予定) 私的年金: 毎年約30万円~50万円を海外の投資信託のリタイアメント・アカウントにて運用。妻が59歳になるまで続ける予定。毎年の投資額は前年より2~4%引き上げの予定で、妻が60歳になるまでに3000万円に達すればいいと思っています。 公的年金: 月に数万円程度は入ると予測 今後のライフイベントで金銭的に大きく影響を与えそうなのは、 ・子供ができたとき ・遺産相続があったとき の2点です。 遺産相続は土地と家屋約3億円相当になります。事情により相続放棄は出来そうにもありません。(売却も考えていません。) 夫の定年まで、毎年最低でも200万円ずつ貯蓄したいと考えていますが、 1)これで子供が出来ても、その子が成人するまで金銭的な心配をせず育てられる状況でしょうか。 2)遺産相続が発生した場合、相続税は私たちの老後資金を圧迫するほどでしょうか。 3)夫の定年も近いので、あまりアグレッシブな投資には手を出さないようにしていますが、資産のバランスについてどう思われますか。 この3点のアドバイスをお願いします。 また、この他老後のために考慮するべき項目(保険等)があれば、それも併せて教えて下さい。 よろしくお願いいたします。
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#1です。 親から子への相続にかかる相続税は、 実際はもっと細かいことがあるのかもしれませんが、 1億円~3億円以下 ・・・相続税40%、控除額1700万円 3億円超 ・・・相続税50%、控除額4700万円 となっています。つまり、3億円の相続財産の相続税は、 3億円×0.4-1700万円=1億300万円 となります。(計算があっていれば) 3億円相当というところが微妙ですが、どちらにしても 1億円以上の相続税を払うことになりますね。 でも今の日本は、生前贈与をしやすくして、どんどん子供に お金を使ってもらおうとしています。 で、できた制度が「相続時精算課税制度」というものです。 これは、お金でも不動産でも、親から子への合計2500万円以内の 生前贈与には贈与税をかけないという制度で、贈与されたものの使い道も自由です。 複数年にわたって何回でも贈与ができます。 詳しくはご両親かご兄弟に日本の税理士さんに聞いてみてもらったら いいと思います。 ご両親が健在の間に3億円のうちの2500万円分にあたる部分(土地でも 家屋でも)を奥様に贈与したとして、不動産登記を持分比率に応じて 共有名義に変更してもらいます。実際に相続発生時にこの制度を利用したとして申告し、相続税の計算では、 (3億円-2500万円)×0.4-1700万円=9300万円 となります。(計算があってれば) 大して税金の額は変わりませんが、1000万円の節税にはなります。 ご参考までに。 ちなみにテレビのワイドショーで聞いた話ですが、 そんなに贅沢をしないで老後を80歳くらいまで生きるとして、 3~4000万円程度の貯蓄を考えていればいいらしいですよ。 その人いわく、子供一人育てるにも4000万円くらいかかるみたいなこと を言っていたような気がします あいまいな記憶ですので、根拠は覚えていませんが・・・。
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- coco1bann
- ベストアンサー率21% (5/23)
こんにちは、まあお金というのはあればあったで色々悩みは尽きない ものですね。 安心して日本にお帰りになって大丈夫ですよ。 ご主人が退職されたあと、ほどほどの資産運用をされていけば 十分に生涯暮らしていけると思います。 それより奥さんはご主人の健康管理をして、夫婦共々健康に留意されたらと思います。 余計なお世話ですみません。
お礼
>安心して日本にお帰りになって大丈夫ですよ。 この一言で、少し肩の荷が下りた気がしました。 あまり心配しすぎるのも健康に良くないですね。 老後資金をしっかり蓄えても、長生きしなければほとんど無意味です。 慣れない土地で新しい暮らしを始める事に対して、不安な気持ちでいっぱいだったのですが、お優しい言葉を頂き少し気持ちが楽になったような気がします。 アドバイス、ありがとうございました。
- masuling21
- ベストアンサー率34% (2491/7233)
たくさんお金があるのですから、専門家に相談することをお勧めします。
お礼
現在は日本国外におり、こちらの専門家にはすでに相談しています。 この国で生活・リタイアする事を前提とした資産に関するアドバイスはすでに受けているのですが、これが日本でリタイアとなると、こちらの専門家では思っているようなアドバイスは受けられませんでした。 もちろん、相続が関係した場合のアドバイスも受けられませんでした。 国の年金制度が頼りにならないところに長く住んでるので、老後に日本で年金に頼る生活にものすごく不安を感じています。 日本の専門家に相談出来ればよいのですが、今すぐにという訳にもいきません。従って、こちらでどなたからかアドバイスを頂けないかと思いご相談させて頂きました。 ご回答ありがとうございました。
- vorinchan
- ベストアンサー率50% (9/18)
うらやましいぐらいの資産をお持ちなのに、 今の世の中では心配の種が尽きませんね(笑) 資産運用の専門家ではないので、相続の部分についてだけ。 ご主人と奥様の年齢差から言えば先にご主人が先立たれることは 十分考えられます。もし、ご主人が先立たれたとして、 お子様もいらっしゃらない場合、相続人になれるのは、 (1)奥様とご主人のご両親(ご生存の場合) (2)奥様とご主人のご兄弟(両親が亡くなっている場合) になります。もし、ご両親もご兄弟もいらっしゃらない場合は、 奥様お一人が相続されることになります。 相続税には配偶者税額軽減制度というのがあり、配偶者が相続する遺産額が A.1億6000万円 B.配偶者の法定相続分相当額((1)の場合2/3、(2)の場合3/4) であれば、相続税はかかりません。 つまり奥様が相続した遺産額が、1億6000万円以内であるか、 1億6000万円以上でも法定相続分に相当する額までは相続税かからないことになります。 もし、これからお子様がお生まれになったとすると、奥様とお子さんが 相続人になりますが、お子様が未成年である間は未成年者控除という 制度もありますので、相続税について心配される必要はないかと思います。 私はそれよりも、相続人が(2)の場合の方が心配です。 他のご兄弟が同じように裕福な方でしたらよろしいですが、 それだけの資産があると必ず自分の取り分を要求する人が出てきます。 そのために家や土地を売却することになりかねません。 ご主人には早めに、「妻に全部相続させる」旨の遺言を 用意してもらったほうがよろしいかと思います。 (その遺言があれば、他のご兄弟はなんの要求もできなくなりますので) ちなみにファイナンシャルプランナーには遺言についても詳しい人も いますので、不安が解決されるのではないでしょうか?
お礼
とてもご丁寧に説明して頂き、ありがとうございます。 遺産相続に関して、私の説明不足があったようです。 心配している相続というのは、夫婦どちらかが死亡した場合の相続ではなく、妻側の親が他界した際に譲り受ける資産の相続です。 妻(私)にも兄弟がおりますが、親族の協議によりこのような取り決めになったので、この相続に対して不服を申し立てる兄弟は恐らくいないと思われます。 基本的に私は現金の相続はなく、土地(山林)と家屋のみを相続します。 私はこの土地を次の代に残すだけで、私たちに子供が出来なかった場合、これらの資産だけは妻側の兄弟の子に相続させるよう遺言書を残す予定です。 私は普通の会社員の家庭に嫁ぎましたので、いつ発生するかも分からない私の相続のせいで、夫と貯めた老後資金の圧迫をするのが申し訳なく思っています。夫は、払えない場合は放棄すればよいと言っておりますが、実際にはそうする事も難しい状況なので、私が働ける間にもっと資金を貯めておいた方が良いのかと考えている次第です。 おっしゃる通り夫との年齢差もありますので、夫婦間の相続の事も心配なところでした。 資産の名義は夫婦で大体50/50の割合になっており、今のところは一方が死亡しても相続額が1億6000万円を超えることはなさそうなので、夫婦間での相続税に関しては少し安心しました。ご説明ありがとうございました。 私は幼い頃から海外の国を転々としたので、日本での実生活の経験がありません。(現在も海外です。) 従って、日本での生活にかかるコストが全く想像できず、年金受給額に関してもこれで十分なのか不十分なのかもよく分かりません。(夫の定年後は日本で暮らす予定です。) 質素でいいので、誰にも迷惑をかけずに安心して暮らせるだけの老後資金+子供にかかるかもしれない費用+親の相続に対する税金分だけ確保しておきたいと考えているのですが、果たしてこれで十分なのでしょうか。 日本に帰国した際には、FPの方にも相談に乗って頂こうと考えていますが、いつになるかは未定です。 引き続き、どなたかご回答頂けるとありがたいです。 よろしくお願いいたします。
お礼
再度ご回答いただき感謝いたします。 一億円という相続税の額には驚きを隠せませんでしたが、生前贈与の説明を拝見して、以前相続税について父に相談した際、父から言われていたことをひとつ思い出しました。 この件に関しては、後ほど父に再度確認してみたいと思います。(今までそのことを忘れていた私がのん気過ぎていました。) 余談ですが、現在私たちが暮らしている地域は物価が高く、ここで老後を過ごすとなると、今の資産でギリギリのラインだと考えています。(今後のインフレーション率が3~4%と仮定した場合。) 従って日本での生活はどうなのだろうと思っていたのですが、日本では4000万円程度の貯蓄を考えていれば良い、とのことでしたら、私たちはそれほど心配しなくても大丈夫かもしれません。(これは相続税を考慮しない場合ですが。)日本では税金や医療費が(現時点では)比較的安いのが、この違いの主な原因かもしれないです。 ただし、日本でも将来、医療費の個人負担の割合が増額する可能性も考慮しておいた方が良さそうな気もしますね。 今後は、大きく転ばない程度に投資で蓄えを増やす工夫をしてみます。 お時間を割いてご回答いただき、本当にありがとうございました。