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お薦めの名作

世間で名作といわれている本でお薦めを教えてください。 ジャンルは何でもかまいません。 簡単な説明も書いていただけると助かります。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#61848
noname#61848
回答No.2

こんばんは おすすめ本を何冊か挙げてみますね。 ○「ドリアン・グレイの肖像」オスカーワイルド  素晴らしく容姿端麗で純粋な一人の青年(ドリアン・グレイ)が、老画家と、その友人の快楽主義者と出会い、次第に堕落していく話です。  この、ドリアン・グレイ、感化されてからは、自分の快楽の為なら悪行の限りを尽くしますが、何年経っても、不思議と容姿だけは変わらずに美しいまま。しかし実は、老画家が描いた彼の肖像画が、彼のかわりにどんどん醜くなっていたのでした・・・。  ちょっとホラーチックで、面白いです。 ○「モンテ・クリスト伯(巌窟王)」アレクサンドル・デュマ  ご存じ巌窟王も、ちゃんと読もうと思ったら、結構な冊数です。  善良で有能で、婚約者までいる船乗りが、陰謀により無実の罪をきせられ、監獄にぶちこまれます。何年もの独房生活で猛勉強し、賢くなった彼は、脱獄し、モンテ・クリスト島の隠し財産を見つけ、モンテ・クリスト伯と名乗り、かつて彼を陰謀により監獄に追いやった人々への復讐を始めます・・・。  ながーい話ですが、一気に読めます。全冊、大人買いすべき本です。 ○「君たちはいかに生きるか」吉野源三郎  子ども向け作品ですが、大人が読んでも心うたれます。  父親をなくした中学生コペルくんが、叔父さんや学校の友人達と関わりながら、少しずつ社会のしくみに気づき、倫理観を身に付け、成長していく話です。  とにかく、このコペルくんが滅茶苦茶よい子で、こんな子が欲しいなあ、と思うほど。  また、章ごとに完結するし、簡単な文なので、読みやすいですが、内容は深く、考えさせられます。 ○「堕落論」坂口安吾  「生きよ、堕ちよ」が有名なエッセイです。短いエッセイなので、大抵他の作品と一緒に文庫化されています。  戦後の日本人に、堕ちるとこまで堕ちていいよ、そっから再生するんだからさ、と言い切ったすごい本です。  簡潔な文と大胆な発想に、読んでいて爽快な気分になります。 ○「楢山節考」深沢七郎  「姨捨山」の伝説をベースにかかれた、70歳になった老人は山に捨てるという掟を持つ、貧しい山奥の村での、70歳間近の山に行くことを名誉と考える老婆とその息子家族を中心とした話です。  哀しく、残酷で、生とか、死とか、親子とか、貧しさとか、とにかく色々なことを考えさせられます。  ・・・これ以外にも沢山ありますが、とりあえず、ここまで。  本のことになると、熱くなってしまい、ついつい長くなります(^^;すいません。  自信をもってお勧めするので、よければ読んでみてください♪  

その他の回答 (2)

noname#58147
noname#58147
回答No.3

サン=テグジュペリ 「星の王子さま」 小学生のころ、担任の先生が 「ぜひ読んでみてほしい本」だと言っていたのを思い出し 小学校を卒業したときに買いました。 しかし読んでみてもおもしろくない・・ 少し難しい本だなぁ と思い、途中で放棄してました。 あれからずいぶんと年を重ねた最近になり ふとこの本を思い出したので 押入れの奥から見つけだし、もう一度読んでみることにしました。 この本の良さがこの年になってやっと分かりました。 ちなみに私が読んだのは、岩波版の内藤濯さん訳のものです。

noname#60746
noname#60746
回答No.1

こんばんは 私のイチオシは、シェイクスピアの「十二夜」です。 生き別れた双子の兄セバスティアンと妹ヴィオラ(公爵に仕える男装の騎士・ セザーリオの正体)が女伯の身辺でニアミスし 周囲はおろか本人達さえも気付かないうちに時折入れ替わり 混乱と勘違いのうちにストーリーが展開します。 恋愛感情のベクトルは妹→公爵→女伯→妹となっており 兄妹を取り違える女伯、その女伯に横恋慕し恋敵に決闘を挑む男、 さらにその男を利用して姪である女伯から酒代を引き出そうと企むアル中、 決闘騒ぎに巻き込まれて逮捕されてしまう兄の命の恩人や、 策略によって女伯が自分に惚れていると思い込んでしまう執事など、 各々が混乱に拍車をかけています。 そして最後の最後に誤解が解け、大団円を迎えます。 とてもおもしろいですよ。 イギリスの有名小説家といえばコナン・ドイル、エドガー・アラン・ポーや アガサ・クリスティなどがいますが、あまりに有名なので割愛します。 それから、もうひとつは現存する世界最古の長編小説「源氏物語」です。 簡単に言うと、世紀のプレイボーイにしてスーパースター・光源氏の 華麗なる宮中スキャンダル事件簿ですね。 時系列に沿って登場人物も歳を重ね、光源氏が栄華を極めた後、 その孫世代のエピソードで物語が終わります。 とても話が長く、いきなり読んでも混乱するので まずは「まろ、ん? 大掴源氏物語」というコミック本を読んでみてください。 理解しやすくなると思います。 余談ですが、とりかばね物語という古典を原作とした少女漫画も 興味深いストーリーでした。 左大臣の家に生まれた(異母姉弟の)男勝りな姉と女々しい弟が 神託を受けて兄妹として育てられ、結果的にそれが人格形成によい影響を及ぼし 最後は本来の立場にこっそり入れ替わり 姉は中宮、弟は帝の妹の恋人になるというお話です。 10年近く前に借りたコミック本なので、今も入手できるかはわからないですが。

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