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企業するにあたって莫大な設備投資が必要であり、2億の融資が必要なのですが
私は札幌市でプロパンガスの小売営業を計6年間経験しましたが、トップの方針に納得がいかず退職しました。営業成績は辞める以前1年間は札幌市内のプロパンガス業界でおそらくトップだったと思います。以前の会社では28歳で営業部の課長に就任しましたが、そのタイミングで営業部長が不在だったため、部所の長として年度計画等や部下の管理育成、営業といった全ての営業業務を行いながら、スキルアップのために自発的に資金繰りも管理部長に教育していただき身につけました。退職後に同業他社からは6社声がかかりましたが、私自身の独立欲が強いためお断りしております。ただ先行投資が莫大な業界であり、私自身の自己資金が0であることから、今までのノウハウだけでは独立できません。そこで今迄の取引先(建築関係)と一緒に会社設立する方向で話を進めてはおりますが、集められる資金は6千万程です。私は2年間で2千件の顧客を獲得する計画で進めたいので、計画通り進めるにあたって必要な2億円の融資を7年長期返済、年利2%、4年目~7年目は借入返済の他に経常利益の50%(1千万/年程度)の支払いで融資してくれる先はないでしょうか?(実質年利7%位) 資金ショートの心配もありませんが、私自身の担保は一切なく個人補償のみとなりますが、2億円の設備投資し物件が担保になるととらえていただければ良いかと存じます。自己資金が0の私を簡単に信用するのは難しいと存じますが、投資家の方でお話を聞いていただけるような方。またはそのような方をご存じの方は是非ご紹介やアドバイスを頂きたいです。
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「資金を出してくれる機関または個人を紹介して欲しい」というご質問なら、何のお役にも立ちませんが、一般論として申し上げると・・ あなたはおそらく年齢30歳前後のバリバリの営業マンで、以前の会社で抜群の成績を収め、この程度なら自分で会社を作って社長になっても十分やっていけると、今は「自信の塊」の状態なんでしょうね。 私はプロパンガス業界のことはよく分かりませんが、寒さの厳しい北海道ですから、LPガスは電気、灯油、都市ガス等と熾烈な争いをしているものと想像します。 北海道エルピーガス協会の石狩支部の名簿を見ても、札幌周辺だけで300社を超える販売店があるようで、競合の厳しさが垣間見えます。 てな余分な話は置いておいて、 >先行投資が莫大な業界 ということは必要な資金の大半は「設備資金」ということでしょうか? その場合、事業の税引き後利益から返済(社債等で調達した場合は償還といいますが)する、いわゆる「利益償還」が必要となりますが、7年やそこらで返済できますか? >資金ショートの心配もありませんが こう言い切れる根拠を持っているものとは思いますが、設備資金と運転資金では調達形態も異なるし、金利や保全条件も違ってきます。 建設関係の会社とジョイントするということは、新築・リフォーム等のハード面需要とタイアップした営業を考えているのかもしれませんが、資金支援する人間を納得させるプランを描くのは大変でしょうね。 融資にせよ投資にせよ、新会社でいきなり調達するのは難しいと思われるので、パートナー会社からの転貸も考慮してはどうでしょうか。 それと最後に、起業家として成功されたいなら、まずはこの掲示板の回答者に対し何らかのコメントを返す度量を示されるよう、老婆心ながら申し添えます。
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- kametyan11
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私も先日起業し、年齢も27歳で同年代であるため気になりましたので 回答させて頂きますが参考程度でお願いします。 融資を受ける金融機関と長年の取引き実態があり年間でも月間でも○千万、○億の取引きがあれば大丈夫かも? >資金のショートの心配はありませんが、 起業されるみなさんがそう思って資金不足の場合は融資を受け起業します。融資額が増える要因にはならないでしょう。 何よりも融資を受けるにあたっては信用が大事です。 市内トップの営業成績と自負し、それ相当の地位につき 独立願望があるにもかかわらず自己資金0というのはいただけません。 しかしながらそれでも6千万を集めるという事は 営業マンの腕かと関心しました。(笑) 目標を高く持つことは大切ですが、シュミレーション通りに何事も思い通りに行く事はほとんどありません。 例えば小規模でも6千万からスタートは無理なのでしょうか? 目標顧客数を多少でも落として、今できる範囲でやっていくことが懸命かと思います。 それで可能な場合は、そうしながら会社をどんどん大きくしていった方が社員もあなたの事を尊敬していくし、会社に対して愛着がわいてくるかもしれません。 話がそれてしまいましたが、現状で融資を受けるのは難しいと思います。 頑張って下さい。
お礼
先日、スターティングメンバーと打ち合わせをしまして、kametyan11さんの意見と同じ結論に達しました。1期でも実績を残してから追加の設備投資費用の調達を行おうと。 参考意見ありがとうございます。
- mahopie
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事業モデルは、既存事業者で充足している市場へ新規参入して、1軒当り10万円の設備を買い取った上で、毎月のガス料金から事業コスト(材料原価・会社維持費用・営業マン給与)をまかないつつ、金利+借入返済で年間30百万円を捻出する、という内容。 尚、直近で見聞したLPガス事業譲渡の対価は顧客数700件で6000万円という数字でしたので、1軒当り10万円の想定は妥当な水準でしょう。 以下、疑問点・確認事項です。(融資先・出資先も同じ考え方をするでしょう) (1) 滑り出し資金の負担:当初開業資金として、在庫・人件費・事務所費の規模・ガス卸との契約で安定供給が可能か・差入保証金等で資金が固定化しないか? 先行する赤字資金を含めて当初6000万円で収まるのか? (2) 経費と利益が均衡する売上水準は契約0件→2000件までのどの時点か? 右肩上がりで売上拡大を見込んでいるのか? マーケットが飽和して成長がストップするタイミングは? (3) 規模拡大が経費増加を招かないか? 個別セールスで顧客を獲得する手法だと、契約先が点在する為商品供給(ガスボンベの交換・検針)のコストが増加するので、単品の販売で完結する業種と違って規模のメリットが得にくいが? (4) 兵站(へいたん)機能が維持できるか? 上記検針・ボンベ交換・集金要員の手配・増加するガス仕入量に際しての資金負担・資金回収サイト・営業マンの教育(誰もが質問者のようなやり手営業マンではない)・事務部門の機能の発揮・・・ (5) 2億円の根拠が2000件×10万円なら、スタート時点で2億円が必要ではないが?スタート時点の6000万円+実現可能な借入でまかないつつ、事業拡大計画の時間軸の修正をする(儲けた金で再投資する)という選択肢は取れないか? (6) 事業のベースを持つ会社(今まで勤務していた会社)の知名度、商品調達・供給能力、資金力等の支えがあって発揮できた質問者のセールス力が、会社を立ち上げる事で分散・消失される可能性は? 出来たばかりの会社の名刺で新規契約が取れるのか? 内部管理機能がスタート時点から機能するのか? 以上、質問から伺える所での疑問点です。敢えて失礼な言い方をすると、自身の能力を過信する余り、それを支えた前提条件が見えていないという典型的な営業マンの起業失敗例に至りそうな確率が65%という評価です。商工会議所での推薦を受けて起業資金3000万円が借入できれば御の字、というのが客観評価です。
お礼
御礼遅れまして申し訳ございません。 私自身、すぐにでも会社を軌道に乗せたいという考えから冷静でなかったと反省しております。設立時の資金のなかで、実績を積んでから新たな設備投資ができるように努力します。皆様のアドバイスのおかげで冷静になれたことを心より感謝しております。ありがとうございました。
- ojisan-man
- ベストアンサー率35% (823/2336)
回答者No.3です。 私はLPガス業界はまったくの門外漢なので、的外れの部分があってもご容赦願います。 あなたは元売業者や卸売業者でなく、小売業者であると仮定して申し上げると、あなたの経営戦術は他の小売業者が設置した配管等の設備を買い取り、利用者に無償貸与して他社との契約を奪い、自社のLPガスを買わせようというものですね? まずユーザーに無償貸与する機器類の減価償却期間の問題があります。 他社が設置した中古設備だし、もともと機械器具関係ですから残存償却期間がかなり短いものと思います。 仮に5年間としても、5年後には新しい機器類に更新しなければならないので、その時までに今回の借金を完済しておく必要があります。 そうしないと5年後に新しい設備資金借り入れが出来ないからです。 また他社が防衛のため、設備の買い取り価格を高く設定すれば2億円では足りなくなるかもしれませんね。 借金を返す上で最も大切なことは、返済のお金をどう工面するかということです。難しくいうと返済元金の原資をどう確保するか、です。 たとえば「売掛金+受取手形+在庫」と「買掛金+支払手形」のギャップを一時的に埋める、いわゆる「経常的な運転資金」の場合なら、売上代金の回収の中から一括して返済します(もっともギャップが続くときはまた運転資金の借入を繰り返すことになりますが、これは健全な借入です)。 またボーナス資金や納税資金を借りる場合は、経費の一時払いですから6ヶ月程度の分割返済にすることが多いです。 赤字で金が足りずに借金するのは最も危険な借入で、返済原資が無いのに借金するわけですから、金融機関が一番嫌がるパターンです。ただこの場合でも経営者は、通常の運転資金と思い、自分が赤字の借金をしていることに気づかないことも良くありますが・・ これらに対して、設備資金として借り入れた場合は利益の中から返済していくことになります。返済にまわせる利益金というのは、税金も払い終わって最終的に手許に残ったお金ということになります。 財務上は利益+減価償却(および一部の引当金)が返済原資となります。 おそらく今あなたの手許には、誰かが作った収支計画や予想資金繰り表等があるんでしょうが、3年目の決算までに何千万円も返済できるほどの利益が出るのなら、当然その半分近くは税金として持っていかれてしまいます。返済用のお金としてどのくらい手許に残せるか、しっかり計算してみてください。 ただ、従業員にちゃんと給料を払った上で、毎年6~7百万円の金利の支払いと、毎年3千万円の元金返済(5年返済なら毎年4千万円)を確保していくのは大変と思います。 LPガス業界の利益率がどの程度か知りませんが、他社の設置した設備を買い取りユーザーを分捕るやり方は、ユーザーに対しては何の付加価値も提供していないように思えますし、何年後かには別の小売業者に同じ事をされるかもしれませんね。 またユーザーにしてみれば、設備を無償貸与される代わりに割高のガスを買わされる構図ですから、今後の電気や都市ガスとの価格競争の中では苦しくはなりませんか? あなたの業界では、昔から「無償配管の存続」「設備の無断撤去」「価格の透明化」が問題で、顧客としばしばトラブルになると聞いています。 私が金融機関の担当者だとすれば、「集中管理システム導入」「バルク供給システム導入」「IT化、OA化」「同業者との協業化、共同化」などについて、あなたの経営方針をお聞きすると思います。 蛇足ながら、今回の設備対象となる中古機器類は担保にはなりにくいものと思います。
お礼
御礼遅れまして申し訳ございません。 先日、スターティングメンバーと資金繰りや融資の打ち合わせをしまして、当初は手広くやらずに小規模にやっていこうという結論でほぼまとまりました。融資よりもリースの方向で設備資金調達を視野に入れて頑張ってみます。リース会社も当然に実績のない会社は相手にしてくれないと思いますが、一年目からリース会社に対して翌年度には枠を作っていただけるよう折衝していきます。 たくさんの参考意見をいただけたおかげで、私自身も冷静になれました。本当に感謝しております。
- walkingdic
- ベストアンサー率47% (4589/9644)
その建築会社は2億円に対して保証人になってくれるのか、また建築会社の信用度が2億の融資にふさわしいものなのかですね。その両方の条件を満たしていれば、可能性はあるのかもしれません。あとは金融機関の判断になりますので。 もしその条件が飲めないのであれば、融資を受けるのは無理ですよ。 それにしても、 >2億円の融資を7年長期返済、年利2%、4年目~7年目は借入返済の他に経常利益の50%(1千万/年程度)の支払い これはちょっと都合が良すぎる条件ではないかと思いますけど。 で融資してくれる先はないでしょうか?(実質年利7%位) >私自身の担保は一切なく個人補償のみとなりますが、 建築会社の保証がないのであれば、ご質問者単独に2億の融資を出すところはないですね。 >投資家の方でお話を聞いていただけるような方。またはそのような方 投資家は融資はしません。 株式投資であればベンチャーキャピタルがあります。 これは証券会社を回って色々探してください。 つまり融資を受けるのではなく、株式発行して、その株を買ってくれるところを探します。建築会社が6000万だすとのことなので、まずは建築会社の6000万を資本金にして会社を立ち上げて、第三者割り当て増資で2億集めるんですね。 キャピタルがお金を出すかどうかは、ご質問者が描く事業プラン次第でしょう。
お礼
具体案を盛り込んだ参考になるご回答ありがとうございます。株式投資も私なりに早急に調べてみます。
- poolplayer
- ベストアンサー率28% (124/440)
とりあえず、「起業」ですよね。私が投資家ならこんな誤字をする人に投資はしません。
お礼
大変失礼しました。内容は読んでいただけたでしょうか?ご返答いただければ幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 資金の大半は設備資金です。プロパンガスの配管やガスメータ等の設備から給湯器までを貸与するにあたって必要な資金です。 返済に関しては経常利益の前で資産しており、返済をしながら3年目の決算で5千万程度の資金が翌月繰越金となり、その時点での借入残高が1億2千万強と試算しておりました。4年目以降は返済をしながら決算で3千万弱の利益が出てくると考えておりますが、税引き後利益からの返済となると根本的に数字を組みなおさなければなりません。私なりにも調べてみますが、更なるアドバイスを頂戴できればと存じます。 新規顧客獲得に関しては、新築よりも既存の物件を他社から切替えるというのが大半を占めます。その際に他社がユーザーへ貸与している物件を残存価格で買い取るのに必要な資金が2千件で2億円です。新築ではコストがかかりすぎるのと、一気に拡販するのが困難なためです。 やはりパートナー会社からの転貸が最も可能性の高い方法なのでしょうか・・・ 私自身、営業には自信があっても財務や経理は素人同然であり、このような参考になるご回答を頂戴できたことを心より感謝しております。 図々しいお願いではありますが、借入の返済についてお詳しい内容をアドバイスいただければと存じます。