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ランキンサイクルについて
汽力発電所の給水蒸気系統を、T(温度)-s(エントロピー)線図であらわした、ランキンサイクルについて教えてください。 このランキンサイクルにおいては、蒸気がタービンで仕事をするとき、 温度だけ減少してエントロピーに変化がありません。 蒸気はタービン通過時においては、仕事をして、圧力、温度が低下するわけですからそれは熱量を失ったと言え、エントロピーが減少したとは いえないのでしょうか? 何故この過程では、温度だけ減少して、エントロピーは変化しないのか、どなたかその理由を教えて下さい。
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「エントロピー」について正しい知識をお持ちでしょうか? ご質問にあるとおり、温度、圧力が低下し熱量を失ったと言えます。 つまり「エンタルピー」の減少です。 エントロピーは、サイクル内に出入りした熱量の関数です。 つまり、加熱・放熱があるとエントロピーが変化するということです。 ご質問にあるタービンは断熱変化と考えられるので、エントロピーは変化しません。 (タービンを通過するのは一瞬なので、熱の出入りは無いと見なしています。) h(エンタルピー)-s(エントロピ-)線図を見てみることをお奨めします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 おかげさまで納得することができました。 自分のエントロピーに関しての知識は曖昧でした。 今後はもっと自分で調べてから質問するように致します。