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デジタル地上波全普及後はチャンネル数が増える?
現在進めているアナログ放送からデジタル放送への移行が2011年に全て完了する予定ですが、以前聞いた話で、その後は現存のテレビ局と新設テレビ局などで、チャンネルを増やす事が可能になると聞きました。(地上はデジタルによる多チャンネル化到来?) 現実そう言う取り組みを、今現在行っていると言う動きはあるのでしょうか。
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アナログ終了後はテレビ放送できる周波数は現在より減りますが、デジタル放送はアナログよりもチャンネル設定の制限が緩いため、アナログ終了後に周波数の空きができることはほぼ間違いありません。 ただ、そこに新規の免許を割り当てて、チャンネル倍増するかどうかは、かなり微妙だと思います。 1990年代後半にはアナログ終了後に地上波の新規割り当てがあるような話になっていて、商社などが放送業界に参入してくることを既設放送局はかなり警戒していました。(当時は放送業界は参入しさえすれば大もうけできるものだとほとんどの人が思っていた) しかし、儲かるように見えたデジタルBSは結局各社赤字かごくわずかに黒字程度で大もうけにはかなり遠い状態です。 地上波でも、一人で儲けているキー局は別として、放送局の経営状態はかなり悪くなっていて、地方局ではここ数年赤字の局が結構あります。 (原因はデジタル化=HD化にともなう過大な設備投資とスポンサーがCMに対して払うお金自体が減ったこと) 2011年以降電波利用料が値上げになると、地方で民放4局見える地域は逆に減るかもしれません。 また、近年はいわゆるインターネットTVでもそこそこのことができるようになっていますし、CSチャンネルの入れ替わりもそれなりにあるので、放送業界新規参入はそんなに難しくはなくなっています。 また、BSの新規割り当てが10チャンネル以上も取れるということになったら、あえて地上デジタルで新チャンネルを放送することが得策かどうかはかなり悩ましいところです。 現在日本の電波行政はかなりふらついている状態ですので、2011年以降新規の割り当てがあるかどうかは、だれにもわからないでしょう。 TVの追加割り当てをせずに、さらTVの周波数を減らしてに携帯電話に追加の周波数を出すこともありえますし、現在の電波行政の進み方を見ていると、どうもそっちの方向に進んでいるような気がします。
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- mackid
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#1さんの回答とダブりますが、新規の開設ではなく既存局の複数送出による他チャンネル化になります。新規で局を増やすのはBSデジタルです。
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デジタル化によって利点は数々ありますが。元々の計画段階での最大の目的や方向性はいったい何だったんでしょうね。
- inu2
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地上デジタル放送では、従来と同じくらいの画質(解像度)であれば3番組を同時放送できます ですから、将来的には同一TV局で3番組別々の放送をするという事も考えられます ハイビジョン放送はその3チャンネル分のデータをフルに使いきりますので1番組しか放送できません 新設のTV局が設立される可能性はあまり無いかと思いますが。1局で3番組放送できますので、地方などで関東キー局の放送がされていなかったものが放送されるようになる可能性は十分に考えられます。 逆に、地方で人気のある番組を関東で放送するなんてことも考えられます。
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1局あたりの割り当てが13セグメントあり、1セグメントが携帯用、従来のテレビ放送に4セグメント、残りの8セグメントで双方向通信や、新しい放映が可能と思っていました。 ハイビジョン放送でフルに使いきるのでは、同局で、同チャンネル内での増設は無理ですね。 後、使わなくなるVHF波の扱いはどうなるのでしょう、重ね重ね。
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>1990年代後半にはアナログ終了後に地上波の新規割り当てがあるような話になっていて、商社などが放送業界に参入・・・・・。 正にこれです、私は10数年前あるアンテナメーカーが主催したデジタル放送化(BS,CS,地上)の講習会に出席しこのような事を言ってた記憶があったのです。 それでこの質問をしました。 これは政府?の計画倒れだったのでしょうか。