- ベストアンサー
山の高さを測る
どうやって測るのでしょうか? 何十年も前の古い地図にもエベレストやモンブランやキリマンジャロや穂高岳や磐梯山の高さが書いてありますよね 三角測量ですか?聞いたことはありますが、あの大きな山の高さを具体的にどうやって測るのでしょうか 現在では測量技術も進んでいますからレーザー光線なんかを使うのでしょうが、何十年も前はどうやって測っていたのでしょうか 教えてください
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
三角測量は平面上の位置(緯度、経度)を求めるもので、 その結果は三角点として標石が設置されています。 高さは水準測量によって求められています。 低い山の場合は、直接水準測量といって、水準儀(レベル)と2本の標尺(大きな物差しのようなもの)とを使い、 麓から少しずつ高さを測りながら登ってゆき、合計して山の高さを求めます。 こう言うと簡単そうですが、実際にはたいへんな苦労を伴う測量でしょう。 この方法では測れないような高山の場合は、三角法水準測量といって、 麓から山頂を見上げる角度などから計算で求めます。 その計算には三角測量で求められている麓と山頂の位置(つまり三角点)の数値も用いられます。 三角測量の三角形は平面上のものですが、水準測量の三角形は鉛直面上のものです。 こうして求められる高さの基準点が水準点です。 三角点は高さも求められているようです。 なお日本の山などの高さの基準は東京湾平均海水面で(いわゆる海抜高度)、 国会議事堂横にある水準原点の高さをその海面上24.4140メートルと定めてあるそうです。
その他の回答 (2)
No.2の追記です。 図無しではわかりにくいと思いますので下記を参考にしてください。 http://www.tawatawa.com/chizu1/page012.html http://uenishi01.at.infoseek.co.jp/j550suijyunten.html
外国の山はわかりませんが、国内の有名な山にはだいたい三角点が設置してあります。その三角点の標高を使ってると思いますが、一等三角点なら明治の頃に既に測量済みです。その後、変動がないか調べたりはしていますが。明治の頃なら三角測量で今なら衛星を使ったGPS測量です。