定期保険にするメリットは、保険料を低く抑えるということです。
定期保険は、保険の必要な一定期間を補償する保険です。そこで、保険期間=保険の必要な期間ということになります。ただ、加入のときにいつまで生命保険が必要かを決めることは難しいですよね。そこでとりあえず10年とする、これが10年更新型の定期保険です。
生命保険は、年齢が上がると保険料は高くなります。
例えば、30歳女性の方が加入する10年更新の定期の場合、死亡保険金1000万円で 保険料が月1,490円です。(ファインセーブ、2008年4月契約の場合)
加入年齢が40歳だと、2,150円になります。このように年齢とともに生命保険の保険料は上がります。
20年更新の定期保険の場合、保険料は10年定期より高くなり、同条件で月1,710円です。
保険料の支払い総額を計算してみました。
10年を更新した場合、1,490円×120回+2,150円×120回=436,800円
当初から20年で契約した場合、1,710円×240回=410,400円
保険料が10年後も変わらないと仮定すると26,400円の差が出ます。
ただし、長期の定期保険にもデメリットはあります。契約の初期に保険金が支払われた場合は、多く払っていた差額分は無駄になります。また自動更新が出来ない場合もあります。
まずは、あなたの保険が必要な理由、必要な期間を良く考えて、それにあわせて加入することがベストと言うことになります。
自分のお葬式の費用の為に保険に入ると云うことであれば、今一度終身保険も検討してください。家族のための保険ということであれば、必要な期間にあわせた定期保険をおすすめします。