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古いアコースティックギターの保管方法について教えてください(長文です・・・)

約20数年前に25000円程で購入したモーリス製のアコギを所有しています。当時からあまり使うことなく、ソフトケースに保管したまま押入れに入れっぱなしだったのですが、3年ほど前に久々にやってみようと思い取り出してみました。思ったほど劣化してなくトップ板表面や指板は結構ツルツルして艶もありました(色はサンバースト)が、フレットやペグの金属部分は錆び気味でざらざらとして艶がないといった状態でした。その後、ギタースタンドに立てたまま部屋に出してはいたものの、結局はほとんど触ることなく埃が積もるばかりでした。途中で少し弦を緩め、気が向けば埃をモップで払ったりしてましたが、結果ザラザラとした表面となりかなり艶がなくなってきました。なるべく直射日光があたらない場所に置くのですが、邪魔になるので部屋のあちこちに追いやられ、西日等が当たったりする事はありました。いい加減にどこかにしまってくれと言われるばかりなので、予算の都合上ソフトケースを購入し、ある程度綺麗にしてから保管(おそらく押入れになります)しようと思ってます。そこで教えて頂きたい事として、具体的にどんな手入れ剤が良いのか、やっぱりハードケースの方が良いのか、弦は張り替える、また緩めておく方が良いのか、金属部分はどうすれば良いか等々、基本的な手入れと保管方法をお聞きしたいのです。ひょっとしてもう寿命なのか・・・素人にはなかなかわからず、またおそらくしまい込んでしまえばほとんど出すこともなくなってしまうと思いますが、処分してしまうのはちょっともったいないので、置いておきたいのです。ご教授よろしくお願いします。

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noname#199778
noname#199778
回答No.2

長期保管する場合の対処についてですが、基本的には定期的に楽器をひっぱり出して各部をチェックし、状況の変化を確認して対処を決めるのが妥当といえるでしょう。しまいっ放しにしておくのは、どんな保管方法をとったとしても不安を残すことになると思います。はじめは1ヶ月に1回くらいずつひっぱり出して状態をチェックして異常を補正するようにし、そのギターの大体の癖や個性などがわかってきたらそれに応じた扱い方をするのが良いと思いますよ。 とりあえず、一般論としては、弦をペグ2~3回転くらい緩め、金属部分などは丁寧に拭いておき、その上でハードケースの湿度調整剤と一緒に入れて保管するのがよいでしょう。 弦については、古いままにするより新しい弦に張り替えておく方が良いと思います。錆びやすい古い弦を張った状態で保管するより、サビや汚れのない新しい弦にして保管しておいた方が、不安は少ないでしょう。 弦を緩めるかどうかに関しては、諸説あるのでどうするべきと一概に決めてかかるのは難しいところがあります。ただ、金属弦のアコースティックギターは弦の張力が高いため、長期保管時には少し緩めておくのが無難という意見が多いでしょう。実際には、保管中にも時々ギターをひっぱり出してネックの状態を確認し、反りが進行していないかをチェックして対処を決めるのが妥当だと思います。弦を緩めない状態で長期間保管してみて、順反りが出る傾向が見られるようであれば、弦を緩めて保管する方が望ましいでしょう。なお、弦を取り払ってしまうのは、お勧めしません。ギターには弦の強い引っ張りに対抗する補強としてトラスロッドがネックに埋め込まれているので、弦が張られていない状況ではトラスロッドの力が強く作用して逆反りが出る傾向が強くなる可能性があるなど、ネックが不安定になることが予想されます。弦を外して保管するとしたら、トラスロッドを緩めきった状態にして保管する方が良いでしょう。 金属部分に関しては、皮脂汚れなどが乗っていると錆びる可能性がありますので、よく拭っておくと良いでしょう。ただ乾拭きで拭うだけでもだいぶ違うと思います。 湿度の調整に関しては、過度の乾燥もあまりギターにはよくありません。楽器店では湿度調整剤というものを取り扱っていると思いますので、それをケースの中に入れておくのが良いでしょう。 ケースに関しては、ハードケースが望ましいと思います。ソフトケースではギターの保護としては頼りないところもありますし、また一定の湿度を保つことについてもあまり効果的ではないでしょう。 ただし、冒頭にも書いたように、長期保管する場合でも、ずっとしまいっ放しにしておくのは、楽器にとっては厳しい条件になると思います。長期保管する場合でも、定期的にひっぱり出して状態を見直し、変化に応じて適宜対処するのが望ましいでしょう。どのような状態異常が出るかを予見するのは非常に難しいと思いますし、そうである以上未来に起こり得る異常に対して対策を施しておくということにも限界があります。そうした当て推量の対処を先に施しておこうとするより、定期的に物を観察してその時その時の目に見える状態に応じた現実的な対策を随時施していく方が、楽器の状態を良好に保てると思いますよ。 参考になれば。

  • mackid
  • ベストアンサー率33% (2688/8094)
回答No.1

一番の手入れは毎日弾くことです。ギターの立場になって考えれば、金属部分のツヤがどうこうではなくて、弾いてくれるのか、の方が重要ではないでしょうか。 少なくともきちんと音が出ているのであれば寿命ではないはずですが、将来的にも弾くつもりがないのにきれいに保管しても意味がないように思います。 質問の回答にはならないかも知れませんが、しまい込まずにお弾きになるか、お弾きにならないのならご親戚のお子さんなど、どなたかに譲られた方がギターとしては幸せなのではないでしょうか。

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