- ベストアンサー
クラシックギターの保管、弦のはり替え
5万円ぐらいのクラシックギターを持っています。 いつもはギタースタンドに置いているのですが、電気ファンヒーター(加湿機能つき)をつけた部屋に置く場合、 そのまま気にせずスタンドで保管するのと、ギターケース(ソフトケース)に入れて保管するのでは、どちらがギターにとって長く使える保管方法でしょうか? また、弦はどれぐらいの間隔で替えるべきですか?はり替えの目安などを教えてください。 はり替える場合、素人(私)が替えても大丈夫でしょうか?はり替えのコツや、やってはいけないことを教えてください。 ちなみに今はスチール弦が少し錆びている感じです。ナイロン弦は変わりないようですが、変える場合は6弦全て一緒に変えるものなのでしょうか。 (近くの楽器屋では、替えだけで1週間待ちの場合もあるとのことなので、できるならば自分で替えたいです。) 色々質問が多いですが、よろしくお願いします。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
ギターの保管についてですが、ソフトケースでは温度や湿度を中と外とで大きく遮る能力はそれほど高くありません。 ですので、ギターの保管環境を整えるという意味では、大した差はないかもしれません。 ただ、ソフトケースに入れておいたほうが、埃などを防いだり、軽い接触から守る意味では有利でしょう。 いつでも手を伸ばせる、飾りとして目の保養としておいて置きたいなど、ソフトケースに入れない理由と、ケースに入れる理由とをつき合わせてみて、自分としてはどちらを重視したいかで選ぶのでも良いと思いますよ。 ギターを長く使っていく上では、どこに保管しておくかより、むしろ、いかに手入れをしていけるかのほうが重要かも知れませんね。 弦の交換についてですが、ガットギターでもその他のギターでも、ひと月前後で交換というのが一般的なように思います。 弦を張った状態では、常に弦に力が加わっていますから、弦はそれだけ疲弊していきますので、外見上問題ないとしても、常に音は劣化しています。 定期的に交換するのが良いと思いますよ。 弦の交換については、一度に全部を張り替えてしまうことをお勧めします。 張替えの途中で切ってしまった(ガットではあんまりないと思いますが)など、交換して間もないものであれば、一本だけを交換というのでも良いかと思いますが、ある程度使った弦を部分的に交換すると、それ以外の交換しなかった弦の音とのギャップが心地よくないということになるかもしれません。 弦の交換については、個人でも十分にできるものです。 むしろ、ギターの弦交換は自前でできる最も基本的なメンテナンスのひとつだと思います。 チューニングを合わせるのも自分でやる楽器ですから、その延長線上として弦を自分で交換できるようにしておくと良いと思いますよ。 コツについては、なんともいえません。 やってみると、作業自体は意外と単純なものだと思います。 とりあえず、ペグのところで弦が絡まないように整然と巻きつけるようにするとか、ブリッジではしっかりと弦が留まるように結わえるとか、そういったところに注意すれば十分だと思います。 あと、見た目には良くわからないかもしれませんが、張った弦が捻れていたりすると音に響くこともあるので、そのあたりにも気を遣ってみるのも良いと思いますよ。 なお、弦の張り方については、突き詰めると宗教的な領域までこだわることができるものでもありますね。 あ、ガット弦だと、一度張ってから、弦が良く伸びますので、張った時点でチューニングを合わせておいても、次の弦を張り替えた頃には、弦が伸びて音程が下がっていることがあります。 ですので、何度も根気良くチューニングをあわせ直す必要があると思います。 しばらくすると弦の伸びも落ち着いてくるので、それまでは何度もチューニングをしなおすことになるでしょう。 なお、ガット弦にこういった特徴がありますので、普段から演奏の直前、ある程度弾いた後など、頻繁にチューニングを確認する習慣をつけておくのが良いと思います。 弦交換の詳しいやり方については、ネット上で検索してみると、いろいろと解説しているページが見つかると思いますので、そちらも参照してみると良いでしょう。 ちなみに、スチールに見える弦は、ワウンド弦といって、スチールに見えますが、芯線にナイロンを使っているナイロン製の弦ですね。 周りの巻きつけた線がさびているのであれば、美観上は交換したほうが見た目ぱっとすると思うので、交換したほうが良いでしょう。 錆びているということは、しっかり使ってきたということでしょうね。 そろそろ新しい弦に換えて、今までの弦は引退させてあげると良いと思いますよ。 参考になれば幸いです。
その他の回答 (5)
- terra5
- ベストアンサー率34% (574/1662)
乾燥を好むという回答がありますが、間違いです。 乾燥させすぎると割れたりします。 木の楽器はどれも共通で一定の温度、湿度がベストです。 乾燥剤は無条件に湿度を下げるのでだめで、 楽器の場合は一定の湿度に保つためのものが市販されていて、使うならそれを使います。 今の置き場所だと、気温が下がった時に湿度が上がりすぎたり、結露したりしないかが気になるところですね。 あまり、室温を上げ過ぎたり、加湿しすぎたりしないように気にした方がいいと思います。 ギターの弦の交換ですが、一度に弦を外さずに一本ずつ交換した方がいいでしょう。 どの弦がどの場所にどの方向に巻き付いているか間違えずに済みますし、 弦を全て外すと外れるパーツがあるとか、 負荷の変動が激しくて楽器によくないということもありますし。
お礼
回答ありがとうございます。急激な温度、湿度変化だけはさせないように気をつけます。湿度は気にすると限がなさそうですね(^^;1本づつ交換するのは間違える可能性が少なそうでそうしてみます。
- tbrown
- ベストアンサー率26% (154/587)
クラシックギター歴20年ぐらいです。 5万円ぐらいのギターで、倒したりする子供の心配等が無いのであればスタンド保管で良いと思います。 ただし、少し良い塗装のギターを、スタンドのネックの当る部分にゴムクッションのようなのが使われているものは、ネックの塗装を溶かしてしまいます。(この為、クラシックギターには使用できませんと記載のあるものがあります) 私のうちは子供が小さいので、常にハードケースの中です。 子供ができるまでは10万以下のギターはスタンドに立てっぱなしでした。 弦に関しては、ちゃんとしたレッスンや発表に使用するものは、低音セット(6,5,4弦)と高音セット(3,2,1弦)はいっぺんに張り替えています。 とくに低音は劣化が激しいので、低音セット2回交換で、高音セット1回交換ぐらいのペースです。 いつでも手元においておける練習用ギターという感覚なら、お金も勿体無いので低音弦でも切れる寸前まで使って、その弦だけ替えます。特に4弦はすごく劣化するので、4弦に合わせて全部なんか張り替えていたら、いくらお金があっても足りません。 弦の張替えで楽器屋さんにだしていたらキリがありません。ちゃんとした教則本でも購入して、自分で張り替えられることをお勧めします。 弦の張替え時にやってはいけないことは、まだ音の鳴るような弦の張りがある時に、ニッパーや、ナイロンカッター等で弦を切ってしまうことです。 高価な塗装の薄いギターなら、切れた弦が反動で表面板に当って、ブリッジの外側の部分に傷が入ってしまいます。 音が鳴らなくなるぐらいまで弦を緩めてから切った方が良いですよ。 弦を張り替えるタイミングは、私の場合はちゃんとしたギターは、30分以上弾いているのにチューニングが緩まなくなった時ですね。新しすぎる弦は緩みすぎて練習どころではありませんが、古くて張りすぎた弦は緩まない代わりに音も悪いですし、保管していてもテンションが強いままなので、ネックに良い影響がありません。 プロのクラシック奏者はいちいち弦を緩めない人が殆どですが、いつも新しい弦を張っているので、寝て朝起きるぐらいの感覚ですごく弦が緩んでいるから、いちいち緩める必要がないのです。 じゃぁ私も使っている5万円ぐらいのギターは、弦を長く張りっぱなしで大丈夫なのか?との疑問が湧いてきそうですが、やはり大丈夫ではありません。長く弦を張りっぱなしで使っていると、ネックは曲がるし、表面板は飛び出してきます。 こうなったらまた新しいギターを買っています。 常に弦を張り替えるのが面倒くさいし、こんな使い方でも3~5年ぐらいは使えます。 ちゃんとしたギターは、そうそう買えないので弦も張り詰めないように、きっちり保管しています。 まぁ 参考程度にしてください。
お礼
20年のギター暦はすごいですね。私はまだまだtbrownさんと比べるとヒヨコどころかタマゴですが、日々精進したいです。弦のはり替え方法や時期について具体的な説明ありがとうございます。
再び失礼します。 ソフトケースについてですが、ソフトケースがギターに直接的に何らかの負担をかけるということはないと思います。 ケース自体が柔らかく、ギターに対して負荷をかけられるだけの強さ・硬さもないと思いますし、ギターに合わせて作られているものであれば、ケースがギターを傷めるなどはあってはならないことですので、ソフトケースでの保管がネックに負担をかける云々は迷信と思ってよいと思いますよ。 ケースのサイズが合っていなくて、ギターを入れるとケースがぱっつんぱっつんになるなどということがあれば、話は変わるとは思いますが、そうでなければ気にしなくても良いでしょう。 ただ、ケースに入れているかどうかの別を問わず、ギターを置く時に、ネックを支点にして壁に立てかけたりすると、ちょっとした影響がでる懸念はあるかも知れませんね。 でも、ネックを支持して立てかけるタイプのギタースタンドも多数ありますから、よほど変な負担がかかる姿勢で置いておくことがなければ、それほど心配は要らないとは思います。 具体的な保管方法については、やはり好きなようにしてよいと思いますよ。 ソフトケースに入れて万が一に少しでも備えておくのも良いですし、スタンドに裸で立てておいて、いつでも弾けるようにしておくのでも良いでしょう。 埃よけ程度でしたら、上から毛羽立ちの少ない大き目の布をかけておいたりしてもそれなりに効果はあるでしょうから、ケースにしまうのが面倒でも埃はよけたいというのであれば、それでも構わないと思います。 置き方が気になるのでしたら、ソフトケースに入れてスタンドに立てておくのでも良いでしょう。 いずれにしても、自分のスタイルにあったように保管するのが良いと思います。 先にも書きましたが、ギターを大事に使う上では、どのように保管しておくかよりも、いかに継続的にケアをしていくかの方が、重要なのではないかと思いますよ。 たびたび失礼しました。 参考になれば…
お礼
再度の回答、そして保管方法についてありがとうございます。自分の生活スタイルに合った方法で保管して、もっとケアをしてあげることにします。
- bumin
- ベストアンサー率31% (219/686)
ギターは基本的に乾燥を好みます。 常温であれば、ファンヒーターのある部屋においてもさほど問題は無いと思います。(直撃は×ですよ) ただ、保管についてはケースに仕舞わずに置いておくのは避けた方がいいと思います。 ギターに埃がたまると音の抜けが悪くなりますから。 もちろんまめに鳴らしてやるのが一番ですが、弾き終わったら手脂などを拭き取り、出来れば専用のワックスで磨いてケースに仕舞いましょう。 また、菓子箱などに入っている乾燥剤をサウンドホールに放り込んでおくのも良いと思います。 なるべく毎日鳴らしてやるのが湿気にも埃にも一番の対策ですし、音もどんどん良くなります。 弦は、特にこだわらなければ一年くらい替えなくても良いですが、替えるときはすべて一緒に(古い弦はテンションが落ちでいますので新しいものと一緒にすると調律が出来ませんしそりの原因になります) また、弦を張らずに保管することは絶対に避けましょう(そります)
お礼
乾燥剤を入れるんですか。ちなみに張り替える時にサウンドホールの中を掃除することは可能でしょうか?手入れは古ハンカチなどでたまに拭いてます(^^;もうちょっと手入れにこだわるのがよさそうですね。弦を買う時に布など付属物も物色してみます。回答ありがとうございます。
- asdfldfnjsvfs
- ベストアンサー率42% (75/178)
弦の事について回答させて頂きます。 >弦はどれぐらいの間隔で替えるべきですか? >はり替えの目安などを教えてください。 →これは家で練習するくらいなら、多少錆びようが音痴になろうが構わないと思います。 まあ、替えようかなと思った時が替え時ですね。 古い弦はハイポジションを弾くと良くわかりますが、音痴になります。 >はり替える場合、素人(私)が替えても大丈夫でしょうか? >はり替えのコツや、やってはいけないことを教えてください。 →基本的な弦の替え方はご存知ですか? なら、『ねじれないように張る』位を気をつければ良いとおもいますよ。 弦の替え方をご存知ないなら、可能ならお友達などに訊けばよいと思います。 図入りで説明しているサイトがあるかもしれませんね。 >ちなみに今はスチール弦が少し錆びている感じです。 >ナイロン弦は変わりないようですが、 >変える場合は6弦全て一緒に変えるものなのでしょうか。 →普通は6弦全て同時に変えますね。 乾電池みたいなもんです。
お礼
ハイポジション?高音ということでしょうか?無知ですいません…。弦の交換は人がやっているのを眺めた程度の知識です。弦と一緒にメンテも書かれた本も買おうと思っています。ちなみに乾電池の交換はいちいちチェッカーで確かめてからダメなのだけ替えてます…勧められた方法ではないようですが(^^;回答ありがとうございます。
お礼
ギター関連で検索した時、何度かお名前を拝見しました。ギターへの造詣の深さはすごいですね。私の愚問への回答ありがとうございます。弦の交換でもこだわれば奥が深そうですね。捻れなどについて検索してから自分で交換してみます。埃や傷防止のためケースに仕舞うほうがいいんですね。昔、友人にソフトケースだとネックなどに負担がかかるからスタンドの方がいいと言われてスタンドを使っているのですが…。どちらも大差ないのでしょうか。スタンドだと気が向いた時にすぐに弾けて、私には楽に取り扱えて好きです…ちょっとジレンマ。スチールの中はナイロンとは知りませんでした。ちょうど年末ですし、針供養ならぬ弦供養します。錆びたのはきっと練習量よりも汗っかきだからでしょう(笑)