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社会主義と共産主義のちがいについて
社会主義と共産主義のちがいについておしえてください。 もし過去記事にありましたら、そのURLをおしえていただけないでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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- aminouchi
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#323699での良回答となっております回答は、社会主義・共産主義と全体主義の混同があるようです。 社会主義というのは19世紀半ばに資本主義の発達とともに目立ってきた貧富の差の拡大、都市における無産労働者(特別な財産を持たず、人に雇われて働くしか生きていく道のない人々)の増大、無秩序な生産による恐慌の発生などの問題を解決するためにうまれてきた「経済的に平等な社会」「景気変動をなくす(小さくする)」ことを目指す思想です。基本的には、土地や工場など新たな価値を作り出す手段を個人の所有でなく社会全体で所有し、得られる利益を平等に分配することによって、経済的平等をもたらそうとします。また、政府による計画経済によって景気変動をなくそうとします。 さて、共産主義というのは英語で言えばcommunism(コミュニズム)であり、「~を共有する」という言葉からうまれています。マルクスは自分の思想をこの言葉で示し、社会主義が一層進歩したものとして使っています。彼によれば、社会主義は共産主義への道程の途中にあるものでそれは「能力に応じて働き、働きに応じて得る」社会であり共産主義では「能力に応じて働き、必要に応じて得る」社会であるとしています(この二つの差は微妙ですね)。 歴史的にはマルクス主義を信奉したレーニンらによって、ソビエト連邦が成立したことなどからマルクス主義が社会主義・共産主義の主流あるいは代名詞となったためこのマルクスによる両者の違いの定義が一般的には使われますが、もう少し考えてみますと、社会主義と名前がついていてもマルクス流のとは異なる社会主義があり(例えばフェビアン主義)、その場合にはマルクス主義を共産主義とし、他のものを社会主義として区別する場合もあります。 また、全体主義(ファシストイタリア、ナチスドイツ、戦前の日本など)においては「全体のために個人は存在する」という立場から、政府が政治・経済・思想など社会のあらゆる側面を強力に統制し、国家があたかも一人の人間であるかのように動かそうとします。この場合に、経済的には計画経済に似たものとなりやすいですが、生産手段は私有のままであり、社会主義とは明確に異なります。
- saya2525
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過去記事を見つけました。 「社会主義と共産主義」 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=323699 「社会・共産・資本・民主主義の違いは?」 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=310248
- TK0318
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>もし過去記事にありましたら、そのURLをおしえていただけないでしょうか。 ということで。