はじめまして。
先月53歳の父を胃癌で亡くした者です。
みなさんちょっと言葉キツめですが、確かに主治医に説明していただくことが一番だと思います。
わたしは主治医が信頼出来る人間ではなかったので(ココではそれについては省略させていただきますが、第三者に言わせても「その医者は本当に医者?」と言うくらいで、その病棟の看護師たちも私たちに「先生があんなことを言って本当にごめんなさい」と言ってくるほどでした)
病院不信・医師不信の気持ちはわかります。
父は『胃癌・肝転移』から始まったので、手術は出来ませんでした。
肝臓の数値も上がってきてビリルビン値も上がり胆管が詰まり始め、黄疸が出始めました。
そのようになる少し前の段階で、癌専門の都内の病院をセカンドオピニオンで何件か回ったのですが、「肝臓の数値が高いと抗がん剤は適用しない」とどこでも言われました。
推測でしかないのですが、腹水が溜まっているということから、肝臓の機能が良くないのだと思います。
そして、抗がん剤は肝臓の働きが良くないとどんどん肝臓に蓄積していき、抗がん剤が原因で最悪の事態を迎える可能性が高くなります。
腹水があるとのことですが、足の浮腫などはどうですか?黄疸は??
わたしの父は亡くなる1週間前ぐらいからそのような症状が出始めました。
私は医者ではありませんが、今回の父のことで看護師さんや医師や免疫療法の先生に聞いたところでは、癌で腹水が溜まり始めるのは良い状態ではないと思います。
免疫療法を・・・とありますが、父のために探し回り、免疫療法をしました。正確には免疫療法の培養に成功しました、です。
免疫療法とはだいたい、その患者の血液を2週間近くかけて培養し、また患者に点滴として入れる、というものです。
父はその免疫療法の培養に成功し、「明日点滴だ!どんな効果があるのかな。少しでもQOL(生活の質)が向上して、吐き気や痛みがおさまって、少しでも生きて・・」と思っていましたが、その明日を迎えきれず・・・。看護師さんたちや事務の人たちまで悔やんでいました。
主治医の話を聞くのも、免疫療法を受けるのも、転院するのも、迷っていられるのであればするべきだと私は思います。そしてわたしはそれらを全部しました。その時その時にやれることをやってあげたいと思ってやっても、後悔はたくさん残るからです。それは今になって知ることですが・・・。
ただ、患者さん本人には最後まで人間としての尊厳をもっていて欲しいと思います。そして人間としての尊厳とは、人間らしくいること=生き
る希望を捨てないことだと思います。
「IV期は末期だとたくさんの医者は言うけれど、『私』は末期だと思っていない。頑張りましょう」と言ってくれた医師もいました。父の顔が緩みました。
嘘も方便とは言いませんが、言葉は力です。そしてその言葉は、心から思って発しなければいけないと思います。
>本人ともども家族もこのまま、進行するばかりかと、落ち込んで相談した次第です
家族が周りが落ち込むので、本人も落ち込むのだと思います。
癌とは、患者本人だけが戦うものではないと思いますし、今でもそう思っています。
質問者様も戦っておられるのだと思います。
戦えるまで精一杯戦って、抗って抗ってみましょう!!
応援しています。
お礼
sodenosita様有難うございます。言葉不足でいろいろ皆様にご忠告、ご意見いただき大変恐縮しています。主治医の先生に、再度質問、疑問を問い、納得できるようにしたいと思っています。末期の癌であることは、間違いないことも承知していますが、4週間の入院予定から、未だ退院できない状態で、本人ともども家族もこのまま、進行するばかりかと、落ち込んで相談した次第です。緩和ケアに対して、その病院が、受け入れてくれるかそうか、もしくは別の病院を探すか、どうしたらよいのか、考え込んでいました。ですが、担当の先生に、具体的な疑問等、聞いてみるつもりです。もうひとつ、免疫療法という治療法も、知りたいことの、ひとつです。決して完治など望むものではありません。緩和ケアとして選択の余地はあるのでしょうか?