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「悪夢の帆走」の英名タイトルについて
JAMES THAYERジェームズ・セイヤー(安原和見 訳)新潮文庫の「悪夢の帆走」を読みました。大変おもしろいヨットでの海洋冒険小説でした。この中で主人公はハイテクの「ヴィクトリー号」という名前のヨットでした。この本の英名のタイトルが「FORCE12」となっていますが、この「FORCE12」は本文中には出てなかったと思います。どういう意味なのでしょうか?教えてください。
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英国の外洋ヨットチーム名:現実のチーム名を使うわけないので却下 米国の無線アンテナの会社名:無線(気象情報収集)に使ってたのか? FORCE=帆に受ける風力、12(強さ):温帯低気圧で風力12=暴風
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風力です。 ビューフォート風力階級では12段階に分けられており、その最大のものです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E5%8A%9B こちらには写真もあります。 http://en.wikipedia.org/wiki/Beaufort_scale
お礼
【回答】ありがとうございました。 新潮文庫及び、訳者からも下記の通り返事をいただきましたので、掲載させてもらいます。 新潮文庫をお読みいただきまして、有難うございます。 少し古いことなので、詳しいことは忘れてしまいましたが、確か風力のランクを表していました。本文にも出てきたと思います。主人公が大嵐に立ち向かうあたりですね。念のため、訳者にもう一度確かめました。以下が返信です。 * お尋ねの Force 12 ですが、風力のランクで、意味としては「風力12」、名称としては「激風(hurricane)」だそうです。これは国際的に広く用いられている「ビューフォート風力階級」によっていますが、この階級では風力はゼロから12までしかなく、というより定義としては風力11までしかなく、それより強くなると全部「風力12」ということになっているようです。 ちなみに「風力11(暴風)」の定義は、風速28.5~32.6メートル/秒で、陸上ではめったに起こらない広い範囲の破壊を伴う」、海上では「山のように高い大波(中小船舶は一時波の陰に見えなくなることもある)。海面は風下に吹き流された長い白色の泡の塊で完全に覆われる。いたる所で波頭の端が吹き飛ばされて水煙となる。視程はそこなわれる」だそうです。あとがきに書いておけばよかったなあといま反省しきりであります。 読者のかたからこういう形で反応があるとうれしいですね。どうぞよろしくお伝えくださいませ。 * 今後とも新潮文庫をお読みくださいますよう、よろしくお願いいたします。 新潮社
お礼
【回答】ありがとうございました。 確かに、本文中に風力がだんだんと強まっていきヨットが激しく横転する記述がありました。 新潮文庫及び、訳者からも下記の通り返事をいただきましたので、掲載させてもらいます。 新潮文庫をお読みいただきまして、有難うございます。 少し古いことなので、詳しいことは忘れてしまいましたが、確か風力のランクを表していました。本文にも出てきたと思います。主人公が大嵐に立ち向かうあたりですね。念のため、訳者にもう一度確かめました。以下が返信です。 * お尋ねの Force 12 ですが、風力のランクで、意味としては「風力12」、名称としては「激風(hurricane)」だそうです。これは国際的に広く用いられている「ビューフォート風力階級」によっていますが、この階級では風力はゼロから12までしかなく、というより定義としては風力11までしかなく、それより強くなると全部「風力12」ということになっているようです。 ちなみに「風力11(暴風)」の定義は、風速28.5~32.6メートル/秒で、陸上ではめったに起こらない広い範囲の破壊を伴う」、海上では「山のように高い大波(中小船舶は一時波の陰に見えなくなることもある)。海面は風下に吹き流された長い白色の泡の塊で完全に覆われる。いたる所で波頭の端が吹き飛ばされて水煙となる。視程はそこなわれる」だそうです。あとがきに書いておけばよかったなあといま反省しきりであります。 読者のかたからこういう形で反応があるとうれしいですね。どうぞよろしくお伝えくださいませ。 * 今後とも新潮文庫をお読みくださいますよう、よろしくお願いいたします。 新潮社