シフォン型ですが、アルミ製の型はプレス加工で整形するため、どちらでも同じです。内側に剥離加工(シリコンなど)をしていなければ大丈夫です。
シリコンなどの剥離加工をしている場合、冷ましている間にシフォン生地が剥れ落ちてしまい結果的にしぼんでしまいます。
シフォン生地は、型に霧吹きで水を噴いてから生地を入れてやると良いですよ。
デコ型ですが、ブリキのものが焼成するのに適しています。
中に紙を敷いて使います。底の部分の丸いものと横の部分の帯を用意して敷きます。
もしくは、溶かしたバターかマーガリンをハケで型の内側に塗り、そこへ小麦粉を振り、ひっくり返して叩き余分な小麦粉を落として、冷蔵庫で冷やしておきます。
それに、生地を入れて焼くと紙を敷く必要はありません。
焼き上がって、生地を型から出す時も綺麗に剥れます。
生地によっては、剥離油を塗る場合もありますがこれは生地の油脂量が多い生地の場合です(バター生地など)
ステンレス型は、ムースなどの流しものをする場合に使います。
従って、焼き型としての使い方はしません。
ステンレスは、熱伝導が良いというか良すぎるため生地に直接的に熱が入ります。ゆえに、火が片寄ったり外側だけが焼けてしまい均一な焼き上がりになりません。
ブリキの型にムースを流すと、錆が出てムースの表面に黒い部分が出来てしまいます。
自分のようなプロは、デコ型やシフォン型の焼き型にステンレスのものや剥離加工をしているものはあまり使いません。
剥離加工をしているものは、一見良いように思えますがそれぞれ用途がありますので、一概に良いとは言えません。
お礼
非常にわかりやすい回答ありがとうございます。 デコ型はスポンジを焼く以外に使うことはないので、ブリキが適していそうですね。ただ、扱いが難しそうですが・・(^^; でも、どの型でも、取り扱いは注意しないといけないところもあるし、どの道具も大切に使わないといけないので、ここはブリキも挑戦してみるつもりで、よく考えて決めますね。 アドバイスありがとうございました。