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なぜ男性は今だに男らしさを強制される?
近年は女性に女性らしさを強制することは行けないとされているのに、 なぜ男性は今だに男らしさを強制されるのですか? とても不愉快です。 なぜ男性はそれに対して怒らないのですか? よく女が何々をするべきではないとかいう人がいますが、 そういう人に言いたいです。 女がしてはいけないと言うことは全て男に押し付けられているということです。それをわかっているのでしょうか。 なぜそれを男性は怒らないのでしょうか(女性だったら押し付けないでと怒るのに)? しんどいことばかり押し付けるなと。 確かに腕力とかは男女差はありますが、勇気とか勇敢さとかは 個人差であって男女差ではないはずです。
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- hossannpap
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中々難しい問題ですね! 上手く纏められるか自信は有りませんが、団塊世代の親父の独り言として、思い付くままに書いてみましょうか・・・ この言葉を使う者にとって、この言葉を使う事でどの様なメリットが有るかを考えてみましょう・・ でも、その前に、この言葉が、最も肯定的に使われた環境は、どの様なものであったでしょうか? 肯定的!老若男女の殆どが、一般的に肯定していた環境・・・江戸時代の士農工商の中でも特に士(武士)階級、明治から昭和前半までの富国強兵を国是とした時代、などが、社会の常識として「男らしさ・女性らしさ」を強調しました。では、何故そうだったか・・・男は価値観の最優先順位を一命をとすことを求められました。これを二番手三番手の価値順位に置くと「武士に有るまじき・・・」と非難されたり「赤子たるものお国の為に命も顧みず」の中で、非国民とされたのです。個人より藩や主君・国や上官の命の方が、優先順位が上とする社会秩序で、治めていました。 ですから、この価値観をストレートには求められない、農工商や軍人以外の者は、命を捧げていない者として低く見られた訳です。 「女らしい」も、前述の「男らしい」と言う価値観をしっかりと支える女性が、最も立派な女性で有らなければならなかった訳です。 さて、時代も環境も大きく変化した現在の日本でも、当時の「男らしい・女らしい」の重みはかなり無くなっていますが、未だに使われます。 何故か?? 「男らしい」・・・ 組織社会(企業・公務員・団体・協会)更なる細分化はご容赦・・ 組織の維持の為に「男らしい」は、個人個人の潜在意識下の精神的価値観として、より強く持っている者の方が、業務遂行維持の感情的管理がし易い。 自己都合より組織都合を優先させるのに手間が省ける。 親が男子に向ける期待と教育では・・・私個人はあまり使いたくない言葉ですが、いわゆる「勝ち組」になって欲しいと願う中で「男らしい」は、競争に勝ち残る事イコール将来の豊かな暮しの手形! 学校では、先に述べた組織と同じ理屈に似てる精神的管理に利用していると思います。 女から見た「男らしい」と言う言葉の便利さは、最終責任者を男に押し付けて置く事の人生の気楽さが有るのではないでしょうか。 「男らしい」の最後に・・男からみた「男らしい」を先に述べた意外に求めてみると、この言葉の上にアグラをかく事で、命じられた事、又は、個人で選んだ専門分野、に没頭する事で、基本的生命の維持の為の大半の雑事や子育てに関わらなくても大義名分が立った。 「女らしい」・・・ 組織の為に命を投げ出す役目の者に、恒常的に、死に対して疑問を持たず誇りを持たせる役目の教育に便利であった。 現代では「女らしい」は「男らしい」に比べると、かなり御都合主義で利用されていると思います。 もう、男を支える為の「女らしい」は、殆ど死に絶えたと思ってよいでしょう。が、先に述べた「最終責任者からの回避」には便利でしょう。 男から見た「女らしい」は、世の中の体制や仕組みの変化に着いて行けず、女は男が庇護する存在であり、又、どんな無能・低能な男にでも、男を立てるべき控えた存在で、あって欲しいという時代遅れの願望も含まれている様にも思います。 では、女自身の「女らしい」は、どんなメリットが考えられるでしょうか? 責任回避は既に述べましたので、それ以外では、自分で得た収入を自分の為だけに使う事が認められ易い??(習い事・旅行・外食・ファッション・メイク)など・・ かなり象徴的に書きましたので、全ての人が上記の範疇に当てはまるなどと言う不遜な考えで書いたのではない事をご理解下さい。 長々と書き連ねましたが、結論としては、各々の老若男女が、この言葉の持つ意味を理解し、それを使うには、便利さもあるが、自分の生き様にも責任ある言動が伴う事を覚悟しているかが問題なのではないでしょうか?言替えれば「らしい」と言う言葉を使うに当たって、其々の人の言動に矛盾が無い責任ある振舞いをしているかを考えててみるのも良い事ではないかと思います。 私は如何だろう??? 質問の答えにはならなかったかも知れません。内容のダブった部分も有って読み辛いと思います。そして、長々と御免なさい!